【全日本】中2日のタイトルマッチ2連戦も 秋山&大森が史上4組目の世界&アジア同時戴冠見据えた 1・6アジアタッグ会見 2017/12/20
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1・6名古屋大会でアジアタッグ選手権試合を争う王者組・野村直矢&青柳優馬、挑戦者組・秋山準&大森隆男が20日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。1・3後楽園大会での世界タッグ初防衛戦と中2日のタイトルマッチ2連戦となる秋山&大森だが、史上4組目となる世界&アジア同時戴冠を見据えた。 ◇ 青柳が指名する形で世界タッグ王者・秋山&大森のアジアタッグ挑戦が決まった。二人は1・3後楽園大会で諏訪魔&石川修司との世界タッグ初防衛戦も決定。年明け早々、タッグタイトルマッチ2連戦となる。 社長と取締役の立場として、野村と青柳の台頭は歓迎すべきこと。自信が二人の成長を促している感があり、中でも青柳は今回の指名といい、自己主張も目立ってきた。「青柳にもずっと、もっとアピールしろってことも言ってたんで、ちゃんと言うことを聞いてるんだなと思うけど、言い過ぎじゃないかなと」とした秋山は、「僕らも言ったら先輩にこっぴどくやられたんで、それをリング上でみせないといけない」と宣言。野村と青柳にかつて自分が味わった思いを与える構えだ。 青柳から「ぜひとも世界タッグチャンピオンのベルトも持ってきていただいて、このベルトに挑戦していただきたい」と改めて要求されたが、当然、二人もそのつもりだ。1・3後楽園で諏訪魔&石川を退ければ、タッグ2冠に王手をかけることになる。世界タッグとアジアタッグの同時戴冠は99年7月に大森&高山善廣のノーフィアー、同年8月に三沢光晴&小川良成、2004年1月に小島聡&カズ・ハヤシ(アジアタッグはグレート・コスケ&獅龍として戴冠)が成し遂げており、秋山&大森が2連戦に勝利で切れば史上4組目となる。経験者である大森は「アジアタッグチャンピオンと世界タッグチャンピオンを同時に巻いたのは、俺の記憶に間違いなければ最初は俺たちだと思うんですね。そのベルトの重みは体がよく覚えてるんで、また必ずタッグ2冠王になります」と8年6ヶ月ぶりの快挙を見据えた。 対照的に野村&青柳は「まずはやっぱりこのベルトの価値を上げたい。今はアジア一本に集中」との考えを口に。そのためにも最強タッグ公式戦に続き、世界タッグ王者の秋山&大森を撃破し、最古のベルトに箔をつけるつもりだ。 【会見の模様】 ▼青柳「まずは僕の要望をのんでいただき、ありがとうございます。今回、アジアタッグの価値を上げるために、現在、世界タッグチャンピオンであるお二人に挑戦してもらいたいと思いましたので、この二人に挑戦していただきたいとコメントを残させてもらいました。1月6日の名古屋大会では、ぜひとも世界タッグチャンピオンのベルトも持ってきていただいて、このベルトに挑戦していただきたいなと思ってます」 ▼野村「この前の新潟での最強タッグ公式戦で僕ら二人が勝ったってことはマグレではなかったってことを証明して、1月6日は僕らが必ずこのベルトを防衛します。そして全日本に新しい景色ってものをみせたいと思います」 ▼大森「今、野村選手が言ったように新潟での最強タッグの公式戦で敗れました。うれしい反面、当然悔しい。若い選手の台頭も非常にうれしいし、青柳選手のプロレス大賞・新人賞も素晴らしいと思う。けども、アジアタッグのベルトの歴史、そういうものは俺らの方がよくわかってると思うし、挑戦者として謙虚な気持ちで臨みたい。ベルトもしっかりいただきます」 ▼秋山「青柳からの要望ということで、挑戦受けました。受けた?…挑戦させていただきます。僕らにも勝って新人賞も獲って、めでたいことではありますけど、ただちょっとお口が過ぎるのもよくないので、当日リングで見せてあげるから。あと野村、新しい景色ってどんな景色か言ってみろ」 ▼野村「新しい景色、それは全日本プロレスが次のステップに僕ら若い力で進化させていくことです」 ▼秋山「どんな進化だ?」 ▼野村「……」 ▼秋山「青柳、言ってやってもいいぞ、お前」 ▼青柳「僕の考えだと、こういうポスターを見ていただいたらわかると思うんですけど、今どうしてもやっぱり小さいんですよ。