プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

5/16【新日本】「大阪城ホールのメイン後リングに足を運ぶことになる」 ヒロムが“二階級制覇"を示唆 スーパージュニア直前会見に15選手登場

 あす(17日)から後楽園ホールで開幕する『鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24』の公開記者会見が都内原宿アストロホールで行われ、フライトの都合上欠席となったボラドール・ジュニアをのぞく15選手が登場。意気込みを語った。

 今年もいよいよジュニアの祭典が開幕。会見でまず開いたのは、“今年が最後のスーパージュニア出場"と明言している獣神サンダー・ライガー。「有終の美を飾りたい」と落ちついた口調で語った。

 連覇を目指すウィル・オスプレイはAブロックにエントリー。イギリス人として初優勝した昨年の実績に触れつつ「この1年間、極限まで戦い続けたことで、さらに経験も増してる。今年は“ガイジン"として初の2年連続優勝を成し遂げてみせる」と成長を強調しながら宣言してみせた。

 注目発言を放ったのはIWGPジュニア王者として出場する高橋ヒロム。「今年のスーパージュニアは何の波乱もなく、この俺・高橋ヒロムが優勝いたします。そして、ずーっと戦いたかった相手を大阪城ホールのチャレンジャーとして指名させていただきます」と明かしたうえで、「まぁ、その相手も倒してジュニア最強になってしまった俺は、自然と大阪城ホールのメインイベント後のリングに足を運ぶことになるでしょう。すべては…ジュニアの地位向上のためです」と予告。大阪城ホールのメインイベントはIWGPヘビー級選手権試合となることが確実なことから、IWGPヘビーとの“二階級制覇"すら見据えた。

 初出場となる米ROHのマーティ・スカルもAブロックにエントリー。ROHでBULLET CLUB入りを果たしたスカルは「昨年のスーパージュニアはここにいるウィル・オスプレイが優勝したみたいだな。残念ながらヤツのような愚か者が優勝するなんて、どうかと思う。だから初戦でキッチリとオスプレイを仕留めて、自分が何たるかを見せつけてやる」と意気込んだ。

 Bブロックでは今月のアメリカ遠征でROH世界TV王座を獲得したKUSHIDAが巻き返しを宣言。「今年に入って高橋ヒロムに負けてしまいまして、ある意味IWGPジュニアから一番遠ざかってしまいましたが、ROHでベルトを獲ることができました。反撃の狼煙は上がりました。凄いメンツが揃いましたが、今年抱いた悔しさを燃料にして全力で戦い抜きます」と話した。

 さらにはBUSHIが「スーパージュニアの舞台で一番戦いたい相手がいるんだけど、お互いが決勝まで進まないと戦えないんで、それもまたひとつの運命かな」と投げかけたほか、タイチがヒロムに“チンピラ的"に絡んで一触即発のにらみ合いに。ともあれ、今年もジュニアの祭典のゴングが間もなく鳴る。


【Aブロック】
▼獣神サンダー・ライガー「今年で最後のスーパージュニアですが、気分は落ち着いています。有終の美を飾りたいと思います」

▼リコシェ「ここでそれぞれの選手がどう優勝するかをコメントするかもしれないが、自分はリングの上で自分のパフォーマンスをみせることで、なぜ自分が“キング"と呼ばれるか。そのゆえんを見せたいと思う。みんなキングにひれ伏せ」

▼ドラゴン・リー「何よりもまず、ここに来られてうれしい。ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアに初めて出られたからには、この機会を何としても生かしたい。ドラゴン・リーの人生、そして心はリングの上にある。ムチャス・グラシアス(とてもありがとう)」

▼ウィル・オスプレイ「このトロフィーを見ると昨年のことを思い出す。今でも昨日のことのように思えるあのリーグ戦。これに参戦して、ここにいる選手たちと素晴らしいパフォーマンスを見せることができた。そして決勝に勝ち上がった。イギリス人選手として初めて決勝に勝ち上がった。さらには優勝した。これもイギリス人として初めてのことだ。みんな覚えてるだろう。このスーパージュニアが自分のデビュー戦のようなものだった。この1年間、極限まで戦い続けたことで、さらに経験も増してる。今年は“ガイジン"として初の2年連続優勝を成し遂げてみせる」

▼マーティ・スカル「まずは自己紹介をしたいと思う。私はマーティ・スカル。昨年のスーパージュニアはここにいるウィル・オスプレイが優勝したみたいだな。残念ながらヤツのような愚か者が優勝するなんて、どうかと思う。だから初戦でキッチリとオスプレイを仕留めて、自分が何たるかを見せつけてやる」

