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10/4【NOAH】「チームの注目度上げてオカダの両国につなげる」 10・8GHCタッグ挑戦へYOSHI-HASHIインタビュー

 ノア10・8後楽園大会でオカダ・カズチカと組んでGHCタッグ王座に挑戦する新日本・YOSHI-HASHI。(以下YOSHI) ノアに乗り込んでの丸藤正道&矢野通組戦は当初IWGPヘビー前哨戦だったが、自身のアピールが実ってGHCタッグ王座が懸けられることになった。タイトル獲得でオカダ&YOSHI組のチームとしての評価を定着させることが目的。今夏G1で株を上げたYOSHIが、ノアマットや丸藤、矢野への思いも含めて語った。


【YOSHI-HASHIインタビュー】

――自身のアピールが発端でノアでのGHCタッグ挑戦が決まったが?

▼YOSHI「今回、矢野さんと丸藤さんとの試合は、もともと組まれていたカードですけど、あの二人もタッグのベルトを防衛したみたいだし、せっかくやるならそれを懸けてもらったほうが、もっと試合自体に注目が集まるんじゃないかな、と」

――単なるIWGP前哨戦では終わらせたくないという気持ちはあった?

▼YOSHI「そうですね。あっちのリングに乗りこむからには、自分も爪痕を残したいという思いはあったので。神戸の試合も盛り上がりましたし、その勢いというか、気づいたら『どうせやるならベルトを懸けてほしい』って直訴してました」

――リング上での丸藤と矢野の反応は?

▼YOSHI「丸藤さんはベルトを掲げてきて『受けて立ってやる』みたいな感じで、矢野さんは『アン? じゃあ、考えといてやるよ』って返してきたので、コッチの気持ちも届いたかなって」

――自身のノア参戦は2013年の10・5横浜大会(中邑真輔&YOSHIvs丸藤&モハメド ヨネ)以来となるが、ノアマットの印象は?

▼YOSHI「中邑さんと上がったときは新日本のファンも多かったのか、そこまでアウェーという感じはしなかったです。今回はどんな雰囲気なのか楽しみですね。あとは新日本とリングの感覚が違ったので、最初は戸惑ったのを覚えてます」

――他団体で戦うのは刺激になる?

▼YOSHI「もちろん、それはあります。今まで自分のことを観たことない人もいると思うので、驚かせてやりたいですね」

――GHCタイトル自体への挑戦も初だが?

▼YOSHI「矢野さんと丸藤さんよりも、僕とオカダのほうがタッグを組んできた期間は長いし、チームワークはコッチのほうが上だと思っているので。ここでタッグのベルトを獲れば、僕らもチームとしての注目度も上がるし、うまくオカダの両国につなげたいですね」

――丸藤の印象は?

▼YOSHI「あの“裂ける系"のチョップが強烈ですよね。チョップは力任せに打つのと、ムチのように打つのにわかれると思うんですけど、個人的にはムチのほうが痛いと思います。プリンス・デヴィットの逆水平もメッチャ痛かったんですけど、丸藤選手もそれに近いというか」

――丸藤は今年のG1でも好成績を残している国内屈指の実力者だが

▼YOSHI「そうですね。キャリアも長いのに、いまでも凄く動けるし、やっぱり巧い選手だと思います。ジックリと戦ってみたいなというのは、昔からずっと思っていました」

――丸藤のIWGPジュニア王者時代に『次の挑戦者は(若手の)吉橋選手で』と“ネタっぽく"発言していたこともあったが?

▼YOSHI「そうでしたね(笑) 個人的に丸藤さんのことはあの頃から気にはなっていて。いまは自分も『G1』を経て、力がついた自信があるので、真っ向から勝負してみたいです」

――矢野にはG1公式戦で丸め込まれて敗れたが?

▼YOSHI「実はあれが矢野さんとはシングルの初対決だったんですけど、最初からペースを持っていかれた感がありましたね。作戦を練ってるのか、その場のひらめきかはわからないですけど、カタにハメてくるので、あらためて手強いなと思いました」

――丸藤&矢野組のチームワークについては?

▼YOSHI「二人がG1のときに6人タッグを組んでるのは観たことあるんですけど、『舵取り役は矢野さんなのかな』っていう印象があります。丸藤さんはどちらかというと正攻法で、矢野さんは変化球を投げてくるので、その緩急があのチームの厄介なところなのかな、と。単純にタッグのベルトを巻いているというのは凄いことだと思います。僕とオカダはIWGPタッグを取ったことがないので、余計にそう感じます」

――自身も今年のG1で飛躍しただけに、GHCタッグ挑戦にも注目が集まりそうだが、最後に改めて意気込みを

▼YOSHI「新日本の色、CHAOSの色をしっかりと見せたいと思います。いま、ベルトは向こうのチームが持ってますけど、“物事が変わるのは一瞬"です」

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