6/8【WWE】アンダーソンと両国で一騎打ち「彼が誇る2012年G1ファイナル超える試合を」 日本公演へフィン・ベイラー インタビュー
今年の東京でのWWE日本公演『WWE Live Japan』(6・30、7・1両国国技館)をPRするためフィン・ベイラー(プリンス・デヴィット)が来日。8日に日本メディア向けのインタビューに応じた。
“第2の故郷"日本でのファイトは約2年ぶりとなるベイラー。2年前の日本公演ではケビン・オーエンズを破ってNXT王座初戴冠も果たした。今回はロウ所属の“メインロースター"として初めて日本のリングに立つ。
前夜(7日)の来日直後に、古巣・新日本道場に直行。KUSHIDAや獣神サンダー・ライガーらと旧交を温めた。WWE入りしてからも日本のプロレス界の動向を「できる限りチェックしている」というベイラーは、「自分が日本を離れてから2年が経ちますが、この2年間での日本のプロレスの進化にはひじょうに驚かされている」と話した。なかでも先日、新日本のベスト・オブ・ザ・スーパージュニアを制したKUSHIDAに注目しており「この2年間でホントに進化したと思うし、完璧な“プロ"になった。タイトルマッチやベスト・オブ・ザ・スーパージュニアを通じてそれを証明してきた」と賞賛した。
今回の両国2連戦では初日にカール・アンダーソンとのシングルマッチ、2日目にインターコンチネンタル王座を懸けた4WAY戦に臨む。新日本時代、ともにBULLET CLUBを立ち上げたアンダーソンと、両国の舞台でWWEのメインロースターとして一騎打ち。
ベイラーは「自分とカール・アンダーソンの関係には長い歴史がある。それこそ新日本に入る前からね。両国という舞台も思い出深いし、僕が日本のファンに“グッバイ"を言ったのも両国だった。アンダーソンにとっても、2012年のG1ファイナルでグレートパフォーマンスをした特別な地。2012年のG1ファイナルに出たことを、彼は常日頃ことさら強調してるからね(笑) だからそれを超える試合をしたいと思うし、日本のファンが今の僕らの試合を両国で観て、どんな反応をするか。それがひじょうに興味深いところでもある。僕らにとって凄く特別な機会になると思う」と特に力を込めながら語った。
現在WWEでは中邑真輔もスマックダウンで活躍。「彼の活躍はもの凄いね。近いうちにチャンピオンにだってなれるんじゃないかな。ただ、僕はロウで彼はスマックダウン。ブランドが違う。しっかり区別されてる今は、それぞれの道に集中すればいいと思う。そしていつかドラフトがあって、同じブランドになれることを楽しみにしてるし、それまで互いにベストを尽くしていきたい」とベイラー。世界最高峰の舞台での“再会"もしっかり見据えてみせた。
【フィン・ベイラー インタビュー】
――日本にはいつ着いてどこへ行った?
▼ベイラー「日本には昨日(7日)の夕方着きました。ホテルにチェックインした後、友人たちに会いに新日本の道場へ行きました」
――そこで誰と会った?
▼ベイラー「KUSHIDAやライガーさん、今まで会ったことの無かったヤングボーイズ達にも会いました」
――何を話した?
▼ベイラー「…ここで言えることは無いかな(笑) 思い出話に花を咲かせて“ちゃんこ"をいただきました」
――日本のプロレス界の動きについて情報をチェックしている?
▼ベイラー「できる限り、日本のプロレス界だけじゃなくて、ヨーロッパもメキシコの動向もチェックするようにしてます。自分が日本を離れてから2年が経ちますが、この2年間での日本のプロレスの進化にはひじょうに驚かされています」
――なかでも気になるトピックは?
▼ベイラー「KUSHIDAには注目してる。自分が日本にいた頃、一緒にやっていた選手ではありますが、この2年間でホントに進化したと思うし、完璧な“プロ"になった。タイトルマッチやベスト・オブ・ザ・スーパージュニアを通じてそれを証明してきたと思います」
――今年の1・4東京ドーム大会でのオカダvsオメガ戦は海外でも話題になったそうだが?
▼ベイラー「そうだね。でも、自分からしたらそこまで“驚き"はなかった。というのも、ケニーにしてもオカダにしても、これまでグレートマッチを重ねてきたし、自分自身とも戦ってきた選手。確かに話題にはなったかもしれないけど、それだけのことをやってきた選手だから驚きはありませんでした」
――今回は“メインロースター"として初めて日本で試合をするが、心境に変化はある?
