プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

10/10【WRESTLE-1】イケメンが熊ゴローのプライベート暴露で心理戦? 『W-1 TAG LEAGUE 2017』決勝トーナメント前日会見

 あす(10日)の後楽園大会で『W-1 TAG LEAGUE 2017』決勝トーナメントに出場する稲葉大樹&黒潮“イケメン"二郎組、河野真幸&伊藤貴則組、土肥孝司&熊ゴロー組が都内で会見。それぞれ意気込みを述べた。なお、リーグ戦を全勝で突破した火野裕士&ジェイク・オーメン組は所用のために会見を欠席。両者からはトーナメント制覇に向けてのメッセージが届けられた。

 会見では10・2新木場大会で引き分けた稲葉&イケメン組と土肥熊が心理戦を展開。決勝戦での再会を誓いながら、イケメンが熊ゴローのプライベートでの悪行(?)を暴露するなど、精神的に優位に立とうとしようとする場面が見られた。その一方で熊ゴローのパートナーである土肥は一切フォローせず。仲がいいのか悪いのかわからないところを見せつけ、他のチームを困惑させていた…。


【会見の模様】

▼稲葉「イケメン選手と優勝目指してがんばります」

▼イケメン「タッグチャンピオンベルトに初挑戦するためにも絶対に勝たなきゃいけない。かなり気合い入ってます。イナビーと絶対に! 準決勝で勝って、できれば土肥熊に勝ち上がってきてもらって俺たちで決勝で闘いたい。そして勝ちたい!」

▼伊藤「このタッグリーグで優勝して、河野さんともう一回タッグチャンピオンのベルトを巻きたいと思っています」

▼河野「がんばります」

▼土肥「まあ、なんとか俺らも勝ち上がれたと。リーグ戦とか向いてなかったんじゃないかと。俺ら土肥熊は最低で最高なチームなわけで一発勝負のほうが向いているんじゃないかと。決勝トーナメントに勝ち残ったのは勝ち残ったので必ず俺らが優勝します」

▼熊ゴロー「首の皮一枚つながって奇跡が起きてここにいられることを凄くうれしく思います。ここまで来たからには優勝するしかないので、優勝しか見えてません」
▼火野(メッセージ代読)「リーグ戦全勝で突破しましたけど、この勢いで決勝トーナメントも勝ち上がって、当たり前のように優勝しようと思っています。ジェイクが言っている言葉はほとんどわからないけども、ウチらには言葉を必要としないチームワークがある! だから、決勝トーナメントもなんの心配もない! もう一度言いますけど、当たり前のように優勝させていただきます!」

▼オーメン(メッセージ代読)「リーグ戦での俺たちの勢いを見ただろ? 誰が俺たちを止めることができるんだ? そんなチームはこの地球上には存在しない! 俺たちが自分たちで止まらない限り、この勢いはまだまだ続くぜ! ヒノ&ジェイク、アンストッパブル!」

──決勝トーナメントに残ったチームの中で、自分たちのチームが他のチームより優っている強みはなんですか?

▼稲葉「僕らはタッグを組んで今回が初めてのタッグなのでそれが強みなのかなと。どういう化学反応が起こるのかわからない。そこが強みかなと思います」

▼イケメン「そのとおりだと思います」

▼伊藤「破壊力ではどのチームよりも一番強いと思っています」

▼河野「年の差が一番あるんで、一番オッサンの俺がどれだけがんばれるかが結果につながるかと思います」

▼土肥「俺らはタッグベルトを2回巻いているし、実績的にもね。まあ勝ち点は一番少ないんだけど……そんなところですかね(※と言い終えたところで、隣でうんうんと頷く熊ゴローの頭をマイクでどつく)」

▼熊ゴロー「イテッ!」

▼土肥「うんうんじゃなくて。間違いなく俺らがW-1の中でタッグ最強、そして最低で最高と叫び続けているわけですからね。負けるわけにはいかないと。(熊ゴローに向かって)他に強みはありますか?」

▼熊ゴロー「何をするかわからない意外性だと思います。自分で言うのもなんですけど、意外性です」

▼土肥「試合に負けても翌日に足立区の女と会うとか? そういうところが強みですか?」

▼熊ゴロー「(土肥の言葉を遮るように)意外性です!」

▼イケメン「○○○でしょ?」

▼熊ゴロー「だ、誰ですか? そ、そんな適当なことを言われても……」

▼土肥「俺は名前までは知らなかった(笑)」

──各チーム、準決勝で当たる対戦相手について印象を教えてください。

▼稲葉「昨日のACEでも引き分けたんですけど、伊藤選手の蹴りを今回も注意したいなと思っています」

▼イケメン「昨日シングルやったの? まあ、僕は河野さんとはシングルを一番やっている回数が多いんじゃないかなと。なので、伊藤に僕は食ってかかってみたいかなと思っています」

▼伊藤「2人ともあんまり絡んだことないので。稲葉さんは昨日やりましたけど、イケメンさんはあんまり絡んだことがないので未知数なんですけど、2人のテクニックには惑わされないように自分はこのままのスタイルを突き通してがんばりたいと思います」

▼河野「まあトーナメントで優勝したりとかW-1のチャンピオンになった奴なんで、甘く見て痛い目に遭わないように完全に準備をして明日に臨みたいかなと。足立区の○○○さんだけには注意してがんばります」

▼土肥「一つ問題が起きまして熊ゴローが隣で『今の質問なんでしたっけ?』と聞かれてました(笑) 火野&ジェイクの印象ですね。3勝しているということで、急造チームですけど、1試合だけ地方で見られる機会があって、息も合って末恐ろしいチームかなと思います」

▼熊ゴロー「火野選手、ジェイク選手は凄い強敵で、警戒するところがいっぱいあるんですけど、ちょっと黒潮“イケメン"二郎に僕は一番警戒しています」

──イケメン選手を一番警戒する理由はなんなんですか?

