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4/12【全日本】GAORA王座V1戦へ秋山が「何でもあり」予告の長井に条件提示 「俺に負けたらDNMをかわいい名前に改名しろ」

 5・21後楽園大会で長井満也とのGAORA TV王座初防衛戦が決まった秋山準が12日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。「何でもありでやらせてもらう」と予告してきた長井に対し、秋山は「俺に負けたらDARK NIGHTMAREという名前をかわいい名前に改名しろ」との条件を突きつけた。

 3・12後楽園大会でKENSOとの王座決定戦に勝利し、GAORAベルト初戴冠を果たした秋山。3・19川越大会で長井が実力行使で挑戦をアピールし、初防衛戦が決まった。

 年齢もキャリアも近い長井の実力は秋山も認めるところ。「本来、長井満也という選手は素晴らしくいい選手で、真正面から戦える選手」と評し、「そういう反則とかっていうよりも普通にこられた方が逆に怖いですよ。ああいう蹴りとか使ってこられた方が怖い。だから変に反則使ってくる方がもしかしたら対処しやすいのかもしれない。俺が知らないような関節とか絶対知ってると思うんで、そういうのやられた方が怖いと思う」と分析。長井のDNMスタイルに否定的だ。

 だからこそ秋山は「DARK KINGDOMから流れるDARK NIGHTMARE。そういう悪い夢を見てるのはたぶん彼だと思う。その悪い夢をこのGAORA選手権で目覚めさせたい、本来の長井満也に戻したい」と宣言。正攻法で戦う姿こそ本来の長井満也と考え、「実力わかった上でちゃんとできるだろうというのもあるし、もしかしたら何か一緒にできることもあるだろうというのも思う」と共闘の可能性もちらつかせた。

 だが、当の長井は「この試合は何でもありでやらせてもらう」と手段を選ばずGAORAベルト強奪に乗り出す構えをみせてきた。これを受けて秋山は「ルール上の中で何でもやるんだったら構わない」と自信満々に豪語。その代わり条件を提示することも忘れない。

 それはDARK NIGHTMAREの改名だ。「今までやってきたものを全て駆使して彼の悪夢を目覚めさせてあげたいと思ってます。その時にはDARK NIGHTMAREという名前ももうちょっとかわいい名前に変えさせたい」と宣言した秋山は、「俺に負けたらハッピーナイトドリームとか、そういう名前に改名しろ。タイガーとかみんなピンクにしろ。スイートナイトドリームとか、そういう名前に改名しろ」と迫り、自身も「『負けたら髪伸ばせ』って言うなら伸ばしますよ」と長井側の要求をのむ意向を示した。

 長井側の反応が注目されるが、王者・秋山の提案によって5・21後楽園大会のGAORA王座戦は条件付きマッチとなる可能性が浮上してきた。

【会見の模様】
▼秋山「(3・19)川越かな。最初は非常に正々堂々と紳士的にやるのかと思ったら、やっぱり案の定、DARK NIGHTMAREの形に持っていかれて、形的には強引ということかもわからないですけど、本来、長井満也という選手は素晴らしくいい選手で、真正面から戦える選手だと僕は思ってるんですね。DARK KINGDOMから流れるDARK NIGHTMARE。そういう悪い夢を見てるのはたぶん彼だと思う。その悪い夢をこのGAORA選手権で目覚めさせたいと、本来の長井満也に戻したいと、そう思ってます。もちろんそのためには僕が勝たなきゃいけないし、何をやるのかわからないですけど、僕は今までやってきたものを全て駆使して彼の悪夢を目覚めさせてあげたいと思ってます。その時にはDARK NIGHTMAREという名前ももうちょっとかわいい名前に変えさせたいなというか、俺に負けたら何かないの? 中島、何かないの?

▼中島「何とかドリームですかね」

▼秋山「俺に負けたらハッピーナイトドリームとか、そういう名前に改名しろ。タイガーとかみんなピンクにしろ。スイートナイトドリームとか、そういう名前に改名しろ。それが俺からの要求だ。長井満也の下にこれからちゃんとハッピーナイトドリームってつけろ。何でもやってきてもいいよ。その代わり俺に負けたらそういう名前に変えろ。チームごと変えろ」

――長井を認めるのは世代もキャリアも近いこともある?

▼秋山「やってきたことも知ってるしね。キャリアも近いからどういうふうにここまできたか知ってるし、別にあれ(反則)やらなくてもできるだろうと思うし。俺も前から面白い選手だなと思って、普通にタッグも組めるだろうと思うけど、あんな感じだとね、俺もああいうふうに…みかけこうなのに悪いことやってもしょうがない(笑)。実力わかった上でちゃんとできるだろうというのもあるし、もしかしたら何か一緒にできることもあるだろうというのも思うし。だから悪い夢から目覚めさせてあげます」

――長井を悪夢から目覚めさせたら組むこともあるかもしれない?

▼秋山「かもですね。そのためには僕が勝たなきゃいけないですからね。勝ってまとめちゃって、俺たちと組むのか、負けてハッピー何とかになるのか。ちゃんと約束しろよと。これ見たり聞いたりしたら。負けたらハッピーナイトドリームか、スイートナイトドリームのどっちかだ。(スタッフに向かって)ロゴ作っておいて、かわいいやつ。ハートマークとか入ったの。当日渡すから」

――長井は「何でもあり」を予告しているがルールはどうする?

▼秋山「何でもありというなら別に何でも。ルール上の中で何でもやるんだったら構わない。その代わり本当に負けたらブラック・タイガーVIIもみんなピンクだから。ピンクか黄色しか使わせないから」

――長井の最も警戒するところは?

▼秋山「逆にそういう反則とかっていうよりも普通にこられた方が逆に怖いですよ。ああいう蹴りとか使ってこられた方が怖い。だから変に反則使ってくる方がもしかしたら対処しやすいのかもしれない。俺が知らないような関節とか絶対知ってると思うんで、そういうのやられた方が怖いと思う。でも、やってないから錆びついてんじゃないかな。これ聞いて何て言ってくるか楽しみですよ。ハッピーナイトドリーム」

――仮に長井が条件をのまなかったら?

▼秋山「のまなかったらというか、負ける気ないんだったらのめよって話ですよ。勝つって言うんであれば、勝つんだから。別にうんって言っても構わないでしょ。別にいいですよ。俺もだったら『負けたら髪伸ばせ』って言うなら伸ばしますよ。サザエさんのお父さんみたいになりますよ」

――ファンの意見も取り入れていきたいとのことだったが今回は?

▼秋山「ファンの人は今回に限っては言ってないので、どうしますかって言わないと何も言ってこられないと思うんで。そういうときがきたら。いいですよ、東スポさんから要望があれば。大仁田厚だけはダメだから。それだけは言っておくからね」

――例年と比べてこの時期のすごし方は違う?

▼秋山「過ごし方は変わらないけど、気持ちが。普通だったらもうそろそろピリピリしてる頃だけど、リラックスしてますよ。若干の寂しさと(苦笑)」


【長井のコメント】「GAORA TV チャンピオンタイトルマッチがやっと5月21日に決まったようだな。秋山選手の言うようにこの試合は何でもありでやらせてもらう。その赤いベルトをこの俺様が面白くしてやるよ」

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