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5/2【全日本】5・12世界タッグ戦へ ジェイク&野村がビッグガンズ攻略に自信

 5・12守口大会で世界タッグ王者・ゼウス&ボディガーに挑戦するジェイク・リー&野村直矢が2日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。「違う景色を見せないと、この先ない」との覚悟を胸にザ・ビッグガンズからタッグの至宝獲りに自信をみせた。

 今春のチャンピオン・カーニバルで2年連続2度目の出場となった二人。ジェイクは1勝しかできず、野村も2勝止まりで、ともに決勝の舞台まで届かなかった。それでもジェイクがゼウス、野村がボディガー、大森と上位食いをやってのけ、成長ぶりをみせつけることはできた。

 そしてジェイクが野村に呼びかける形で世界タッグ挑戦に合意。5・12守口大会でビッグガンズとのタイトルマッチが決まった。ジェイクは4度目の挑戦で、野村は初挑戦。長いタッグチーム歴と数々の実績を誇る王者組相手に分が悪い感は否めないものの、若い二人は自信満々だ。

 もちろんビッグガンズの強さは承知の上。それでもジェイクが「今回のチャンピオン・カーニバルで僕、去年と同じ1勝しかできなかったんですけど、その1勝をゼウス選手から取れた。その1勝はかなり大きい。先日行われた博多大会でも野村選手と組んでボディガー選手から僕が取れたというのも大きい。はっきり言って、これはいけるぞという自分の中で確信めいたものがあった」と言い切れば、野村も「やっぱり力が強いし、チームワークも凄くいいし、連係技も多いと思ってるんですけど、僕らもAJ PHOENIXだったり、D-RIZEで組んできたんで、僕の中で負けてない」と豪語してみせた。

 自信の根拠はやはりカーニバルにおける王者組からの直接勝利だ。ジェイクは「去年のチャンピオン・カーニバルもボディガー選手からシングルで取ってるんですよ。で、今年のチャンピオン・カーニバルもボディガー選手から獲ってる。向こうからしてみたら相性が悪いというのもあるのかなというのもある」と野村をキーマンに挙げ、パートナーに信頼を寄せる。呼応するように野村も「自分たちの方が機動力だったり、もちろん若さもあるんですけど、そういった部分は僕らの方が勝ってると思ってます。そういう部分を駆使してやれば、ベルトも獲れる」と強気な言葉を口にした。

 NEXTREAMとして組み続けてきた二人にはビッグガンズに勝るとも劣らない絆がある。それに若い力の台頭によって全日本に新しい風景をもたらしたいという思いも共通している。「世界タッグベルトってビッグガンズの色にどんどん染まりつつあるんで、だから、それを払拭してお客さんにこういうふうなチームもいるんだ、こいつらやるじゃん、そういう違う景色を見せないと、この先ない」とジェイクが責任感をあらわに誓えば、野村も「世界タッグのベルトを獲ったら、全日本の中でもかなり上の地位にいけると思うんで、このチャンスを必ずものにしていきたい」と色気たっぷりだった。

【会見の模様】
▼野村「この前のチャンピオン・カーニバルで僕ら二人、ゼウスさん、ボディガーさんに勝ってるんで、誰も文句のない挑戦権獲得だと自分は思ってます。僕自身、人生2度目のタイトルマッチなので、当日の守口大会は必ずものにしたいと思います」

▼ジェイク「今回のチャンピオン・カーニバルで僕、去年と同じ1勝しかできなかったんですけど、その1勝をゼウス選手から取れた。その1勝はかなり大きいんで。先日行われた博多大会でも野村選手と組んでボディガー選手から僕が取れたというのも大きい。はっきり言って、これはいけるぞという自分の中で確信めいたものがあったんで、ただ単に挑戦ではなく、確実に獲れると思っての今回の挑戦なんで」

――タッグチームとしてのゼウス&ボディガーの印象は?

