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8/20【WWE/NXT】アスカがムーンを破ってNXT女子王座防衛、ヒデオはブラックに惜敗 『NXTテイクオーバー:ブルックリンIII』

 『NXTテイクオーバー:ブルックリンIII』が19日(米国現地時間)、ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで開催され、アスカがエンバー・ムーンを破ってNXT女子王座防衛に成功。ヒデオ・イタミはアレイスター・ブラックに惜敗した。

 2015年2月の第1回大会から数え、今回で17回目となる特番『NXTテイクオーバー』。NXT女子王座に無敗で君臨し続けているアスカがムーンを挑戦者に迎え撃った。今年4月の対戦ではアスカがレフェリーを突き飛ばしてエンバーの必殺技エクリプスを回避すると、強烈なキックで勝利。エンバーにとっては雪辱戦となった。

 試合が始まるとエンバーがランニングキックで先制、さらにコーナーから場外へダイブ攻撃をアスカに決めて勢いに乗った。しかし、この攻撃でスイッチが入ったアスカはエンバーをスチール階段に叩きつけ、花道のスチールにスープレックスを決める。さらにヒップアタック2発をさく裂させた。

 エンバーはトルネイドスープレックスで反撃し、必殺のエクリプスを決めたが、アスカは辛うじてカウント2で返す。さらにエクリプスを狙うエンバーだったが、アスカはレフェリーを盾に回避。エンバーはそれでもクロスボディ、スーパーキックを決めてアスカを追い込むもカウント2。最後はアスカがアスカロックで捕まえてギブアップさせ、王座防衛を決めた。

 NXTで暴走を繰り返すヒデオは襲撃事件を起こした相手、ブラックと対戦した。ゴング前から挑発し合う両者はフロントハイキックの相打ちで戦闘開始。ヒデオがコーナーから後頭部へのニードロップ、DDT、チンロックと試合を優勢に進めると、ブラックも蹴りを中心とした打撃やムーンサルトで反撃。中盤、ヒデオがトップロープからの雪崩式ファルコンアローを決め、さらに激しい張り手、 打撃の打ち合いを展開。再度ヒデオがファルコンアローを決めたが、惜しくもカウント2。ブラックが起き上がれないでいると、こ れをチャンスと見たヒデオはニーパットを外し、必殺のGTSの体制に入るも、ブラックは辛うじてエルボーで回避。苛立つヒデオは「Show me respect(敬意を示せ)」と周囲を威圧したが、ブラックブラック・マスを食らって3カウントを聞いた。

 同大会では王者ボビー・ルードvsドリュー・マッキンタイアのNXT王座戦が行われ、マッキンタイアがヘッドバッド&クレイモアで勝利。マッキンタイアが新NXT王者となった。試合後、カイル・オライリー&ボビー・フィッシュ、さらにアダム・コールが突如現れ、新王者マッキンタイアを襲撃した。

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