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10/27【WRESTLE-1】稲葉とのW-1王座戦へテーマは近藤の敵討ち、「勝ったらW-1ベルト封印、新王座新設」 W-1提供・河野インタビュー

 11・2後楽園大会でWRESTLE-1王者・稲葉大樹に挑戦する河野真幸。「ベルトなんかいらない」と言い切る河野は、この一戦のテーマを近藤の「敵討ち」に設定。勝利のあかつきにはW-1王座を封印し、「新王座」を新設するつもりで、その先に武藤敬司へのリベンジを描いている。W-1提供の河野インタビューは以下の通り。

【河野インタビュー】
――11・2後楽園ホール大会でWRESTLE-1チャンピオンシップに挑戦することが決定しましたが、今までそこまで王座挑戦に向けて大きな行動はみせていませんでした。改めてなぜ稲葉選手が王者の時に挑戦を表明したのでしょうか?

▼河野「まぁ彼がまじめにプロレスをやる選手だから。リング上で客イジリとか一切せずに真っすぐプロレスだけをみせるチャンピオンだからね。そもそも俺はDESPERADOの時から稲葉に目をつけてたからね。入れようとしてたから。俺の見る目はあったんだよ」

――確かにチャンピオンまで上り詰めました。

▼河野「だろ? 見る目あったんだよ。しかも年間最大のビッグマッチって言われてるとこでね。さらに言えばピンチヒッターだよ。ピンチヒッターで出て一番オイシイところを持っていきやがった。でもそういうタイミング、そういう星の下にいたんだよ。いくら上手くても、いくら強くても肝心なところでケガして出られないっていうのはいるからね。でもそれはそいつの運、運も実力のうちっていうけど、ダメな奴は本当に出てこれないからね。だからあいつには運があったし、実力もあったってことですよ」

――実際に横浜文体のタイトルマッチ出場をかけて、河野さんと同じTriggeRの近藤選手を倒してベルト奪取まで至りました。

▼河野「あの時は近藤さんもデータが無い状態だったからね。まさかこの時代に卍固めって。そりゃビックリするでしょ。まぁでもそのリベンジマッチでもあるから、同じチームとして。そもそも近藤さんがいかれた直後に俺とシングルマッチ組めって言っても全然会社組まないし」

――それは今回のように然るべきタイミングで、王座戦という舞台で組まれたということに意味があるんだと思います。

▼河野「ふーん、そうやってうまくオチをつけるのか(笑)まぁそうなのかな。でも別に俺はベルトなんかいらないんだよ。敵討ちだから」

――では先月の5対5のイリミネーションマッチを終えて、若手に対してはどう思われましたか?

▼河野「勝った、とだけ。…まぁどうですかね? 彼らが“WRESTLE-1を引っ張っていきます"って言った内容がああいうことだと。“あぁそういう感じなんだ"って受け取っただけです。お客さんもわかったんじゃない? その前の9月の後楽園で“頑張ります! 引っ張っていきます!"っていうのに対して、“頑張れよ、若いの!"って言った人達が観た結果、あれですよ」

――確かに結果を観れば連合軍の完勝でした。

▼河野「ありがとうございます。まだ余裕のある2-0ですから。連係とかも特にね。同じチーム同士だったら普通にやるし、じゃなけりゃ別に無理してやらないし。まぁ実際のところ、合同練習とかもこっちは別に一緒にやるわけじゃない。でも勝っちゃうわけよ。勝っちゃうんだもん。これ仕方ないよね。もっとあいつら頑張れよって話なわけで」

――そこで勝利を得たから挑戦表明に至ったという至極普通の流れ、ということでしょうか?

▼河野「まぁプロレスあるあるですよね。ノンタイトルでチャンピオンが負けたら挑戦に名乗りを上げる、みたいな。よくある話です。で、前哨戦で勝った方が負ける、みたいなね(笑)リーグ戦もほら、初戦負けると決勝に良く上がるじゃん。本命って初戦よく負けるじゃん(笑)プロレスの難しさなのかね?」

――今までのプロレスの歴史上、確かにジンクスではないですけど結構よくある話です。ただその話から行くと、河野選手は一度王者に勝利しているので負けてしまう可能性が高くなってしまいそうです。

▼河野「まぁ勝つか負けるかは1/2だからね。50%だから」

――確かにそうですね。では稲葉選手について、例えば気を付けなくてはいけないと考えていることはありますか?

▼河野「そうだね、アイツはたぶん柔道整復師だからツボをいろいろ知っているからね。秘孔を突いてくるかもしれない」

――それは非常に見ている人にはわかりづらいです。

▼河野「そう。そして俺もわからない。わからないうちにやられてる…そんなわけないだろ?(笑) それが出来たらアイツもっと早くチャンピオンになってるから(笑)」

――確かにそうですね(笑) 稲葉選手といえば今必殺の卍固めが猛威を振るっています。

▼河野「そうですね。困った時の卍固め。まぁ猪木さんの脇に腕を挟むのとは少し違うけど、そこはオリジナリティなのかな。もしくは脇に挟むのができないか、だよね。まぁあれは腕も極まるのかな? ちょっと効果は未知数ですけど卍固め…今回は体のサイズも違うんで、一生懸命スクワットやって稲葉を乗っけたまま歩けるようにしますよ。後は今日から猪木さんの映像を観まくって、卍固めを返した人たちをチェックします。稲葉選手を倒すために猪木選手の映像を観ます」

――では王座戦に勝利したらその先はどのような展望を描いていますか?

▼河野「封印。それで新王座新設」

――では仮に新しいベルトが新設された場合、どのように王者を決定していくのでしょうか?

▼河野「知りません」

――…ではベルトを奪取した後の一案は封印し新しい王座の設立とのことですが、防衛戦でやりたい相手などはいないのでしょうか?

▼河野「武藤敬司。それ以外は無い。獲ったらリベンジマッチだよね、俺は初防衛で負けてるから。だから前回負けた両国のリベンジマッチだよ。ベルト獲ったら初防衛の相手にまた武藤敬司を逆指名」

――…わかりました。では最後に一言意気込みをお願いいたします。

▼河野「待ってろ武藤」

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