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10/12【新日本】2年ぶり地元・東金大会で第三世代軍結成、ロス・インゴ軍相手に永田「我々の勢いを全世界へ発信させる」

 10・23東金大会で2年ぶり6度目の自主興行を手がける永田裕志が12日、東京・中野坂上の新日本事務所で当日のメインイベントで第三世代軍を結成する天山広吉、小島聡、中西学とともに会見。「この試合で我々の存在感をもう一度、新日本マットに大きく印象づけて、東金の地から全国、いや全世界へ我々の勢いというものを発信させていきたい」と第三世代健在を示す構えをみせた。

 これまで地元で自主興行を手がけてきた永田がこの秋、2年ぶり6度目となる東金大会をプロモートする。大会開催にあたり、永田は「僕ら4人がさらに元気というか、まだまだ力を振り絞ればこのリングを熱くできるというのを新日本のリングで出したいとともに、僕の地元・東金で僕らの底力というものを披露したい」と第三世代軍結成を熱望。会社側に「対戦相手は誰でもいいので、ぜひ強くて、今、旬の選手を当ててほしい」とリクエストしていた。

 そこで決まったのが永田&天山&小島&中西の第三世代軍と、内藤哲也&SANADA&EVIL&BUSHIのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが激突するスペシャル8人タッグマッチだ。内藤率いるロス・インゴ軍は新日ファンの絶大な支持を集め、まさに旬の存在。永田も「今年大量離脱があった中で、内藤がああいうチームを作って出てきたのは、新日本の充実した戦力を世の中に示すことになったし、新しいものというかね。ずっと同じような流れできたものに対して、大きな流れというもの、今までと違った流れにファンがひきつけられてるのはわかりますね」と認めるところではある。

 だが、第三世代も2月の団結以来、NEVER王座戦線やG1などで存在感をアピール。「今の新日本プロレスに大きな波紋を投げかけるというような発言をして、それによって上半期ではNEVERのベルトとかそのへんを巡って新日本プロレスを熱くすることに成功し、離脱者がいた中での新日本を大いに活性化させてきた自負を僕らは持ってました」と胸を張った永田は今夏のG1で内藤、EVILに勝利した自信もあり、「この試合で我々の存在感をもう一度、新日本マットに大きく印象づけて、東金の地から全国、いや全世界へ我々の勢いというものを発信させていきたい」と地元で第三世代健在を証明する構えをみせた。

 また、アイドルグループ「STARMARIE(スターマリー)」が東金大会のPR大使に就任した。STARMARIEは2008年に結成された女性5人組(松崎博香、中根もにゃ、木下望、高森紫乃、渡辺楓)で、「ファンタジーな物語を、歌とダンスで表現する」がコンセプト。国内のみならず台湾、フィリピン、香港で単独公演を行うなど海外でも活躍している。当日は台湾公演のため会場に駆けつけることはできないものの、すでに永田とともにプロモーション活動を展開。「PR大使として全力で熱く盛り上げていきたいです」と誓い、永田ら第三世代勢とともに敬礼ポーズを決めていた。

