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3/21【WRESTLE-1】4・19後楽園で「芦野vs近藤」など3大王座戦 芦野“ボス宣言”に近藤「僕に噛みつくとどうなるか見せたい」

 WRESTLE-1は21日、3・26山形大会の全カード、4・19後楽園大会の決定カードを発表。後楽園大会ではWRESTLE-1チャンピオンシップ「芦野祥太郎vs近藤修司」、同タッグチャンピオンシップ「土肥孝司&熊ゴローvs稲葉大樹&児玉裕輔」、同クルーザーディビジョンチャンピオンシップ「吉岡世起vsアンディ・ウー」の3大タイトルマッチが決まった。山形大会では初代王者・土肥が初防衛戦でジェイク・オーメンを迎え撃つWRESTLE-1リザルトチャンピオンシップが行われる。

 カード決定に伴って前夜(20日)の後楽園大会で新王者となった4選手と、次期挑戦者4選手が都内W-1事務所で会見。前夜河野真幸を破ってW-1王座初戴冠を成し遂げた芦野は“TriggeRのボス"宣言。次期挑戦者の近藤もTriggeR所属の同門対決となるだけに、近藤は「僕に噛みつくっていうことがどういうことか見せたい」と言い切った。

 発表カードと会見の模様は以下の通り。

☆4/19(水)東京・後楽園ホール『WRESTLE-1 TOUR 2017 CHERRY BLOSSOM』18:00開場、19:00開始

▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ
[挑戦者]
アンディ・ウー
(1/60)
吉岡世起
[第7代王者]
※吉岡初防衛戦

▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ
[挑戦者組]
児玉裕輔
稲葉大樹
(1/60)
熊ゴロー
土肥孝司
[第8代王者組]
※土肥&熊ゴロー初防衛戦

▼WRESTLE-1チャンピオンシップ
[挑戦者]
近藤修司
(1/60)
芦野祥太郎
[第11代王者]
※芦野初防衛戦


【芦野、近藤会見の模様】
▼芦野「昨日行なわれました後楽園ホール大会で新チャンピオン、TriggeRのリーダーとなりました芦野です。チャンピオンになって、実感というのはまだこれから出てくるのかなって思ってます」

▼近藤「昨日のメインの試合は僕的には微妙な気持ちで中立な立場でセコンドに立っていたんですけども、まあ終わった瞬間は芦野が獲ったことに関して、うれしいっていう感情と、良くやったという感情と、河野がやられたことに関して意外だった、びっくりしたなというふうに思っていたんですが、獲った瞬間に芦野の態度が急に変わったんで、そうなっちゃうと俺もただじゃ済まないよっていう。今はそういう気持ちです」

──近藤についての印象は?

▼芦野「TriggeRで一番強い河野さんを昨日タップアウトさせて、近藤さんは僕と河野さんが盛り上げようと言っている中、UWAでNEW ERAに負けて、呑気にやってたと思うんですよね。まあNEW ERA相手なんで近藤さんも本当に力を出して闘おうと思ってなかったと思うんですよ。河野さんの時も僕が喧嘩を売って、本気を引き出そうかなと思ってました。だけど、僕から指名という形になりましたけど、まあ中途半端なヤツらが挑戦表明してこなくて良かったなと思ってます」

▼近藤「芦野はデビューして2年ちょっと。僕はたぶん10年以上やっているのかな? ああ、まだまだプロレスに対しての怖さも持ってないでしょうし、僕の10年分の引き出し、いろんなものを持ち合わせていると思います。この試合に関してはタイトル云々よりも個人的な気持ちの闘いになると思います」

──芦野の向上心について?

▼近藤「僕は芦野をずっと買ってきて、一緒のチームになったんで、それは十分わかっています。だけど、僕に噛み付くっていうのはどういうことかっていうのを見せたいなと思います」

──芦野がボス宣言したが?

▼近藤「まあ、ボスとかなんとか、なんでもいいんですけど、とりあえず俺を倒せよっていう感じですね。俺を倒したら好きなことをなんでも言っていいよって。TriggeRは実力だけでできてるチームなんで、勝てばなんでもやらしてやるよっていう感じですね」



【土肥&熊ゴロー、稲葉&児玉会見の模様】

▼熊ゴロー「昨日、第8代W-1タッグチャンピオンに孝司さんと一緒になることができました。本当にありがとうございます。僕と孝司さんだけの力だけでなく、応援してくれた方がたくさんいらっしゃって、本当に感謝しかありません。でも、チャンピオンになったからにはこのベルトを守り抜いて、これからもガンガンいきたいと思います。一生懸命がんばります」

▼土肥「やっと熊ゴローとタッグを組んだ結果が出たかなと。まあ、安心もありますし、喜びもあります。ただ、俺らはNEW ERAでやってきて、世代交代ということをテーマに動いているんですけど、上に勝って世代交代じゃなくて、やっぱり俺らがタイトルマッチをしていくことによって完全な世代交代が生まれると思うので、まあ稲葉&児玉組を俺らが指名しました」

▼児玉「次回後楽園大会でタッグのベルトに挑戦させてもらう児玉です。隣にいるのが稲葉です。やっぱりNEW ERAでやっていくということで逆指名もらいまして、この4人だったら必ずヤベー試合ができるんじゃないかと思いますんで、タイトルマッチまで気合い入れてがんばりたいと思います」

▼稲葉「次回後楽園ホールで僕らで度肝を抜く試合やりたいです」

──挑戦者組の印象は?