▼熊ゴロー「あることないこと言ってしまうので……。こういう公共の電波っていうんですか? こういうのを使って」

▼イケメン「実際、ウチは実家が鍋屋をやっているんですけど、客に手をつけたのはこいつであって……」

▼熊ゴロー「ちょっと待ってくれ! 手はつけていない」

▼イケメン「手は……?」

▼熊ゴロー「やめてくれ、変なことを言うのは!」

──全部ウソっていうことでいいんですか?

▼熊ゴロー「そうですよ、もちろん。あることないこと」

▼河野「あること?」

▼熊ゴロー「ないです!」

──イケメン選手はだいぶ気合いの入った格好ですけど、その心は?

▼イケメン「なんだかんだ緩いというか、緩くはないけど、熊ゴローの女の話題が出たりとかありますけど、やっぱりタッグリーグなので僕は前回のシングルのトーナメントと同じぐらい気合いが入っています。それで今日のラッキーカラーが紫だったのでこれかなと。とにかく気合いが入っているわけです。フィニッシュ!」

──稲葉選手は昨日のACEの大会で伊藤選手をNEW ERAに勧誘されていましたけど、明日の準決勝で当たることになってどういうお気持ちで臨みますか?

▼稲葉「僕は昨日の試合後に言いましたけど、W-1所属になったので一緒にNEW ERAでがんばっていきたいなと思っていますけど、本人の気持ちを尊重したいので。考えたいと言っていたので、明日も闘っていろいろ考えてほしいなと思います」

▼イケメン「俺は反対だな。まあリーダーだからあれだけど、こいつ俺のことをナメくさってるもん。明日闘うからさ」

──土肥選手と熊ゴロー選手は伊藤選手を勧誘していることについてはどう思われますか?

▼土肥「反対! いや、わかんないけどね。知らなかったというか(笑) ああ、誘ったんだって。でも、リーダーなんで一任してます」

▼稲葉「そこはまたみんなに説明します」

▼土肥「でも、組んでもおもしろいのかなと思います。ただナメくさっているので上下関係を教えてやろうかなと、入ったら。(熊ゴローに向かって)お前の下になるから良かったじゃん」

▼熊ゴロー「ああ。でも、デカイし強いし、いいんじゃないですか? いい思います」

──熊ゴロー選手が伊藤選手に一番蹴られていると思うんですけど。

▼土肥「でも、入ってきたら伊藤に対して強くなると思います」

▼熊ゴロー「そうですね。入るんか? プロレス界には上下関係ありますんで。僕はいいと思います。がんばろうぜ」

▼伊藤「クス……」

▼土肥「お、笑ったぞ! やっぱり彼にもこういうかわいいところがあるのかなと」

▼イケメン「NEW ERA入ったら坊主だからな」

──NEW ERAってそんなに厳しいんですか?

▼イケメン「厳しいですよ。ヒゲも剃れよ。あと第一ボタンまで締めないとダメだよ。わかったか?」

▼伊藤「ちょっと考えます(笑) 厳しいんで」

▼黒潮「折り合いがつかないな」

──現パートナーの河野選手はどう思われますか?
河野 僕は誘われてない? でも、いいですよね、モテて。髭を剃れって言うけど、だいたいみんなヒゲがある。

▼イケメン「俺以外みんなヒゲが生えている。じゃあ」

▼稲葉「そうだよ」

▼河野「凄いユニットですよね(笑) 伊藤も大変だと思いますけど、彼が決めることが一番いいと思うんで、そこに関しては個人を尊重して。まあ需要があるっていうことはレスラーとしていいことだと思うので」

──リーグ戦に優勝するとシングル王座の挑戦権も渡されますけど、どっちが先に挑戦するかとかチーム内で決めていたりしますか?

▼稲葉「僕の中ではタッグのベルトを獲りたいということを一番に考えているので。僕はシングルに関してはどっちかって言うと考えてないですけど。タッグのほうに目を向けています」

▼イケメン「僕もまったく同じですね。タッグに正直、一番興味あります。この間、シングルを獲れなかった2人だから負け惜しみにとられるかもしれないですけど、今はタッグ。なぜならタッグリーグだから」

▼伊藤「まあこの間246に負けちゃったんでリベンジしたいっていう気持ちが一番強いですけど、もし優勝したら僕はチャレンジしたことないので先でいいですかね? もし優勝したら僕が先に挑戦します」

▼河野「ということです。僕たちのチームが優勝したら伊藤が挑戦します。宣言します」

▼土肥「そうですね。やっぱり俺がいきたいなと」

▼熊ゴロー「僕がいきます。(土肥にマイクでどつかれて)イテッ! なんで、いったでしょ? 負けたんだから」

▼土肥「6月でしょ?」

▼熊ゴロー「そうだけど、獲ったら俺がいきます」

▼土肥「明日決めます。勝った時にリング上で。いや、俺がいきます」

▼熊ゴロー「いや、俺がいきます!」

──土肥選手と熊ゴロー選手はちょっと前まで喧嘩していたと思うんですけど、今は仲良くなったようですけど、なんかあったですか?

▼土肥「これも心理戦が始まっていると思うんですけど、仲良く見えて仲悪いかもしれない。仲いいかもしれないし、仲悪いかもしれない」

▼熊ゴロー「いや、いきなり初戦で負けてヘコみ始めて一言も口利かないんですよ。だから、喧嘩っていうよりも一方的に落ち込んでいただけなんですよ。だから大丈夫です」

▼土肥「喧嘩にならないぐらいただのビジネスパートナーなのでプライベートはなんもありません」

プロ格 情報局