2/25【NOAH】タダスケとHi69が「隠し球」予告でけん制合戦、XXは新テーマ曲投入 GHCジュニアタッグ王座戦調印式
3・12横浜文体大会のGHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合「(選手権者)石森太二&Hi69vs原田大輔&タダスケ(挑戦者)」に向けた調印式が25日、都内ノア事務所で開かれた。
ここにきてノアジュニアは“再編"の動きが活発化。旧知の仲である石森とHi69はタッグチーム“XX"(ダブルエキス)を結成してジュニアタッグ王座を獲得し、原田は関西人脈をまとめた大阪軍団(仮称)を結成した。
チーム間での覇権争いもテーマに加わったジュニアタッグ王座戦。まずは原田が「今まで色んな選手と組んできたなかで、タダスケとは一番強烈なタッグになると思ってます。横浜と石森とHi69にはそれをイヤというほど感じてもらって、その上で俺たちがベルトを巻きます」と言い切り、タダスケも「俺にはまだ隠し球がある」と予告した。
一方のHi69は「試合内容においても、自分と太二のほうが魅了できるプロレスができると思ってる。(チームとしての)印象はない」と切り捨てたうえで、「俺にも隠し球がある」と返答してけん制した。
また、コスチュームに続いて入場テーマ曲も横浜文体から一新する。新テーマ曲は“XX"でミュージックビデオに出演した『MOTHBALL』が手がけており、石森は「バンドのメンバーと一緒になって大きなムーブメントを作っていきたいと思います」と話した。
すでにヘビー級タッグ王座への挑戦も見据えている石森は、“XX"でノア全体を席巻する未来を目指している。「この横浜文体のタイトルマッチ。第2試合と前半戦のイメージがありますが、ハッキリ言います。この横浜文体の全試合のなかで、俺らの試合が一番爪痕を残して一番面白いモノにしてみせます」と特別語気を強めながら強調してみせた。
【調印式の模様】
――原田選手、新軍団を結成しよう思った経緯を改めて
▼原田「もともと大阪で4人ともやってましたし、去年の12月からノアに上がるようになった3人から“成り上がろう"という強い気持ちを感じましたし、今までのノアにない個性があると思いました。今までのノアにないチームが生まれると思いますし、これでノアジュニアがまた輝けると思います」
――王者組の印象は?
▼タダスケ「すべてにおいて上回ってると思ってますが、俺にはまだ隠し球があるからな。楽しみにしとけよ」
▼原田「タダスケとのタッグは全然知られていないと思いますけど、俺のなかでは今まで色んな選手と組んできたなかで、タダスケとは一番強烈なタッグになると思ってます。横浜と石森とHi69にはそれをイヤというほど感じてもらって、その上で俺たちがベルトを巻きます」
――挑戦者組の印象は?
▼Hi69「自分がノアさんに出させていただいてる時に、HAYATA、YO-HEY、タダスケも参戦することになって、もともと俺はフリーでいろんなところでやってきて、(一緒にノアに上がれることが)むちゃくちゃうれしかったですね。タダスケに関しては一緒にノアを盛り上げていけるかなと思っていたところ、そこで原田と組んで。盛り上げようという方向性は一緒なんでね。試合内容においても、自分と太二のほうが魅了できるプロレスができると思ってるんでね。だから印象ってのは、ほぼないですね」
▼石森「印象という印象はハッキリ言ってないですね。試合してみて確かに良い選手だとは思いましたけど、そこまで印象に残るようなこと、ああ凄いな…とはそんなに思わないです」
――横浜文体から入場曲も変えるそうだが?
▼石森「僕とHi69がミュージックビデオに出演したパンクロックバンド・MOTHBALLの方が、イイ感じの入場曲を作ってくれて、それを3月12日から使わせていただくことになりました。バンドのメンバーと一緒になって大きなムーブメントを作っていきたいと思います」
――改めて意気込みを
▼タダスケ「印象無いって言われたけど、むかつくから絶対印象残したる。この試合が絶対一番印象残してやるからな」
▼原田「横浜では石森&Hi69組を印象に残らないチームにします。俺たちが完勝します」
▼Hi69「長いもので人生の半分はプロレスをやっています。その中でいろいろな大切な仲間と出会いました。その一人である石森太二。GHCジュニアタッグのベルトを巻くことができて、横浜文体で原田とタダスケを迎え撃つことができる。でもさっきタダスケが隠し球あるとか言ってたけど、俺も隠し球あるから。試合内容、試合結果以外の部分でも俺らが勝るから」
▼石森「この横浜文体のタイトルマッチ。第2試合と前半戦のイメージがありますが、ハッキリ言います。この横浜文体の全試合のなかで、俺らの試合が一番爪痕を残して一番面白いモノにしてみせます」
――それぞれの隠し球について?
▼石森「Hi69の言ってる隠し球は僕にはまだ分からない。試合になってみないと分からない部分はありますが、その点は自分も15年プロレスやってるんで、良い形で対応して乗っかれるモンは乗っかろうと思ってます」
▼原田「俺はタダスケの隠し球、分かってます。タダスケとはかれこれ10年の付き合いですし、タダスケが何を考え、何がやりたいかは今の時点で分かってるんで。その辺のチームワークの差をみせたいと思います」
――新軍団の方向性は?
▼原田「まずはベルト。軍団作るうえで必要なのは結果だと思ってるんで。まずはジュニアタッグを獲って、その後はシングル。リーグ戦も勝って、今年、まずはノアジュニアを制覇したいと思います。今までのノアジュニアには無いカラーを持ってる選手達なので、その辺を僕がうまく発揮できるようにして、今までのノアジュニアにないカラーを出していきたいと思います」
――新軍団の印象は?
▼Hi69「関西の出身であることは分かってましたけど、チーム組むとは思ってなかったですけど、追々仲良くやっていくんじゃないかとは思ってました」
▼石森「生まれが大阪プロレスのみんなが集まって軍団を結成した。それぐらいですね」
――XXは軍団化する?
▼石森「ひとまずはタッグチームで」
▼Hi69「未来は分からないので。今は2人で。ただ、未来はクエスチョンで」