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5/8【NOAH】タッグ二冠のマケオワが“始まり”強調 北宮戦へ丸藤「ブルブルする前に終わらす」

 今年のグローバル・タッグリーグ戦を制したGHCタッグ王者の“MAKETA RA OWARI"丸藤正道&マイバッハ谷口組が8日、都内ノア事務所で会見。6・4後楽園大会でのコーディ・ホール&ランディ・レイン組相手の初防衛戦、5・23後楽園大会の「丸藤vsマサ北宮」「マイバッハvs潮崎豪」の一騎打ちに向けて意気込みのほどを述べた。

 “マイバッハ覚醒"を目的として結成されたマケオワ。チーム誕生からわずか一カ月強でタッグベルトとタッグリーグ戦制覇の“タッグ二冠"を成し遂げた。会見でマイバッハの“超口下手っぷり"はは相変わらずだったが、丸藤は「一か月、二か月前の谷口と比べてみれば明らかに変わってきてると思うし、だんだん会場での彼に対する声というのも変わってきてる…っていうか変わったと思うんで。俺のことを武器にしてしまうくらいの勢いも見せてくれてきてるので」と一定の収穫を口に。同時に「ただ、ホントにベルトを獲って、リーグ戦を優勝して終わり…じゃない。リーグ戦の時も言いましたが“MAKETA RA OWARI"の始まりなので、これからの進化もまた俺自身も楽しみにしてる感じ」とも強調した。

 初防衛戦では4・29名古屋大会のリーグ戦公式戦で敗れているコーディ&レインの巨人コンビの挑戦を受ける。直接ピンフォールを奪われている丸藤は「あいつらにやられた敗因は俺自身にあると思ってるんで。体の差はかなりあるんですが、しっかりリーグ戦のリベンジをしつつ、プロレスの醍醐味というものをみせたい。一試合にひとつでもいい。ファンの人たちやメディアの人たちが驚くようなことができるのが俺たちのチームの強みだと思ってるので。今回もどこか大事なところで、驚きやひらめきを見せて勝ちたい」と雪辱を見据えながら予告した。

 北宮から申し込まれた世代闘争も丸藤は受けて立つ。舞台は5・23後楽園大会。「“ブルブル"する前に終わらせます」と格の違いを見せつけることを宣言した。マイバッハも同日、元相棒・潮崎と一騎打ち。タッグ結成中も常に潮崎が“格上視"されてきただけに「今度の試合でハイ、自分が完全に上になったというのをハイ、見せつけたいと思います」と言葉に詰まりながら宣言してみせた。


【会見の模様】

▼丸藤「まずはこのベルトを持ったままリーグ戦を制覇することができてほっとしています。そんな中でコーディ&ランディ。あいつらにやられた敗因は俺自身にあると思ってるんで。体の差はかなりあるんですが、しっかりリーグ戦のリベンジをしつつ、プロレスの醍醐味というものをみせたいと思います」

▼マイバッハ「リーグ戦ハイ、優勝することができてハイ、嬉しく思ってるんですがハイ…リーグ戦終わって、ハイ…コーディとランディにハイ…」

▼丸藤「…ハイ、ハイ…って(笑)」

▼マイバッハ「ハイ。すぐ挑戦表明という形でハイ、すぐ挑戦も決まってハイ、しっかり勝ちたいと思いますハイ」

――マイバッハの覚醒がカギだと言い続けてきたが、その点についてリーグ戦を終えての見解は?

▼丸藤「今日特に何も話をしてきてないのに、着てきてる服のコーディネイトが一緒だったという部分で、かなり意思の疎通ができてきてるのかな…と(笑) 一か月、二か月前の谷口と比べてみれば明らかに変わってきてると思うし、だんだん会場での彼に対する声というのも変わってきてる…っていうか変わったと思うんで。俺のことを武器にしてしまうくらいの勢いも見せてくれてきてるので。ただ、ホントにベルトを獲って、リーグ戦を優勝して終わり…じゃない。リーグ戦の時も言いましたが“MAKETA RA OWARI"の始まりなので、これからの進化もまた俺自身も楽しみにしてる感じです」

――マイバッハ選手は自身の変化を感じる?

▼マイバッハ「そうですね、丸藤さんにハイ、覚醒のきっかけを与えてもらって、うまく引き出せてもらってると思います」

――コーディ&ランディには名古屋で負けているが、その反省点を生かしてどう戦う?

▼丸藤「デカい人間との戦いは得意にはしているんですけど、やられる時はバッとやられてしまう、そんなイメージがあるので。次やる時はしっかり対策を練ってから戦わないと、またやられてしまう可能性もある。ただ、リーグ戦をみていて秘めた“ポテンシャル"というのは、むしろ俺らのほうが高いと思っているので。デカい体をマイバッハ谷口が利用するくらいの試合をしたら面白いんじゃないかと思います」

▼マイバッハ「ハイ…あの二人にはがっとやられてしまった部分があるんでハイ…、次やる時はハイ、しっかり対策を立ててハイ、やっていきたいと思います」

▼丸藤「俺が言ったのと一緒じゃん…(笑)」

――驚くようなアイディアがみられる?