ちょっと大きくなったんですけど、まだまだ他の選手と小さいんですよ。僕らがでっかくドーンと載ることが一番わかりやすい新しい景色を見せることだと僕は思ってます」 ▼秋山「そういうことでいいのか野村?」 ▼野村「はい! 大丈夫です」 ▼秋山「そういうことみたいなんで。頑張ってもらうというのは僕の希望なんですけど、リング上は勝負なんで、アジアタッグはもらいたいと思います」 ――青柳選手の主張を聞いてどう思った? ▼秋山「こいつらに負けた時もそうですけど、悔しい反面、うれしいのもあったし、青柳にもずっと、もっとアピールしろってことも言ってたんで、ちゃんと言うことを聞いてるんだなと思うけど、言い過ぎじゃないかなと。まぁ、それぐらいでいいと思うけどね。ただ、言ったことは言ったことで、その分、僕らも言ったら先輩にこっぴどくやられたんで、それをリング上でみせないといけないなと思ってます」 ――青柳選手から「頑張って下さい」と上から目線で言われているが? ▼秋山「頑張ります」 ――世界タッグを防衛し、この一戦にも勝利すればタッグ2冠になるが、その意欲もある? ▼秋山「いや、意欲があるから、青柳のことを聞いたんであって、別になかったら世界タッグチャンピオンが何でアジアに挑戦しなきゃいけないんだって言ってたと思うし。二つもらうために言うこと聞いたんで」 ▼大森「アジアタッグチャンピオンと世界タッグチャンピオンを同時に巻いたのは、俺の記憶に間違いなければ最初は俺たちだと思うんですね。そのベルトの重みは体がよく覚えてるんで、また必ずタッグ2冠王になります」 ――最強の挑戦者といえるが、現世界タッグ王者を指名したということは、それだけの自信があると? ▼青柳「そうですね。最強タッグで勝ったのは僕らなので、こうやってタイトルマッチ組んでくれよと僕が要望する権利あると思ってますし、最強の挑戦者を迎えることによって僕らが勝てばさらにこのベルトの価値が上がると思うんで。最初に言ったようにベルトの価値を上げるために必ず防衛したいと思います」 ▼野村「公式戦で勝ってる分、僕らも勝ったことによって自信にもなったし、僕ら二人でつかみ取った勝利なんで、1月6日、僕らが勝つことで、青柳も言ったようにこのアジアのベルトの価値も自然と上がると思うんで、僕らが必ず防衛します」 ――ここで防衛できれば世界タッグ挑戦の実績にもなりそうだがタッグ2冠の欲はある? ▼青柳「確かにベルトをそろえたら歴史に名を残せますし、だいぶ話題にもなると思うんですけど、まずはやっぱりこのベルトの価値を上げたいなと。巻いている以上は。それはチャンピオンとしての僕らの責任だと思ってますので、今はアジア一本に集中しますよ」 ▼野村「僕も同じで1月6日に全神経を持っていって、そのあとも世界タッグのこととか考えずに、アジアだけに集中して当日を迎えたいと思います」 ――正月タイトルマッチ2連戦になるが問題ない? ▼秋山「別に連続でもないし、問題はないと思います。俺が彼らの立場だったら、あんたら世界タッグ防衛したら世界タッグも一緒にかけてくれって俺なら言いますけど、彼らは素晴らしく謙虚で、アジアだけでいいと。凄く謙虚な奴らですね」 ▼大森「今年の1月、先ほども申したように世界タッグやって、三冠戦やってますからね」 ▼秋山「大丈夫だと…」 ▼大森「いうことです」 ――この一戦に自ら世界タッグをかける気持ちは? ▼秋山「ないです」 ――最強タッグで勝利しているが内容自体は満足している? ▼青柳「満足はしてないです。やっぱり終始攻められっぱなしでマグレじゃないかと思ってる人も多いと思うので。マグレじゃないっていうのを見せたいので。結果だけ見たら確かに勝ったからいいかもしれないけど、内容でも勝負していきたいと思ってるので。もう一度、戦いを組んでくれたことに感謝します」 ▼野村「終始やられてたんで、6日は結果、内容ともに上回って僕らが勝ちます」
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1・6名古屋大会でアジアタッグ選手権試合を争う王者組・野村直矢&青柳優馬、挑戦者組・秋山準&大森隆男が20日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。1・3後楽園大会での世界タッグ初防衛戦と中2日のタイトルマッチ2連戦となる秋山&大森だが、史上4組目となる世界&アジア同時戴冠を見据えた。
