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8/4【全日本】TAKA&ブラックVIIが「大森取締役のパワハラから奥田リングアナを守るために」アジアタッグ強奪宣言

 8・27両国大会でアジアタッグ選手権試合が決まった第101代王者組・青木篤志&佐藤光留、挑戦者組・TAKAみちのく&ブラック・タイガーVIIが4日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。TAKA&ブラックVIIは「大森取締役のパワハラから奥田リングアナを守るため」を強調し、最古のベルト獲りを宣言した。

 8・27両国でのアジアタッグ挑戦を表明していたブラックVIIは8・3新木場大会にパートナー・TAKAとともに来場。改めて最古のベルト挑戦をアピールし、この日、タイトルマッチが正式に決まった。

 かつて全日マットを主戦場に活躍していたTAKAは久々の参戦。「個人的に全日本プロレスには以前、長いことお世話になってた部分があるんで、その45周年の大舞台で試合ができるってことはうれしく思います」と話した。しかも今秋にはデビュー25周年を迎えるとあって、「25周年の今年、何か勲章がほしいなと思ってたところ、この日本最古と思われるベルトに挑戦できる。過去に一度も触れたことないベルトなんで、それに挑戦できるのはうれしい」とアジア初戴冠に色気をみせた。

 パートナーのブラックVIIもかつて「中身」がアジアタッグを巻いたことがあるという。「中身が以前こちらの全日本プロレスさんで働かせていただいてた時に唯一、巻いたことがあるベルトなので、どうしてもほしいかな」と“返り咲き"を見据えたが、この男にとって最重要事項は別にあった。

 それは「大森取締役のパワハラから奥田さんを守るため」という理由だ。ブラックVIIにとって奥田亮リングアナは大親友だという。先日も怪文書を贈りつけたものの、大森取締役は対応を奥田リングアナに丸投げ。「大森取締役のパワハラが許せないから、奥田ちゃんのためにベルトを獲る」と宣言したブラックVIIは大森取締役が不在をいいことに罵詈雑言を並べて言いたい放題。TAKAも「相棒がそう言うなら俺も奥田ちゃんのために獲ろう」と呼応した。

 迎え撃つ第101代王者・青木&佐藤は3度目の防衛戦となる。両国といえば昨年11月27日、渕正信&大仁田厚にベルトを奪われた苦い思い出がある。「今年はしっかり防衛して次につなげていきたい」と青木が誓えば、佐藤も11月開催のジュニアタッグリーグ戦を見据えつつ、「もちろん勝つことは大事でなんすけど、勝ち続けることが何よりだと思いますので、そのためには癖だけじゃなく実力もある挑戦者チームだと思いますが、そこは我々のチームワークは期待できないですから、実力だけで乗り切りたい」と返り討ちを宣言していた。

【会見の模様】
▼青木「ベルトを持っている以上、挑戦を表明してくれた人がいる以上は防衛はしっかりしますので。両国、去年負けてるんで、今年はしっかり防衛して次につなげていきたいと思います」

▼佐藤「変態自衛隊の佐藤光留です。11月にはまたジュニアの(タッグ)リーグ戦がありますので、もちろん8月は大事な試合なんですけど、もう今、全日本プロレス、佐藤光留、青木篤志、変態自衛隊がジュニアの象徴です。勝ち続けていく…もちろん勝つことは大事でなんすけど、勝ち続けることが何よりだと思いますので、そのためには癖だけじゃなく実力もある挑戦者チームだと思いますが、そこは我々のチームワークは期待できないですから、実力だけで乗り切りたいと思っております。勝ち続けるために頑張ります」

▼TAKA「この横にいる悪友・VIIに呼んでもらって久しぶりの全日本プロレスになるんですが、私の記憶が正しければ、佐藤光留選手とは7、8年前ですかね。全日本の大会で試合したのが最後なのかな。久々の再会がまた全日本プロレス、何か運命的なものを感じます。青木選手に関してはこれも私の記憶が正しければ、たぶん彼が以前いた団体で、青木選手がまだ若い時に何度か対戦してると思うんですが。でもあれからずいぶん長い時間が経ってるんでね。あの時とは全然違うと思うんで。個人的に全日本プロレスには以前、長いことお世話になってた部分があるんで、その45周年の大舞台で試合ができるってことはうれしく思いますし、自分自身も25周年の今年、何か勲章がほしいなと思ってたところ、この日本最古と思われるベルトに挑戦できる。過去に一度も触れたことないベルトなんで、それに挑戦できるのはうれしいなと思います。今後のためにもアジアの歴史に名前を残したいなと思います。二人とは特に個人的に何の因縁もありませんが、アジアタッグに恥じない、いいチャンピオンシップができたらいいなと思ってます」

▼ブラックVII「今日は大森取締役のパワハラから奥田さんを守るために会見、奥田さんのために今日来たんで。特にないんですけど、奥田さんのためにちゃんと言った方がいいですかね? 個人的にこのアジアタッグのベルトは私の中身も過去に巻いたことがあるベルトで、中身が以前こちらの全日本プロレスさんで働かせていただいてた時に唯一、巻いたことがあるベルトなので、どうしてもほしいかなという気持ちと、あと変態の方が大切なのは勝つことだ、勝ち続けると。大切なのは勝つことじゃないんですよ。負けないことなんですよ。これね、ヒクソン・グレイシーさんの本に書いてあったんですよ。それよりアジア、元気ないからさ、チャンピオンが。誰か亡くなったんですか? 大丈夫ですか? さっきも何か取締役にパワハラ受けてなかった? あのヤロー、やったんねぇとな」