☆10/23(日)千葉・東金アリーナ『アクティブイノベーションPresents Blue Justice VI〜青義結集〜』16:00開場、17:00開始

◇第1試合◇
ACH
石森太二
(1/20)
金光輝明
獣神サンダー・ライガー

◇第2試合◇
BONE SOLDIER
(1/20)
デビッド・フィンレー

◇第3試合◇
フエゴ
リコシェ
田口隆祐
(1/20)
ティタン
アンヘル・デ・オロ
タイガーマスク

◇第4試合◇
チェーズ・オーエンズ
高橋裕二郎
タンガ・ロア
タマ・トンガ
(1/20)
ウィル・オスプレイ
後藤洋央紀
YOSHI-HASHI
石井智宏

◇第5試合◇
ジュース・ロビンソン
ヨシタツ
(1/30)
棚橋弘至
マイケル・エルガン

◇第6試合◇
ニック・ジャクソン
マット・ジャクソン
ケニー・オメガ
(1/30)
バレッタ
ロッキー・ロメロ
オカダ・カズチカ

◇第7試合◇
▼スペシャル8人タッグマッチ
BUSHI
EVIL
SANADA
内藤哲也
(1/30)
中西学
小島聡
天山広吉
永田裕志


【会見の模様】
▼永田「2年ぶりに私の地元・千葉県東金にて自主興行『Blue Justice VI〜青義結集〜』、今回で6回目ですね、開催することになりました。今回、私がカード的にこだわったのが、第三世代と呼ばれます、この4人のチームで戦いたいということを会社にお願いしました。これはやはり今年2月の大阪大会で今まで戦うことで各自が切磋琢磨しながら我々はずっと自分たちを高めてきたわけですが、今年、初めて僕ら4人の心が一つになって、現世代というか今の新日本プロレスに大きな波紋を投げかけるというような発言をして、それによって上半期ではNEVERのベルトとかそのへんを巡って新日本プロレスを熱くすることに成功し、離脱者がいた中での新日本を大いに活性化させてきた自負を僕らは持ってました。今一度、新日本のリングに僕ら4人がさらに元気というか、まだまだ力を振り絞ればこのリングを熱くできるというのを新日本のリングで出したいとともに、僕の地元・東金で僕らの底力というものを披露したいという思いのもと、この4人のチームで戦う上で、会社の方に対戦相手は誰でもいいので、ぜひ強くて、今、旬の選手を当ててほしいとお願いしたところ、今一番勢いに乗ってるチーム、内藤、SANADA、EVIL、BUSHIを当ててもらったと。これは本当に願ったり叶ったりといいますか、会社が強いチームを当ててくれたことに対して感謝するとともに、この試合で我々の存在感をもう一度、新日本マットに大きく印象づけて、東金の地から全国、いや全世界へ我々の勢いというものを発信させていきたいという思いです」

▼天山「今、永田の熱い気持ちを受けて、東金大会、永田の地元で俺たち第三世代がまだまだ生きてると。しっかりとガッチリと一致団結して永田の興行に錦を飾りたいと思うんで、しっかり戦います。永田、よろしくね(と永田と握手)」

▼小島「このような第三世代にスポットが当たるような大会を組んでくれた永田選手に感謝しております。私自身も今年さまざまな試合を通じて、まだまだ元気よくやっていきたい思いを今でも強く持っておりますので、今話題沸騰のロス・インゴベルナブレスを相手にぶつけていければと思っております。勝算は凄くあります。何ひとつ問題ないと思ってますので、頑張りたいと思います」

▼中西「この第三世代、はまれば凄いもの出しますから。僕自身、初対決なので、ロス・インゴベルナブレス凄く楽しみにしてます。個々、個性が違いますからそれぞれのよさを出していって、それぞれがぶつかっていって、それが素晴らしい化学反応を起こして東金大会、大爆発すると思います。期待してください」

――ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンはベルトホルダーが二人いるが具体的な攻略法は考えている?

▼永田「攻略法とまではまだいかないですけどね。まず今、新日本で一番流行りといいますか、勢いのあるチームに触れられることに凄く喜びを感じてるというか。よくロス・インディオスって言えますね。そこまで(チーム名を)きれいにしゃべれるのは大したもんですよ。私らの世代からするとどうしてもロス・インディオスになってしまうんですけど(苦笑) 本当に力もあるし、お客さんを惹きつける求心力というのは素晴らしいと思いますし、本当に新日本プロレス、今年大量離脱があった中で、内藤がああいうチームを作って出てきたのは、新日本の充実した戦力を世の中に示すことになったし、新しいものというかね。ずっと同じような流れできたものに対して、大きな流れというもの、今までと違った流れにファンがひきつけられてるのはわかりますね。確かにあのチームは凄いと思います。ただ僕はG1で内藤とEVIL、二人のロス・インディオスに勝ってますから。そんなに皆さんが言うほどの力は感じなかった。ハッタリではないですよ、この発言は。そこで彼らを倒せば我々の力をまだまだ新日マットに、いや世界に示すことができる。こんなにおいしい獲物はないというところです」

▼天山「ロス・インゴはなかなか当たる機会がなかったんで、こういう機会で4人まとめてね。こっちも第三世代がガッチリ組むんで。彼らの戦いは見てますけど、4人がうまく連係が取れて、試合をみてても流れるようないい仕事をしてるなと思いますけど。でも自分ははっきり言えば内藤には今でも腹に一物持ってますから、あいつを狙っていきたいと思いますけど。しっかり永田を盛り上げていきたいと思いますので、しっかりやりたいと思いますよ」

▼小島「若くて強くてかっこいいというね、三拍子全て兼ね備えているチームだと思いますけど、プロレスはそれだけじゃないなっていうのは、この25年のキャリアで私は体を通じて全て痛感しておりますので、そういうものをこの4人には思い知ってもらおうかなと思ってます」

▼中西「今トップで戦ってるロス・インゴベルナブレス? 永田は内藤とEVILに勝ったからそういう言い方できるけど、僕は初めてのお手合わせなんで。でも第三世代を味わわずして俺らがトップやっちゅうのはまだ言ってほしくないから。それをはっきりさせましょう。確かに機動力は凄いですけど、我々は個々持ってる受け止める力、受けきる力も凄いですから、そこらへんも楽しみにしてみてください」

――現在プロモーション活動の手応えは?