▼丸藤「そうですね。一試合にひとつでもいい。ファンの人たちやメディアの人たちが驚くようなことができるのが俺たちのチームの強みだと思ってるので。今回もどこか大事なところで、驚きやひらめきを見せて勝ちたいなと思います」

――丸藤選手は北宮、マイバッハ選手は潮崎とそれぞれ一騎打ちも決まったが?

▼丸藤「リーグ戦の途中も何かとちょっかいを出してきたヤツなんで。リーグ戦の前半に関しても、アイツにやられた足を引きずっての試合が続いたんで。本当ならもうちょっとやれた部分もあった。彼に対してはシングルマッチでしっかりと決着をつけないといけないなと思ってます。“ブルブル"する前に終わらせます」

――見せ場を与えずに圧勝する?

▼丸藤「そうですね。ブルブルさせないっすね(笑)」

――北宮は『いつまでもデケーツラさせねえ』と言っているが?

▼丸藤「あいつのほうがツラはデケーけどね(笑) とにかくブルブルさせないよ」

――マイバッハ選手は元パートナーの潮崎が相手だが?

▼マイバッハ「この前の試合後、ああいう形でやられてしまったのでホント、やり返したいと思います」

――リーグ戦優勝決定戦の試合後に自身がどうだといわんばかりにベルトを見せつけて、たまらず潮崎がラリアットを打ったように見えたが、どういった気持ちでベルトを見せつけた?

▼マイバッハ「リーグ戦では僕があの人から勝ってたんですけど…リーグ戦が終わった後、僕が見せつける前にあの人がにらんできた気がしたので見せつけました」

▼丸藤「子供か…(笑)」

――これまでは潮崎&谷口組と言われ続けて、格下のような見られ方をしてきたが、そこの立場が完全に入れ換わったと?

▼丸藤「ハイ、今度の試合でハイ、自分が完全に上になったというのをハイ、見せつけたいと思います」

――丸藤選手は潮崎vsマイバッハをどうみる?

▼丸藤「そうですねえ…先ににらんできたのはあっちなんで(笑) まぁまぁ、こいつに火をつけたのはあっちだし。彼(潮崎)も体はあるしマスクもいいんですけど、なかなか良いものを出しきれない自分へのもどかしさもあるだろうし、今こうしてノビノビやってるマイバッハ谷口への嫉妬心もあるのかもしれない。簡単な試合にはならないと思いますけど、今の勢いなら明らかにマイバッハ谷口のほうが上だと思う。ただ、明らかに実力差が出てしまったら、今度は潮崎のほうをイジるのも面白いのかな…とも思いつつ」

▼マイバッハ「え…あの人もイジる…? あの人はイジらせないです。僕だけで」

▼丸藤「カップルか!(笑)」

☆5/23(火)東京・後楽園ホール『Navig. with Breeze 2017』17:45開場、18:30開始

▼シングルマッチ
HAYATA
vs
清宮海斗

▼タッグマッチ
YO-HEY
タダスケ
vs
小川良成
齋藤彰俊

▼タッグマッチ
ランディ・レイン
コーディ・ホール
vs
熊野準
大原はじめ

▼シングルマッチ
Hi69
vs
拳王

▼GHCヘビー級選手権試合前哨戦
小峠篤司
モハメド ヨネ
vs
原田大輔
中嶋勝彦

▼シングルマッチ
石森太二
vs
杉浦貴

▼シングルマッチ
潮崎豪
vs
マイバッハ谷口

▼シングルマッチ
マサ北宮
vs
丸藤正道


☆6/4(日)東京・後楽園ホール『Navig. with Breeze 2017』17:45開場、18:30開始

◇故・三沢光晴 追悼セレモニー◇
同大会におきまして、三沢光晴選手の追悼セレモニーを開催いたします。セレモニーについては紙テープの投げ入れを可能とさせていただきます。その他の試合では行えませんのでご了承下さい。三沢光晴選手の献花台をご用意させていただきます。ご持参いただきましたお花、ご供物など承らせていただきます。

▼8人タッグマッチ
諸橋晴也
小川良成
Hi69
石森太二
vs
YO-HEY
HAYATA
タダスケ
原田大輔

▼タッグマッチ
熊野準
大原はじめ
vs
齋藤彰俊
マサ北宮

▼シングルマッチ
清宮海斗
vs
潮崎豪

▼シングルマッチ
ブライアン・ケイジ
vs
杉浦貴

▼GHCヘビー級選手権次期挑戦者決定戦
小峠篤司
vs
拳王

▼GHCタッグ選手権試合
[挑戦者]
ランディ・レイン
コーディ・ホール
(1/60)
マイバッハ谷口
丸藤正道
[第39代選手権者]
☆丸藤&マイバッハ組初防衛戦

▼GHCヘビー級選手権試合
[挑戦者]
モハメド ヨネ
(1/60)
中嶋勝彦
[第28代選手権者]
※中嶋5度目の防衛戦

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