▼TAKA「取締役って誰?」

▼ブラックVII「隆男」

▼TAKA「隆男? 悪い奴がいるんだ」

▼ブラックVII「全日本プロレスはここ来るたびに言うけど、陰謀の渦に巻き込まれてるから。こんな元気のないチャンピオン、もうチャンピオンの資格がないよね逆に。まぁ我々も挑戦者の資格ないかもしれないけど、あくまでも奥田さんのために挑戦してあげるんで、そこ取締役に言っといてください」

▼TAKA「相棒にとって大事な人なのね。じゃあ私にとっても大事な人になりますよ。奥田さんね」

▼ブラックVII「奥田ちゃん」

▼TAKA「奥ちゃんでいいかな?」

▼ブラックVII「奥ちゃんだとちょっと嫌だな。やっぱり奥田ちゃんで。奥ちゃんというと変な人になっちゃう」

▼TAKA「メキシコの…やめなさい(苦笑) 変態チームらしいけど、たぶん変態度じゃ俺たちも負けないよね」

――挑戦者チームに会見の空気を持っていかれつつあるが、タッグチームとして難敵を迎え撃つことになるのでは?

▼青木「それは十分わかってますし、会見でのまれるのまれないは試合にあまり関係ないかなと。僕は僕のペースでやっていきたいと思います」

▼ブラックVII「組んだことあるっけ?」

▼TAKA「初めてじゃない、組むのVIIと」

▼ブラックVII「そうだね」

▼佐藤「僕ら全日本プロレス、花と実があるなら、実の方だと思うんで。昨日、自分の試合でいろいろあったんで、心機一転、これからの全日本プロレスの実を新たに作るために…」

▼ブラックVII「何かあったんですかね? ネットみた方がいいですかね?」

――挑戦者チームはアジアタッグへの思いが強い?

▼ブラックVII「だから違うんですよ。俺は大森取締役のパワハラが許せないから、奥田ちゃんのためにベルトを獲る。それだけだよ。獲ってからでしょ」

▼TAKA「相棒がそう言うなら俺も奥田ちゃんのために獲ろう」

▼ブラックVII「大森取締役だけは許せねぇな」

▼TAKA「そんな悪い人なの?」

▼ブラックVII「悪い人ですよ。クソヤローだよ、チクショー。まだいるのかな? いたらまずくないか。大丈夫?」

▼奥田リングアナ「帰られました」

▼ブラックVII「帰るってのも失礼じゃないか。取締役が何で立ち会わない? クッソ、あのヤロー、早引けかよ。許せねぇな取締役のくせに。職務怠慢じゃないか。でもあれでしょ。君ら、俺らアジア挑戦するっていうの期待も何もしてねぇってことでしょ? そうだよね?」

▼TAKA「しょうがない。初めて組むし」

▼ブラックVII「だってチャンピオンが全然死んでるんだもん。クソ、許せねぇな」

――コールは奥田リングアナにやってもらいたい?

▼ブラックVII「それは取締役に私が言うんで。また怪文書送りますよ」

▼TAKA「奥ちゃん、リングアナ? レフェリーかと思った」

▼奥田リングアナ「コールは会社が担当を決めてるので当日どうなるかわからないですね」

▼ブラックVII「次のシリーズ、俺の都合で出るところがあるから、その時に大森取締役に直接言いますよ。守ってあげる。気づかない? 全日本プロレスが今、陰謀に巻き込まれてるの。チャンピオンがこの状態って完全に陰謀ですよ、これは」

▼TAKA「そんなひどいんだ? 知らなかった」

▼佐藤「だいたい陰謀がある、陰謀があるって言ってる時は、その陰謀があるって言ってるのがだいたい陰謀の中心なんですよ。それは僕らも体験もしたし、やってきたことなんで。今回の挑戦者の二人は全日本プロレスの今のジュニア、アジアの流れを全く知らないと思うんで。あとでちゃんとプロ格DX、週刊プロレスを見て調べてほしいと思います。僕もEvolution抜けたんで、誰を気にしてしゃべることもないんで」

▼ブラックVII「おぉ、Evolution抜けたんだ。じゃあ捨てる変態に拾う虎ありということで、これも全日本プロレスの陰謀から守るために俺がEvolutionに入ってあげる。諏訪魔に伝えといて。捨てる変態がいるんだから、拾う虎ありでいいんじゃない。俺がEvolutionに入る。そしたらスーパー・タイガーいらないな。Evolutionに二匹の虎はいらないな。ちゃんとEvolutionって入ったマスク作ってくるから。相棒はRO&Dでもやりなよ」

▼TAKA「みんないないから」

▼ブラックVII「やめとけ!(笑) これも陰謀ですよ。こんなノリの悪い会見に呼ばれてるんですよ。ホント、大森のヤロー、許せねぇな。クソ、帰りやがって。チクショー」

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