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4/12【全日本】和田京平レフェリーが『2017チャンピオン・カーニバル』で3ヶ月ぶりに復帰

 和田京平レフェリーが12日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見し、『2017チャンピオン・カーニバル』(16日開幕)での復帰を発表した。

 和田レフェリーは1・2後楽園大会でバトルロイヤルをレフェリング中、トップロープ上から場外に転落。右足カカトを骨折した。その後、リングを離れていたが、無事に回復。春の祭典での復帰が決まった。「どうにかチャンピオン・カーニバルに間に合いましたという形です。記念の45周年、このチャンピオン・カーニバルに和田京平がいないと皆さんもつまらないでしょう」と安どの表情をみせた和田レフェリーは、「これだけ出たいと思ったの初めてだね。休んだことによっていろんなことも得たよね。やりたいって気持ち。まだまだやりたいんだなって」と欠場によって精神的にもリフレッシュし、3ヶ月ぶりのレフェリングに意気込んでいる。全日本を象徴する一人である和田レフェリーが裁くことで春の祭典の戦いに重みが増すことは間違いない。

【会見の模様】
▼大森取締役「今日は天気もいいんですけど、浅田真央ちゃんの会見とかありつつ、お忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます。今年の1月2日、後楽園大会でケガをしてしまって欠場していた和田京平レフェリーが4月16日、後楽園大会から復帰していただけることになりましたので、京平さんの方からお言葉をいただきたいなと思います」

▼和田レフェリー「お待ちどうさまでしたという形で、1月2日にトップロープから馬鹿みたいに飛び降りたのが、あんまり覚えてないんだけど、表側に落ちたよね。もうダメだと思ったんだけど、病院に行ってみたらカカトだけで済んだんで。右足カカト骨折と診断されたんですけどね。1ヶ月もあればカムバックだと思ってたら、いやいや2ヶ月終わって、いやいや3ヶ月という形で、やっとどうにかチャンピオン・カーニバルに間に合いましたという形なんですよ。記念の全日本45周年、このチャンピオン・カーニバルに和田京平がいないと皆さんもつまらないでしょう。何とか出たいという気持ちで。こんな出たいと思ったの初めてだね

▼大森取締役「いやあ素晴らしい」

▼和田レフェリー「全日本プロレスに入ってレフェリーやって42年、一度も休んだことないんけど、きっと休みなさいってことで。休んだことによっていろんなことも得たよね。やりたいって気持ちがね。まだまだやりたいんだなって。そういうことで和田京平はまだ頑張りますので、このチャンピオン・カーニバル、私の動きが元に戻ったかどうかはお客さんが判断してください。とりあえず頑張ります。よろしくお願いします」

▼大森取締役「選手としても京平さんがいてくれるということで励みになりますし、試合も白熱したものになると思います。選手として頼もしいです」

▼和田レフェリー「ありがとうございます。そうやって言ってくれるとありがたい。まだまだボンバー(斉藤)には任せられない。いずれ引かなきゃいけない時はあるけど、まだまだ頑張ります。だからこのチャンピオン・カーニバル、出場レスラーを聞いたら凄いメンバーが揃ったなと思ってね。先ほど社長から聞いたんだけど、凄いメンバーだなと思ったんでね。誰が優勝するかっていうのも期待したいなと思いますので。皆さんお待ちどうさまでしたということで、和田京平のレフェリング楽しみにしてください」

――チャンピオン・カーニバル公式戦はできるだけ裁きたい?

▼和田レフェリー「やりますよ、最初から。体調バッチリで、普通どおりにやりますよ。何しろリングに戻りたかったよね。だから、なあなあな気持ちになってたのをまたイチに戻したんじゃないかなと。それがケガだったんじゃないかなと。3ヶ月休んでた間にまた何かを得たよね。きっとお客さんも待ってくれてると思ってるんでね。また京平コールがないと全日本らしくないんで」

▼大森取締役「まったくそうです」

▼和田レフェリー「それはやっぱり次の16日の後楽園ホールで京平コールを聞きたいって思いますよ。ああ、全日本っていう」

▼大森取締役「聞きたいですね。僕はあれですよ。京平さんがトップロープから落下していった軌道というか軌跡がまだ頭の中に焼きついちゃって、それを僕は早く払拭したいんですよ」

▼和田レフェリー「俺も飛んだ時は真っ白だったんで忘れたくてしょうがないんだよね。まぁ、いい休暇だったですよ。42年やってきての休暇ということで」

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