2/7【WWE】ヒデオがクルーザー王者決定トーナメントで敗退 AJはオーエンズ、ゼインと3WAY王座戦へ
ヒデオ・イタミが現地時間6日に米ミズーリ州カンザスシティで行われた『205 Live』に登場。クルーザー級王者決定トーナメント1回戦でロデリック・ストロングに敗れた。
不祥事が続いた前王者エンツォ・アモーレのWWE解雇に伴い、この日の『205 Live』から新王者決定トーナメントがスタート。決勝の舞台はレッスルマニアに据えられた。16選手がエントリーし、その先陣を切ってヒデオが登場。NXTからの参戦となったストロングと1回戦で対決した。
「ヤツ(ストロング)はここに属してない。ここは俺のホームであり、これは俺のトーナメントだ。レッスルマニアに行くのは俺だ」と英語で意気込んだヒデオは、ノア時代にもしのぎを削ったストロングと熱戦を展開。ダイブ式ラリアットや串刺し低空ドロップキックなどで追い込んだが、粘り強いストロングを崩しきれず。逆に最後はカウンターのジャンピングニーからの必殺エンド・オブ・ハートエイクを決められて敗れた。
勝てば2度目のレッスルマニア出場へ前進できたヒデオだが、中邑真輔、アスカの躍進とは対照的な悔しい結果に。次週の『205 Live』では戸澤陽が1回戦でマーク・アンドリューズと対戦する。
また、同日同所で行われたスマックダウンでは、サミ・ゼインとケビン・オーエンズがWWE王座挑戦者決定戦が行われた。
“ベストフレンド"な両雄は二人がかりでWWE王者AJスタイルズとの抗争を展開し、先の『ロイヤルランブル』では“1対2"のハンディキャップ王座戦に持ち込んだものの敗退。試合後に抗議したところ、逆に“ベストフレンド同士"の王者決定戦を指示されてしまった。
ところが試合中にテレビ解説席のAJをゼインが痛罵。しつこさにキレたAJもゼインを殴りつけ、AJの妨害によるノーコンテスト裁定が下されてしまう。するとダニエル・ブライアンGMが登場し、次回PPV「ファストレーン」でのWWE王座戦をトリプルスレット戦にすると発表した。ロイヤルランブルを制してレッスルマニアでの挑戦権を獲得した中邑から“逆指名"されているAJ。レッスルマニア前の正念場となる。PPV「ファストレーン」は日本時間3月12日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。