▼タイチ「(※マイクまで歩くことを拒否してマイクを持ってこさせてから)下らねえな。こんなことやって。何べんも言ってんだろ。テメーら、こうやって調子に乗ってられるのも、俺がいなかったから。それだけだ。その2年間で調子に乗っただけだろ。特にテメー(※隣のヒロムに絡みながら)…小僧。何持ってきてんだよ、これ…これ!(※ヒロムの持ってきた風船を踏んで潰そうとするが、潰れず) …頑丈だな。おい、何持ってんだよ、それ(ベルトのこと) テメー忘れたか? 新弟子の頃よ、俺に毎日イジメられてピーピー泣かされてよ。こうやってよ! オラ、おい! オラ!(※ヒロムを小刻みに蹴り飛ばす) また泣かしてやるよ。分かったか? 調子にのんなよ?(※ヒロムは痛〜い、痛〜い、痛いなあハハハハハハと狂った笑みを浮かべながら顔面を密着させる)」

▼TAKAみちのく「改めてみると、凄い顔ぶれ。外国人選手、私の苦手なルチャの選手、初めてやる外国人選手にチャンピオンにちょっとガラの悪いヤツ。あとライガーさんね。鈴木軍らしく、TAKAみちのくらしく戦って、決勝戦は鈴木軍対決。そして鈴木軍が優勝し、ベスト・オブ・鈴木軍ジュニアにしたいと思います。みんな、そんなことあるわけねーだろ!って思ってると思います。……俺もそう思います(笑) 以上」

▼高橋ヒロム「今年のスーパージュニアは何の波乱もなく、この俺・高橋ヒロムが優勝いたします。そして、ずーっと戦いたかった相手を大阪城ホールのチャレンジャーとして指名させていただきます。まぁ、その相手も倒してジュニア最強になってしまった俺は、自然と大阪城ホールのメインイベント後のリングに足を運ぶことになるでしょう。すべては…ジュニアの地位向上のためです」

【Bブロック】

▼ボラドール・ジュニア「(※フライトの都合上欠席、コメント代読)ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアに出場できて光栄です。この大会は世界で一番のハイフライヤーを決める大会だと思ってます。出るからには優勝を狙っていきますのでどうぞご期待ください」

▼タイガーマスク「16年も出ると選手も変わって、素晴らしい選手が集まってきてます。初出場の選手もいて、ホントに楽しみなスーパージュニアだと思ってます。1試合1試合大事に戦っていきたいと思います」

▼田口「タグチジャパン監督・田口隆祐です。え〜今回タグチジャパン、ジュニア戦士大募集という募集をかけましたら、このように16名の素晴らしいジュニア選手が集まってくれました。全選手がタグチジャパン入りの可能性がありますので、全力で頑張っていただきたいと思います。え〜タグチジャパンはですね、門戸をものすごい開き方で開いておりますので、門戸の開き方が凄いタグチジャパン入りを目指して頑張ってください。もちろん私も代表から外されないように精いっぱい頑張ります」

▼KUSHIDA「今年に入って高橋ヒロムに負けてしまいまして、ある意味IWGPジュニアから一番遠ざかってしまいましたが、ROHでベルトを獲ることができました。反撃の狼煙は上がりました。凄いメンツが揃いましたが、今年抱いた悔しさを燃料にして全力で戦い抜きます」

▼ACH「このステージに上がって、このトロフィーの重要性についてコメントする必要はない。なぜならその重要性はここにいる全員が分かってるはずだから。ボクがここでやらねばならないこと。他の15選手が、シングルプレイヤーとして新日本のリングで地位を確立できているのに対して、ボク自身はそれができていない。だからスーパージュニアを制して、自分自身が素晴らしいシングルプレイヤーであることをここで証明したい。スーパー!」

▼金丸「(※ウイスキーの角瓶を片手に)試合なんてどうでもいいんだよ。とにかくカネだ。カネ。それだけ。そして最後は鈴木軍で祝杯だ。それだけだ」

▼デスペラード「しゃべろうと思っていた相手が飛行機の関係でここにいねーってことで、しゃべることは特にありません……が、見渡してみれば、この間チャンピオンに2分足らずで負けたヤツとか、ただただ長く出てることが自慢の選手とか、変態とか…どうでもいいブロックになったな、こっち側はな。楽しみだよ」

▼BUSHI「カナダとアメリカで試合をして、今日この場所に無事に帰ってこられたことをまずは感謝しなきゃいけないかなと。海外での反応って意外と大切だなっていうのを体感して。今日もこうして世界からトップのジュニアが集まってて。そのスーパージュニアの舞台で一番戦いたい相手がいるんだけど、お互いが決勝まで進まないと戦えないんで、それもまたひとつの運命なのかなと。言いたいことは一つだけ。今年のベスト・オブ・ザ・スーパージュニア、楽しみにしてます。エンセリオ、マジで。時差ボケで眠いんで帰っていいっすか?(※BUSHIはそのまま退席)」

プロ格 情報局