プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

4/6【NOAH】「俺ごとブン殴ったり、投げたりする破天荒さがあってもいい」 GHCタッグ奪取へ丸藤&マイバッハ組インタビュー

 4・14後楽園大会での杉浦貴&拳王組の持つGHCタッグ王座に挑戦する丸藤正道&マイバッハ谷口組。すでに前哨戦では連戦連勝ではあるものの、やはり“新"マイバッハの覚醒がカギとなる。リングを下りれば“谷口周平"の顔に戻る二重人格男なだけに、インタビューではいつも通り口下手だったが、丸藤は「俺をブン殴ってもいい、相手とともに俺を投げてしまうくらいの破天荒さがあっていい」とゲキを飛ばした――。


【丸藤&マイバッハ インタビュー】

――マイバッハが先ツアー7連勝、かたわらで勢いをどう見る?

▼丸藤「最初に言ったように元々ポテンシャルとかは持っている男だと思っていたので、それをどう引き出すか?という部分が一番重要だったよね。よく格好だけ変わってもっていう部分で、やはり結果は必須だったんじゃないかなと」

――『俺がコントロール出来なくなった時に、こいつの本当の力が発揮される』と言っていたが?

▼丸藤「本当の実力が出るならば、試合中に間違えて俺をブン殴ってもイイくらい。相手とともに俺を投げてしまうくらいの破天荒さがあっていいと思うし、そうなった方が面白いんじゃねーかな?と。そんな可能性も無きにしもあらずじゃないかな?俺を武器にしてもイイよ!(笑)」

――…と言われているが?

▼マイバッハ「はい。そうですね、今の自分を覚醒というか引き出してくれたのは丸藤さんなんで、丸藤さんがそう言ってくれてるんであれば、そうなるかもしれないですね」

――タッグ戦線はかなり混沌とんとしているが?

▼丸藤「まぁ拳王も実力のある選手だし、若いし、勢いっていうのも確かなんだけどその勢いにただ抜かれてるだけだと面白くない。いつかは抜かれるものであるとしても、やっぱりそこは高く厚い壁でいて欲しいなというのがあるよね。その代わり、俺と同じ世代の括りにマイバッハはならないように気を付けないと。昔で言えば三沢、小橋、田上、川田の四天王がいて、秋山さんっていうのは、どっちかって言うとそこで一括りになっちゃったじゃん!?本当はその下の世代の人間だったのに。谷口は俺たちの世代とは違う人間っていうのをしっかりと頭の中に入れておかなきゃいけないなと」

――丸藤選手は最多戴冠記録(5回)がかかった一戦でもあるが?

▼丸藤「シングルにあんまり縁が無いのかな? タッグっていうのは対戦相手が2人いて、横には1人いてシングルよりも頭を使うんで難しい部分ではあるんだけどそれが逆に俺は楽しかったりするかもしれない。ただ別にシングルのタイトル戦に行かないワケじゃなくて、今回はマイバッハ谷口を創り出すのとコントロールするという部分では、今までのタッグの中でもかなり楽しんでやれるんじゃないのかな?と思う」

――前哨戦が続くが改めて“ヘビー級・拳王"の印象は?

▼丸藤「身長にしたって俺と数センチしか変わらないしね。彼も元々、素晴らしいものを持っている選手なんで、シングルでやるのは素直に楽しみであるし、タッグに結びつける試合だけれどもノアの未来を見る試合でもあるのかな?と思う」

――杉浦は『もっと俺をビビらせてくれよ!』と発言している

▼マイバッハ「これまでの試合で勝ち続けているんで、その勢いでビビらせてやろうと思います」

――まだ出してない合体技はある?

▼丸藤「なんかやれば出来るよね? さっき言ったように俺を武器に使っても面白いよね?俺にもダメージはあるけど俺は今まで色んな事をやってきた自負もあるし、パートナーを武器に使うパートナーというのはちょっと新しい形かな?と。(マイバッハに向かって)ちょっと何か考えておいて!」

▼マイバッハ「ハイっ!」

――タイトルマッチの後はすぐにグローバル・タッグリーグ戦も始まる

▼丸藤「タイトルマッチはタイトルマッチだし、そこに勝つか勝たないかによってグローバル・タッグリーグでの期待値っていうのも変わってくるんでまずはタイトルマッチをしっかり獲らないと」

――最後に後楽園にいらっしゃるファンの方にメッセージをお願いします。

▼丸藤「俺はいつも通り丸藤正道を見せますし、マイバッハに関しては、普段はこんな感じで変わりません。だけどリング上は覚醒するんで、だからこそ会場に来て、見ていただかないと伝わらないマイバッハ谷口を観に来て欲しい」

▼マイバッハ「是非、生まれ変わったマイバッハ谷口を見に来て下さい!」

▼丸藤「サラリーマンか!?(笑)」

プロ格 情報局