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10/10【全日本】1年ぶりGET WILD対決へ 大森取締役が定例会見で征矢に通告「ただじゃ帰さない」

 大森隆男取締役が10日、神奈川・横浜市の全日本事務所で定例会見を実施。10・31新木場大会で組まれた征矢学との一騎打ちについて言及し、「再び全日本に戻ってきて、俺とシングルやろうというならば、ただじゃ帰さない」と通告した。

 恒例となっている大森取締役の定例会見。この日も大森取締役が登場し、その中で10・31新木場大会で組まれた征矢との一騎打ちについて言及した。

 GET WILD対決は征矢復帰戦となった昨年10月9日、WRESTLE-1後楽園大会以来1年ぶりとなる。二人は昨年の最強タッグでGET WILDを再結成し、優勝を飾ったが、今年、征矢はブラック・タイガーVIIと組んでの最強タッグ出場が決定。二人は“大森取締役による陰謀説"を唱えており、かつての相棒に対して大森取締役が腹に一物もっていても不思議ではない。「煮ても焼いても食えないけど、煮ても焼いてもやるか。蒸してやるか、あのワイルド半チク野郎を」と吐き捨てた大森取締役は、「どっちがワイルドかいまさら名乗る、主張するつもりもないんですけど、再び全日本に戻ってきて、俺とシングルやろうというならば、ただじゃ帰さない」と通告していた。

【定例会見の模様】
▼大森取締役「秋山&大森組、ホント幾度となくタッグも組んで試合もやってきて、僕らの25周年記念大会ですからね。全日本プロレスにベルトを取り返すことはもちろんのこと、自分らのキャリアの中での集大成の試合になる。今から身震いするような、ホント気が引き締まる思いで。最後、一番いい形でベルトを獲って、誰も祝ってくんないんだったら(苦笑)、自分たちで祝いますよ25周年を。(記者に向かって)どうせ祝う気ないだろ? 25なんて中途半端だと思って。大丈夫ですか?」

――10・31新木場での征矢戦について

▼大森取締役「どうしようかな、本当に。煮ても焼いても食えないけど、煮ても焼いてもやるか。蒸してやるか、あのワイルド半チク野郎を。どっちがワイルドかいまさら名乗る、主張するつもりもないんですけど、再び全日本に戻ってきて、俺とシングルやろうというならば、ただじゃ帰さない。そういう心境でおります。新木場からてめぇただで帰さねぇぞ。そういうふうに伝えておいてください」

――11・5名古屋大会で組まれた前三冠王者・宮原との一騎打ちについて

▼大森取締役「今年1月、博多で三冠戦もやってます。その前の年は沖縄で三冠戦もやっております。両方とも分が悪いですけどね。元三冠王者。逆に僕が胸を借りるという謙虚な気持ちでですね。なおかつ遠慮しないで。あんまりキャリアだとか、元三冠王者だとか、そういうしがらみとかを捨ててですね、1対1個々で向き合って真っ向勝負をしたいと思ってますね」

――最強タッグについて

▼大森取締役「近年は最強タッグ、だいたい2ブロック制。今年は全チーム1ブロック総当たり。とんでもないリーグ戦になりました。リーグ戦が終わった時点で生きてるか死んでるか。俺は生きてる……誰も聞いてないですね。まず生き残りをかけた壮絶なタッグリーグ戦になります。その中で十分、秋山&大森組という存在感をみせて、そして25周年イヤーの最後ですね。優勝して締めくくりたいなと、このように思う次第でございます」

――先ほど「誰も祝ってくれなくても」と言っていたが、周りに祝ってくれる方がいないと?

▼大森取締役「周りに祝ってくれる方? いるかなぁ、いないかなぁ…。いるとして、その人は…(苦笑) 自分で祝いますよ。自分の祝い事は自分で祝って自分で完結させます。そのためにはベルトを獲る。これが何よりの祝福でございます。質問の答えになってないですね」

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