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1/16【WRESTLE-1】2年ぶり稲葉戦へ「“決闘"といえるステージで彼と戦いたい」 大谷晋二郎インタビュー

 1・25新宿大会『新春喧嘩祭り』で稲葉大樹との一騎打ちに臨む大谷晋二郎。かつて大谷から真っ向から叩き潰された稲葉の要求によって、約2年ぶりに再激突。大谷は「“決闘"といえるようなステージで彼と戦いたい」と意気込んだ――。


【大谷晋二郎インタビュー】

――改めて稲葉大樹選手から対戦要望があったことをどうとらえている?

▼大谷「そうですね、僕もあの当時…どれぐらい前になるんだろ? そんなに前じゃないよね? でもあの時確か2回当たってそれきりになってはいるんですけど、なんか僕は2回戦った後に、勝手にですけど稲葉とは絶対続きがあるという予感みたいなのはあの試合が終わってからありましたよね。なんとなく僕の中で、偉そうに言うんじゃなくてね?あの時のただがむしゃらな、ただ真っすぐな一生懸命な若者だったじゃないですか。そこからいつかこいつが成長したときに必ずこいつがまた大谷晋二郎と戦わせろって言う時が来るんじゃないかなっていう。僕の中で勝手な予感ってのがありましたよね。もしかしたら彼の中で大谷晋二郎に勝たなければ前に進めない、みたいな。僕の勝手な独りよがりかもしれないですけど、なんとなくそんな気がしましたよね。がむしゃらに向かってくる彼と戦ってね。いつかまた自信をつけて、団体を背負って負けてたまるかってなった時にコイツはまた自分の前に現れるなっていう予感みたいなものは僕の中でありましたね。だからあの後僕は今まであえて名前を出さなかったですし。でもその時が来たってことじゃないですかね」

――稲葉はW-1王座もつかんだが、活躍は届いていた?

▼大谷「当然紙面を通してみさせてはもらっていて、“うわぁ、すげぇな"って客観的な目で見ていましたね。映像とかでは見てはいないんですけど、あの時の真っすぐな戦いのままおそらく駆け上がったんだろうなっていう勝手な想像をしていました」

――現在の稲葉に期待することは?

▼大谷「いやいやさっき言ったように、お互いの団体の名前を背負って戦うつもりですので。どんな戦いを期待するっていうのは僕は彼に対して思っていませんし、僕は勝たなければいけない戦いとして挑みます。彼に何を期待するかって言うと、どう考えても上から見ている感じになるじゃないですか。一言、あえて言うならば“期待することは何もない、ただ僕は負けてはならない戦いに挑むだけ"というのが本音ですかね」

――純粋にイチ選手として楽しみ?

▼大谷「うーん…、戦う前からこういうこと言うのもどうかとは思うんですけど、楽しみじゃないと言ったら嘘になりますね」

――改めて意気込みを

▼大谷「あの時戦った後、僕の中では予感がありました。またコイツと戦うな、と。稲葉と大谷の続き、Nextは必ずあると。その時が来たと思っています。さっきも言いましたが、楽しみじゃないと言ったら嘘になります。楽しみなワクワク以上に負けちゃいけない戦いに、ZERO-1の看板を背負ってあなたの前に立ちますので、あなたもWRESTLE-1という看板を背負って、俺が負けたらWRESTLE-1は負けるんだっていう気持ちで僕の前に立って欲しいです。そういった意味で、勝負だけどそこが“決闘"といえるようなステージで彼と戦いたいと思います」

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