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青柳が指名する形で世界タッグ王者・秋山&大森のアジアタッグ挑戦が決まった。二人は1・3後楽園大会で諏訪魔&石川修司との世界タッグ初防衛戦も決定。年明け早々、タッグタイトルマッチ2連戦となる。
社長と取締役の立場として、野村と青柳の台頭は歓迎すべきこと。自信が二人の成長を促している感があり、中でも青柳は今回の指名といい、自己主張も目立ってきた。「青柳にもずっと、もっとアピールしろってことも言ってたんで、ちゃんと言うことを聞いてるんだなと思うけど、言い過ぎじゃないかなと」とした秋山は、「僕らも言ったら先輩にこっぴどくやられたんで、それをリング上でみせないといけない」と宣言。野村と青柳にかつて自分が味わった思いを与える構えだ。
青柳から「ぜひとも世界タッグチャンピオンのベルトも持ってきていただいて、このベルトに挑戦していただきたい」と改めて要求されたが、当然、二人もそのつもりだ。1・3後楽園で諏訪魔&石川を退ければ、タッグ2冠に王手をかけることになる。世界タッグとアジアタッグの同時戴冠は99年7月に大森&高山善廣のノーフィアー、同年8月に三沢光晴&小川良成、2004年1月に小島聡&カズ・ハヤシ(アジアタッグはグレート・コスケ&獅龍として戴冠)が成し遂げており、秋山&大森が2連戦に勝利で切れば史上4組目となる。経験者である大森は「アジアタッグチャンピオンと世界タッグチャンピオンを同時に巻いたのは、俺の記憶に間違いなければ最初は俺たちだと思うんですね。そのベルトの重みは体がよく覚えてるんで、また必ずタッグ2冠王になります」と8年6ヶ月ぶりの快挙を見据えた。
対照的に野村&青柳は「まずはやっぱりこのベルトの価値を上げたい。今はアジア一本に集中」との考えを口に。そのためにも最強タッグ公式戦に続き、世界タッグ王者の秋山&大森を撃破し、最古のベルトに箔をつけるつもりだ。
【会見の模様】
▼青柳「まずは僕の要望をのんでいただき、ありがとうございます。今回、アジアタッグの価値を上げるために、現在、世界タッグチャンピオンであるお二人に挑戦してもらいたいと思いましたので、この二人に挑戦していただきたいとコメントを残させてもらいました。1月6日の名古屋大会では、ぜひとも世界タッグチャンピオンのベルトも持ってきていただいて、このベルトに挑戦していただきたいなと思ってます」
▼野村「この前の新潟での最強タッグ公式戦で僕ら二人が勝ったってことはマグレではなかったってことを証明して、1月6日は僕らが必ずこのベルトを防衛します。そして全日本に新しい景色ってものをみせたいと思います」
▼大森「今、野村選手が言ったように新潟での最強タッグの公式戦で敗れました。うれしい反面、当然悔しい。若い選手の台頭も非常にうれしいし、青柳選手のプロレス大賞・新人賞も素晴らしいと思う。けども、アジアタッグのベルトの歴史、そういうものは俺らの方がよくわかってると思うし、挑戦者として謙虚な気持ちで臨みたい。ベルトもしっかりいただきます」
▼秋山「青柳からの要望ということで、挑戦受けました。受けた?…挑戦させていただきます。僕らにも勝って新人賞も獲って、めでたいことではありますけど、ただちょっとお口が過ぎるのもよくないので、当日リングで見せてあげるから。あと野村、新しい景色ってどんな景色か言ってみろ」
▼野村「新しい景色、それは全日本プロレスが次のステップに僕ら若い力で進化させていくことです」
▼秋山「どんな進化だ?」
▼野村「……」
▼秋山「青柳、言ってやってもいいぞ、お前」
▼青柳「僕の考えだと、こういうポスターを見ていただいたらわかると思うんですけど、今どうしてもやっぱり小さいんですよ。ちょっと大きくなったんですけど、まだまだ他の選手と小さいんですよ。僕らがでっかくドーンと載ることが一番わかりやすい新しい景色を見せることだと僕は思ってます」
▼秋山「そういうことでいいのか野村?」
▼野村「はい! 大丈夫です」
▼秋山「そういうことみたいなんで。頑張ってもらうというのは僕の希望なんですけど、リング上は勝負なんで、アジアタッグはもらいたいと思います」
――青柳選手の主張を聞いてどう思った?
