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1/17【WRESTLE-1】1・25新宿の大谷戦へ「勝って俺のプロレスの教科書をスタートさせる」 W-1提供・稲葉インタビュー

 1・25新宿大会で3度目となる大谷晋二郎との一騎打ちを控える稲葉大樹。自ら希望して決まった一戦へ向けて「大谷晋二郎のプロレスの教科書を全部見て勝つ。そして俺のプロレスの教科書をスタートする」と意気込んでいる。WRESTLE-1提供の稲葉インタビューは以下の通り。

【稲葉インタビュー】
――1月25日(水)「新春喧嘩祭り」東京・新宿FACE大会にて、熱望していた大谷晋二郎選手とのシングルマッチが決定しましたが今の心境を教えてください。

▼稲葉「過去に大谷さんとシングル2回やっておりますけど、1回目の試合はなんて言うか自分がプロレスをやっていく中で名を上げたというか注目してもらえた一戦。2回目は自分がケガをして欠場する前の最後の試合。なんとなく自分のプロレスをやっていく中でいろいろとターニングポイントになっている試合なんです。で、今回WRESTLE-1でやっていて無差別のベルトを形はどうであれ文体で獲ることができて、それを今は無くして。UWAも獲ったけどなくして。試合決まったのはその前でしたけどタッグ挑戦して獲れなくて。なんとなく落ち目と言いますか、自分の中でどうしようかなって時に、もう一度“プロレス"を味わいたいと。誰かな? 大谷晋二郎だ、と思いまして今回やらせてくださいという形になりました」

――大谷選手と約2年ぶりに戦いますが、当時の印象はどうでしたか?

▼稲葉「はじめて戦った時は、やっぱりプロレスをファンとして観てた選手とやれるっていうのがあって。やっぱり大谷さんって攻撃がキツイじゃないですか、一発一発が。でも一発一発がキツイ中に愛があるんですよね。潰そうとしてるんじゃなくて、まだできるだろ?的な攻撃なんで。キツイけど返したいというか、まだできるなって感じさせてくれる人だと思いましたね」

――先日のコメントでは団体の看板を背負って戦う、決闘というステージで戦いたいとおっしゃっていましたが、稲葉選手はいかがでしょう?

▼稲葉「僕は団体を背負いません。大谷晋二郎対稲葉大樹。そこに僕は団体を持ち込まない。もう二人だけの空間にします。大谷晋二郎の背中にZERO1は見ないし、僕のWRESTLE-1を見てもらわなくても結構です。その新宿FACEのリング上は大谷晋二郎対稲葉大樹だけ。団体は関係ない。ベルトを獲ったとか落としたとかも一切関係ない。二人の世界にしてやりますよ」

――大谷選手にもお聞きしたんですが、純粋に大谷選手と戦うのは楽しみですか?

▼稲葉「楽しみですね。大谷さんってプロレスの教科書を持っているじゃないですか。それを読みたい。プロレスの教科書を1ページ目から読みたいんですよ、俺は。そのプロレスの教科書を読めた時、大谷晋二郎に勝った時に俺のプロレスの教科書がスタートするかもしれない。そうしたら最強のプロレスの教科書。俺が作るプロレスの教科書は大谷晋二郎のプロレスの教科書の強化版ですから。それを読破してやります」

――団体を背負うつもりはないとおっしゃってましたが、ファンの方は団体間の対抗戦としてみる方もいると思います。

▼稲葉「そう見る人もいるでしょうけど、俺は見ないです」

――では最後にこの試合への意気込みをお願いいたします。

▼稲葉「大谷さんはなんていうか、俺が目指すプロレスのスタイルはこれだって戦って思えて。で、それから欠場してから僕自身色々あって、今目標が定まってない状況の中での大谷戦。ここでまた何かが見れるかもしれない。前は当たって砕けろっていう感じでしたけど今回は勝ちたい。大谷晋二郎のプロレスの教科書を全部見て勝つ。そして俺のプロレスの教科書をスタートする」

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