▼永田「だんだんやっぱり東金アリーナで2年ぶりに大会があるというのは浸透してきて、お客様というか、街が、東金市が盛り上がってきてるのは感じます。連日のように行ったり来たりしてます。両国大会終了後にすぐ地元に入って昨日、一日中プロモーションというか営業活動して、今朝帰ってきて道場でトレーニングして、ここに来ましたんで。そういう忙しくやってる中で手応えを感じてます。僕も今回なかなか忙しい中で、プロモーションをやってきた中で今日は強力な助っ人というか、PR大使という方がいらっしゃってますんで、ぜひ来てもらいたいですね」

※STARMARIEの5人が登場

▼永田「アイドル、STARMARIEの皆様です。最初、お話をいただいたのが6月か7月だったですかね。プロレスが好きなアイドルの皆さんがいて、今回PR大使をやってもらうことができないかというか、やらせてもらえないかというお話をいただいて。じゃあ一回彼女たちを見せてもらおうということで渋谷のライブハウスにお邪魔しまして、彼女たちの元気のいいライブを見まして、彼女たちと初めて会いました。そしたら彼女たち僕のことを知ってたんですね。リアクションよかったんで」

▼松崎「ライブを見てくださってることを知らなくて」

▼永田「上から見てたんですよ。一番人気あったね、あのアイドルの中で。勢いがありましたし、僕、会った時にプロレスを知らないとか言われたらどうかなと思ったけど、僕を見て『ゼアッ!』とかね、リアクションが非常に大きかったので、プロレス好きな人だったらぜひお願いしたいなということで。彼女たちと一緒にプロモーション活動もすでに何度かさせてもらいました。彼女たちのアイドルイベントにもお邪魔してPRさせていただいたし、ラジオとかテレビもありましたね。この間、ミュージックBBだっけ。あれはウチの選手が四国で見たらしいよ。東金大会のPRが四国まで届いてる。本当に世界発信だなと。彼女たちのおかげでそういうメディアで宣伝させてもらいましたし、今度16日の日曜日、ジェフユナイテッドのフクダ電子アリーナでイベントやるんですよね」

▼渡辺「はい。トークショーを」

▼永田「彼女たちの歌も聴けますし、そういうイベントで協力していただいて、今回、広く東金大会をPRしてもらってます」

――当日、STARMARIEは?

▼永田「当日は別のスケジュールで来れないんですよ。(場内騒然)ぜひ来てほしかったんだけど、意外に忙しいんですよ」

▼高森「当日は台湾でライブがありまして、台湾に行ってしまうんですけど、それまでPR大使として全力で熱く盛り上げていきたいです」


▼永田「ブシロードとつながってるんですよね。ウチの選手がシンガポールに行った時、一緒に行ってるんですよね。そういうご縁もあって、大会当日はぜひ我々の底力を見ていただきたいなと思ったんですけど、それは後日サムライTVもしくは新日本プロレスワールドで。残念ですが、彼女たちの力によってかなり広まってきてるのは事実です。そういう意味では本当に感謝してます」

――好きなレスラーは?

▼松崎「私はもちろん内藤選手です(場内騒然)」

▼永田「ここまで空気読まないと」

▼松崎「うそです!」

▼中根「プロレスのことが本当に大好きで、皆さん大好きなんですけど、もちろんここは永田選手」

▼木下「私も本当に永田選手(笑) 大好きです。試合を見に行ったこともあるんで。かっこよかったです」

▼永田「どうもありがとう(と握手)」

▼高森「もちろん永田選手ですが、私、真壁選手が好きでテレビに出てらっしゃるのを見て面白くて、そこから詳しくプロレスを知り始めたというのもあって、真壁選手が好きです。でも永田選手の方がもっと好きです」

▼永田「どうもありがとう」

▼渡辺「もちろん永田選手が一番大好きです」

▼永田「おっ! 5人のメンバーで大人4人、子ども一人というかね、4人がしっかり空気を読んで、一人だけ空気を読まない。逆に盛り上げてくれてよかったよ」

――東金市についてどう思う?

▼中根「まだ行ったことがなくて、当日行けると思って楽しみにしてたんですけど、行けなくなってしまったのでプライベートで」

▼渡辺「この間、車で通ったんですけど、高速からいったん降りて東金の道を通ったんですけど、自然が豊かできれいで。緑がいっぱいあって素敵な街だと思いました」

――さしつかえなければ年齢は?

▼全員「私たち、ファンタジーです!」

▼天山「10代?」

▼全員「ファンタジーです!」

▼永田「どう見ても我々の半分以下ですよ(笑)」

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