▼秋山「こいつらに負けた時もそうですけど、悔しい反面、うれしいのもあったし、青柳にもずっと、もっとアピールしろってことも言ってたんで、ちゃんと言うことを聞いてるんだなと思うけど、言い過ぎじゃないかなと。まぁ、それぐらいでいいと思うけどね。ただ、言ったことは言ったことで、その分、僕らも言ったら先輩にこっぴどくやられたんで、それをリング上でみせないといけないなと思ってます」
――青柳選手から「頑張って下さい」と上から目線で言われているが?
▼秋山「頑張ります」
――世界タッグを防衛し、この一戦にも勝利すればタッグ2冠になるが、その意欲もある?
▼秋山「いや、意欲があるから、青柳のことを聞いたんであって、別になかったら世界タッグチャンピオンが何でアジアに挑戦しなきゃいけないんだって言ってたと思うし。二つもらうために言うこと聞いたんで」
▼大森「アジアタッグチャンピオンと世界タッグチャンピオンを同時に巻いたのは、俺の記憶に間違いなければ最初は俺たちだと思うんですね。そのベルトの重みは体がよく覚えてるんで、また必ずタッグ2冠王になります」
――最強の挑戦者といえるが、現世界タッグ王者を指名したということは、それだけの自信があると?
▼青柳「そうですね。最強タッグで勝ったのは僕らなので、こうやってタイトルマッチ組んでくれよと僕が要望する権利あると思ってますし、最強の挑戦者を迎えることによって僕らが勝てばさらにこのベルトの価値が上がると思うんで。最初に言ったようにベルトの価値を上げるために必ず防衛したいと思います」
▼野村「公式戦で勝ってる分、僕らも勝ったことによって自信にもなったし、僕ら二人でつかみ取った勝利なんで、1月6日、僕らが勝つことで、青柳も言ったようにこのアジアのベルトの価値も自然と上がると思うんで、僕らが必ず防衛します」
――ここで防衛できれば世界タッグ挑戦の実績にもなりそうだがタッグ2冠の欲はある?
▼青柳「確かにベルトをそろえたら歴史に名を残せますし、だいぶ話題にもなると思うんですけど、まずはやっぱりこのベルトの価値を上げたいなと。巻いている以上は。それはチャンピオンとしての僕らの責任だと思ってますので、今はアジア一本に集中しますよ」
▼野村「僕も同じで1月6日に全神経を持っていって、そのあとも世界タッグのこととか考えずに、アジアだけに集中して当日を迎えたいと思います」
――正月タイトルマッチ2連戦になるが問題ない?
▼秋山「別に連続でもないし、問題はないと思います。俺が彼らの立場だったら、あんたら世界タッグ防衛したら世界タッグも一緒にかけてくれって俺なら言いますけど、彼らは素晴らしく謙虚で、アジアだけでいいと。凄く謙虚な奴らですね」
▼大森「今年の1月、先ほども申したように世界タッグやって、三冠戦やってますからね」
▼秋山「大丈夫だと…」
▼大森「いうことです」
――この一戦に自ら世界タッグをかける気持ちは?
▼秋山「ないです」
――最強タッグで勝利しているが内容自体は満足している?
▼青柳「満足はしてないです。やっぱり終始攻められっぱなしでマグレじゃないかと思ってる人も多いと思うので。マグレじゃないっていうのを見せたいので。結果だけ見たら確かに勝ったからいいかもしれないけど、内容でも勝負していきたいと思ってるので。もう一度、戦いを組んでくれたことに感謝します」
▼野村「終始やられてたんで、6日は結果、内容ともに上回って僕らが勝ちます」
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