▼熊ゴロー「僕たちと同じぐらい絆が深そうなチームだなという印象を受けます」

▼土肥「僕は絆はないと思いますけどね。まあ、上辺は仲良さげですけど、本質的にそんなに心は通い合ってないんじゃないかなと。俺と熊ゴローは仲は悪いけど、心は通い合ってるから」

▼稲葉「上辺だけなんですかね?」

▼児玉「知らないでしょ? 僕らが夜な夜な何やっているか知らないでしょ? みんなが知らないところで何やっているか知らないでしょ、俺たちが」

▼熊ゴロー「はい……」

▼児玉「そういうことだよ、そういうこと」

▼稲葉「通ってるんです」

▼児玉「通ってんだよ(ニヤリ)」

▼熊ゴロー「(何かを察したかのように)あっ……」

──今NEW ERAがベルトを3本独占して、その中で互いにジェラシーが芽生えている?

▼熊ゴロー「僕はもうこのベルトを取ったので、この1本に集中したいのでジェラシーはそんなにないです。このベルトを巻いて、孝司さんとやっていきたいとしか考えてないです」

▼土肥「ジェラシーというか、俺らは元々チームとして集まったわけじゃないので。若い力でWRESTLE-1を盛り上げたいその一心でと形としてNEW ERAというユニットみたいになってますけど。だから、俺らはチャンピオンになってますけど、WRESTLE-1の中では最強タッグチームを目指すし、本当に俺らの中でメインイベントをやっていきたいというその一心ですかね」

▼児玉「まず当面の目標であったNEW ERAでベルトを独占するっていうのにかなり近づいたので、まずはそこ。そして、その中でドンドン目立ってやろうかなと思ってます」

▼稲葉「児玉さんとのタッグでそのベルトを巻きたいですね、タイトルマッチ。今持っているのが土肥さんと熊さん……」

▼熊ゴロー「熊さん……?(笑) 初めて言われました」

▼稲葉「熊ゴローなんで、に勝って、ちょっと児玉さんと一緒にタッグを」

▼児玉「でも、僕らが獲ったら2本いらないです。1本のベルトを2人で巻いちゃいます」

▼土肥「絶対巻けないだろう」

▼児玉「巻けますよ」

▼土肥「いや、こういう仲が悪い人間ほど、仲の良さをアピールするんですよ。仲の良さが違う方向にいっていると思います」

──土肥選手、ジェイク・オーメンから対戦要求があったが?

▼土肥「リザルトチャンピオンシップね。俺はいつでもどこでも誰とでも防衛戦をすると言っていたので、最初に名乗り上げてきたのがジェイク・オーメン。凄いおもしろい選手だと思いますし、前回日本に来た時よりも数段動きが良くなってきていて、その選手とタイトルマッチをできるということで凄い楽しみにしています。本当にもっと名乗り出てきてもいいかなって。俺は毎週防衛戦をしてもいいんで。したら、熊とのタッグも減るんで」

▼熊ゴロー「なんでそういうことを言うんですか? こっちもがんばりましょうよ、せっかく獲ったんだから」

▼土肥「いや、これは防衛戦をするけど、そんときだけでいいかなっていう。熊とのタッグ」

▼熊ゴロー「いや、こっちもがんばりつつ、タッグもお願いしますよ。僕は不器用なんでこっちに集中します」
▼土肥「ああ、そうですか。楽しますね(笑)」

▼熊ゴロー「いやいや(笑)」


【吉岡、アンディ会見の模様】

▼吉岡「昨日、ようやくWRESTLE-1クルーザーのベルトを獲ることができました。やっぱりMAZADA選手、もの凄い強敵で正直今日は首が動きません。昨日、カナディアンデストロイを受けた時に首がピキッとなり、ヘルニアやった時のトラウマが思い返しましたけど、お客さんの声援もあってこうしてベルトを取ることができました。これからは僕がWRESTLE-1のクルーザーを作っていきたいと思っています」

▼アンディ「昨日の勝利おめでとうございます。そして、挑戦を受けてくれてありがとうございます。昨日、セコンドで見ていて、目の前であんな試合されて、しかも僕が負けたMAZADAさんからベルトを取って、黙って見てられないんですぐに挑戦表明しました。必ず次の後楽園でベルトを取りたいと思います」

▼アンディ「まあ、次は負ける気ないんで。次勝ったらイーブンかどうかはわかりませんが、次勝てばすべてこっちのほうが有利になると思いますし」

▼吉岡「僕の記憶が正しければ勝ち越してますね。ただ、1回の負けがチャンピオンシップ、王座戦で負けたということが凄く悔しい思い出ですし、一番負けたくない相手が挑戦者に出てきたと思います」

──負けたくない理由は?

▼吉岡「WRESTLE-1の旗揚げから若手の中でずっとやってきている選手で意識するところもありますし、それこそ昨日言ったようにクルーザーを作るという言葉に反応して出てきましたけど、WRESTLE-1を盛り上げたいという強い意志を、アンディさんが発しているのをあんま聞いたことがないんで、やっぱりそういう点で負けたくない、一番負けたくない相手ですね」

▼アンディ「まあ僕にとってはWRESTLE-1を盛り上げるというのは結果論で、まずは自分がベルトを持って試合をこなして、いい試合して、ベルトを防衛して、それで結果WRESTLE-1が盛り上がっているっていうのが理想なんで。まずは1年ぶりにこのベルトを自分の腰に戻したいと思います」

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