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10/11【WRESTLE-1】大和が首の手術を決意、1年半の長期欠場へ

 首の負傷(頚椎症性脊髄症)で欠場中の大和ヒロシが11日、東京・大久保のWRESTLE-1事務所で会見。今月21日に都内の病院で手術を受けることを発表し、1年半の長期欠場を余儀なくされることを報告した。(※写真、情報提供:WRESTLE-1)

【会見の模様】
▼大和「本日こういった会見の場でお話しさせていただきますのが、今月の21日なんですが私、手術を受けることになりました。病名がですね、“頚椎症性脊髄症"(けいついしょうせいせきずいしょう)、こちらの手術になりまして、都内の病院にて受けることにしました。で、最短で2週間から最長で1ヶ月の入院となります。さらにですね、復帰までの期間なんですけど、約1年半は確実に欠場しなければなりません。ですのでこれから先、セコンド等につくことがあっても試合をすることが1年半は確実にございませんので、その事をご報告できればと、こうしてこの記者会見の場でお話しさせていただきました。以上です」

――その症状は具体的に身体のどの部分にあたるのでしょうか?

▼大和「頸椎なんですけど、こちらがどういった状態になっているのかといいますと、脊髄と頸椎、まぁ骨との間に通常は隙間があるんですけどダメージの蓄積によってその隙間がほとんど無い状態になっておりまして。ですので首に衝撃がありますとその衝撃がダイレクトに脊髄に、神経に伝わってしまって、3月に起きてしまったような首から下が全く動かなくなってしまう、そういった状態に陥ってしまうことになります。正直なことを申しますと8月に復帰をしまして1週間後に欠場となりましたけど、その際に起きた症状もこちらの頚椎症性脊髄症から起きたものだと思われます」

――1年半という長い時間を欠場ということになり、手術するという決断は結構迷われたのでしょうか?

▼大和「実は来年、私がデビューして10周年の年になりますし、ここ4年ほどプロモーターとしても動いておりますので、是非自分の10周年興行をやりたいと思っていろいろ動いているところでした。ですが、今のままリングに上がればまたいつ同じ症状になるか、またそうなった場合半身不随になりかねないという状態でありますので。そういったリスクを負ったままリングに上がるのは自分だけの責任ではなくなってしまうので、それを回避するにはもう手術しかないということで決断しました。で、1年半という期間があるので、いつ手術するのかもすごく悩んだんですけど、その1年半の逆算をして早ければ早い方がいいのではないかと思い、とりあえず10月10日の館山大会、自分自身のプロモート大会が終わってから直近で選べるタイミングでこの日にさせていただきました」

――10周年興行という物は自分の中では見据えなかったということでしょうか?

▼大和「10周年興行はもう10周年のうちにはできませんので。復帰は再来年以降ですか。デビュー10周年ということは自分はリングに立てないんですけど、10周年興行は確実にやりますし、プロモーターとしてのデビュー5周年興行としてやりたいと思っております」

――セコンドなどとしてつくということは会場にいかれるということだとは思いますが、まずそこまで行くのにはどの程度かかる見通しでしょうか?

▼大和「そこはまだ術後の経過によって担当の医師の方との相談になると思います」

――歌手としての影響はいかがでしょうか?

▼大和「声の方に影響はないと思います。なので歌手業は続けていきます。またそれ以外にも頸椎に衝撃がない限りは今までやってきたことはできると思いますので、そういった部分ではまたお声をかけていただければ受けられることは受けさせていただきます。またプロモーターとしても続けていきますし、8月からWRESTLE-1の営業部長にも就任させていただきましたので、営業部長としての責務は全力で行っていきたいと思います」

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