プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

5/16【新日本】本間はリハビリ開始、柴田も退院のメド立つ 三澤トレーナーが現状報告

 新日本の三澤威メディカルトレーナーが17日、負傷欠場中の本間朋晃、柴田勝頼2選手の現状について報告した。

 都内で開かれた戦略発表会前に登壇。中心性頚髄損傷で欠場中の本間は、順調に回復。頸椎の専門病院から大阪のリハビリ専門病院に移動し、外出許可も出てジムでの筋力トレーニングもスタート。軽いランニングなどのリハビリにも取り組めるようになったという。

 急性硬膜下血腫の手術を受けた柴田については「当初は命に関わる状況だった」と公式に認めたうえで、5月2日の再手術も終わって現在は一般病棟に移動。会話や歩行には問題ないが、後遺症については経過を見ないと判断できない状況だという。ただ、退院のメドは立ってきており、「元気なエールを送ってほしい」と呼びかけた。

 負傷欠場者が相次いだ状況を踏まえて、三澤トレーナーは改めて新日本での健康管理体制について説明。脳神経外科医、脊髄専門医、整形外科医、新日本プロレスのトレーナーからなる“医事委員会"が組織されており、6年前からMRIやCTを含めた健康診断データを蓄積しているという。データをもとに医事委で定期的な会議を行いつつ、会場でも選手のコンディションを把握、ケガの防止等に努めている。これに関連して木谷高明オーナーも選手負担を考慮した出場機会の見直しを進めたい意向を示した。

プロ格 情報局