▼ベイラー「メインロースターとして日本に戻ってこられたこと自体は凄くエキサイティングなこと。ただ、前回NXT所属のフィン・ベイラーとして来た時も、他のメインロースターと変わらぬ扱いをしてもらったし、WWEユニバース(ファン)もそう接してくれた。だから改めてWWEのファミリーの一員として戻ってこられてうれしく思うよ」
――今回の日本公演初日ではカール・アンダーソンと一騎打ち。日本でともにBULLET CLUBを立ち上げたカール・アンダーソンと、両国の舞台で、WWEとして戦うことについて?
▼ベイラー「自分とカール・アンダーソンの関係には長い歴史がある。それこそ新日本に入る前からね。両国という舞台も思い出深いし、僕が日本のファンに“グッバイ"を言ったのも両国だった。アンダーソンにとっても、2012年のG1ファイナル(vsオカダ)でグレートパフォーマンスをした特別な地。2012年のG1ファイナルに出たことを、彼は常日頃ことさら強調してるからね(笑) だからそれを超える試合をしたいと思うし、日本のファンが今の僕らの試合を両国で観て、どんな反応をするか。それがひじょうに興味深いところでもある。僕らにとって凄く特別な機会になると思う」
――スマックダウン入りした中邑真輔の活躍については?
▼ベイラー「スマックダウンに入ってからの彼の活躍はもの凄いね。近いうちにチャンピオンにだってなれるんじゃないかな。ただ、僕はロウで彼はスマックダウン。ブランドが違う。しっかり区別されてる今は、それぞれの道に集中すればいいと思う。そしていつかドラフトがあって、同じブランドになれることを楽しみにしてるし、それまで互いにベストを尽くしていきたい」
――日本のファンに向けてメッセージを
▼ベイラー「日本は自分にとってのホームだと思っているし、日本のファンの皆さんが僕を受け入れてくれたおかげで良い時間が過ごせてると思っています。日本を去るのは辛かったけど、またこうして日本にWWEとして戻ってこられることは凄くうれしいし、とても楽しみにしています」
☆6/30(金)東京・両国国技館『WWE Live Japan』18:00開場、19:00開始
▼タッグマッチ
タイタス・オニール
ボー・ダラス
vs
Rトゥルース
ゴールダスト
▼トリプルスレット形式クルーザー王座戦
ネヴィル
vs
戸澤陽
vs
オースチン・エイリーズ
▼6人タッグマッチ
エマ
ナイア・ジャックス
アレクサ・ブリス
vs
ミッキー・ジェームス
サシャ・バンクス
ベイリー
▼タッグマッチ
セザーロ
シェイマス
vs
ビック・キャス
エンゾ・アモーレ
▼シングルマッチ
ヒデオ・イタミ
vs
クリス・ジェリコ
▼シングルマッチ
カール・アンダーソン(w/ルーク・ギャローズ)
vs
フィン・ベイラー
▼インターコンチネンタル王座戦
ミズ(w/マリース)
vs
ディーン・アンブローズ
▼タッグマッチ
サモア・ジョー
ブレイ・ワイアット
vs
セス・ロリンズ
ロマン・レインズ
☆7/1(土)東京・両国国技館『WWE Live Japan』17:00開場、18:00開始
▼タッグマッチ
タイタス・オニール
ボー・ダラス
vs
Rトゥルース
ゴールダスト
▼クルーザー王座戦
ネヴィル
vs
オースチン・エイリーズ
▼6人タッグマッチ
エマ
ナイア・ジャックス
アレクサ・ブリス
vs
ミッキー・ジェームス
サシャ・バンクス
ベイリー
▼タッグマッチ
カール・アンダーソン
ルーク・ギャローズ
vs
ヒデオ・イタミ
戸澤陽
▼シングルマッチ
セザーロ(w/シェイマス)
vs
ビッグ・キャス(w/エンゾ・アモーレ)
▼シングルマッチ
サモア・ジョー
vs
セス・ロリンズ
▼フェイタル4ウェイ形式インターコンチネンタル王座戦
ミズ(w/マリース)
vs
フィン・ベイラー
vs
クリス・ジェリコ
vs
ディーン・アンブローズ
▼シングルマッチ
ブレイ・ワイアット
vs
ロマン・レインズ