▼野村「僕はやっぱり力が強いし、チームワークも凄くいいし、連係技も多いと思ってるんですけど、僕らもAJ PHOENIXだったり、D-RIZEで組んできたんで、僕の中で負けてないと思ってます」

▼ジェイク「ビッグガンズってチームとしてかなり洗練されているチームなんで。力だけじゃなくチームワークだったり、二人の絆は凄いですよね、やっぱり。去年それこそ僕、世界タッグ3回、去年からずっとやらせてもらって2回はビッグガンズなんですよ。やっぱりやってて、なんだろうな、本当に。ここぞという時の底力もそうですし、チームとしては本当に素晴らしいなっていうのは凄く感じますよ、やってて」

――その王者組を破る自信がある?

▼ジェイク「ありますね。もちろん理由もありますよ。3回とも現三冠王者の宮原健斗選手と僕は組ませてもらって、3回ともダメだったんですけどね。今回はパートナーが野村選手で、去年のチャンピオン・カーニバルもボディガー選手からシングルで取ってるんですよ。で、今年のチャンピオン・カーニバルもボディガー選手から獲ってる。向こうからしてみたら相性が悪いというのもあるのかなというのもありますし、向こうは野村選手が何をやってきて、どういうことをやってくるのかたぶんわからない部分の方が多いと思うんですよね。はっきり言って未知数な部分が多いと思うので。そこは僕も感じる部分がいっぱいあるんですけど、だからこそ今回、僕は野村選手に声をかけたっていうのがありますけどね」

▼野村「僕も結構、ボディガーさん、ゼウスさんと対戦経験があるんで、やっていく中でパワーはもちろん凄いと思うんですけど、逆に自分たちの方が機動力だったり、もちろん若さもあるんですけど、そういった部分は僕らの方が勝ってると思ってます。そういう部分を駆使してやれば、ベルトも獲れると思います」

――ジェイク選手が4度目で、野村選手が初挑戦になるが世界タッグベルトへの思いは?

▼ジェイク「4回目ですからね。何回振られてるんだっていうね(苦笑) けど、何だろうな。そのぐらいの僕は覚悟でやってるんで。世界タッグベルトってビッグガンズの色にどんどん染まりつつあるんで、だから、それを払拭してお客さんにこういうふうなチームもいるんだ、こいつらやるじゃん、そういう違う景色を見せないと、この先ないんで。それは僕ら自身の先だという意味でもありますしね」

▼野村「僕は初挑戦なんですけど、やっぱり世界タッグベルトは凄く大きい、実力者が巻くベルトだと思ってるんですけど、僕とジェイクでビッグガンズの二人から獲って、新しい色に染めていきたいと思いますね」

――タイトルマッチ以降もこの二人でタッグを組んでいきたい?

▼ジェイク「もちろん今、NEXTREAMというチームでやってるんで、組める場所があれば全然ありますし、チャンピオンとして12日以降はいると僕は考えてるんで、それは戦う機会も増えるとは思います」

▼野村「世界タッグのベルトを獲ったら、全日本の中でもかなり上の地位にいけると思うんで、このチャンスっていったらアレですけど、それを必ずものにしていきたいなと思います」

――大阪は王者組のホームだが?

▼ジェイク「個人的になんですけど、向こうの声援が多ければ多いほど僕はどっちかと言うとやる気がみなぎってくるタイプなんで。逆にこの空気を変えてやろうとか、そういうふうに思ってしまうというか、そういう人間なので。逆に向こうのホームでありがたいっていうぐらいですね」

▼野村「大阪が向こうのホームだからってあんまり気にしないように。これから作戦も立てて、僕ら自身でつかみ取っていきたいというのがありますね」


【ボディガーのコメント】「確かにジェイク・リーも野村直矢も急成長した。それは認める! しかし! 若手の成長を指をくわえて見てるわけではない! 俺もゼウスもそれぞれがまだ成長し続けている上に、ザ・ビッグガンズとしてのチームワークも洗礼されてきてる! タッグチームとしての頂は絶対に譲るわけにいかん! まぁ、そういうこっちゃ!」

【ゼウスのコメント】「野村、ジェイク、お前らがこの世界タッグのベルトを巻くのは、まだまだ早い! ジェイク、チャンピオン・カーニバルでは不覚を取ってしまったが、この借りは5月12日にキッチリと返す!! 気合入れていくぞー! 人生は、祭りやー!!」

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