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2/20【NOAH】原田が拳王に対抗心、「俺とHAYATAだけの内容で」勝負 GHCジュニア王座戦公開調印式

 3・11横浜文体大会のGHCジュニア王座戦「(選手権者)原田大輔vsHAYATA(挑戦者)」に向けた公開調印式が20日、東京・後楽園ホール直下の『TGI FRIDAYS 東京ドームシティ店』で開かれた。

 ともに“大阪プロレス時代"を過ごし、先輩・原田に導かれるようにHAYATAもノアに参戦、そして入団した。原田とともにRATEL'Sを結成したHAYATAは、ノアに入ってそのポテンシャルをさらに開花させ、GHCジュニア二冠も獲得。そしてノアジュニアの頂点を争う一番で原田と対峙する。

 調印式の席上で原田はノアジュニアとかRATEL'Sとかじゃなくて、俺とHAYATAだけの試合内容を見せられたらと思っています」と強調。「大阪時代から何度もシングルマッチはやってますが、ベルトを懸けてのシングルマッチは今回が初めて。ずっと今までやってきた結果じゃないですけど、集大成の一つとしてタイトルマッチを迎えたい」とHAYATA戦への思い入れを語った。

 対するHAYATAはやはり公開調印式でも寡黙。原田やベルトへの思い入れを問われても、ほぼ無言のままで己を貫いた。

 原田は昨秋のGHCジュニアタッグ王座戦でHAYATAに直接ピンフォール負け。前哨戦を通じても2度に渡って直接敗れており、「今まで戦ってきた相手のなかでも一番油断できない相手」とHAYATAの実力も強く警戒。最大の警戒点としてHAYATA必殺のヘデックを上げたが「今まで2回ヘデックで負けてるだけに3度目は無い…というのを証明したいと思います」と断言し、「HAYATAの知らない技っていうのは何個か持ってますし、今まで見せてない切り返しとか、HAYATAだけじゃなくて皆さんも驚くようなモノも持ってるので。しっかり驚きもある試合を見せたい」と話した。

 一方で原田はGHCヘビー級王者・拳王への“対抗心"もチラリ。横浜文体の4大GHC戦について問われると「今まででしたら『その大会の一番の試合を目指す』っていう意気込みはあったんですけど、今回に関しては拳王と勝負したいって気持ちはありますね」と明かし、「拳王も杉浦貴っていう相手と戦うことで、多分ですけど、拳王のなかでも最高の相手とタイトルマッチができると思うんですよ。僕も今回の横浜はHAYATAっていう最高の相手とタイトルマッチができますし、どっちの試合内容が面白いのか、拳王と勝負したい」と続けた。

 「ノアを武道館に連れていく」と公言した拳王と、「もう一度、大阪府立(体育会館)第1競技場での開催を目指す」と公言している原田。ヘビーとジュニア、東と西の切磋琢磨も横浜文体の見どころの一つとなりそうだ。

 公開調印式における原田、HAYATAのコメントは以下の通り。


【公開調印式でのコメント】

――決戦に向けた意気込みを

▼原田「皆さん、いらっしゃいませ!(笑) 3月11日のタイトルマッチに向けて前哨戦が何回か組まれてます。2週間前の今日、先週の新宿と直接HAYATAにピンフォール取られてますし、今まで戦ってきた相手のなかでも一番油断できない相手だと思ってます。ノアジュニアとかRATEL'Sとかじゃなくて、俺とHAYATAだけの試合内容を見せられたらと思っています」

▼HAYATA「………同じやっ!」

――改めてHAYATAへの思い入れは?

▼原田「大阪時代から何度もシングルマッチはやってますが、ベルトを懸けてのシングルマッチは今回が初めて。ずっと今までやってきた結果じゃないですけど、集大成の一つとしてタイトルマッチを迎えたい自分がいます」

――HAYATA選手は“原田大輔"への思いは?

▼HAYATA「……特になしっ!」

――HAYATA選手がこのベルトがどうしても欲しい理由は?

▼HAYATA「………」

――HAYATA選手との試合で、4大GHC戦のなかで一番印象に残る試合がしたい?

▼原田「う〜ん、今まででしたら『その大会の一番の試合を目指す』っていう意気込みはあったんですけど、今回に関しては拳王と勝負したいって気持ちはありますね。拳王も杉浦貴っていう相手と戦うことで、多分ですけど、拳王のなかでも最高の相手とタイトルマッチができると思うんですよ。僕も今回の横浜はHAYATAっていう最高の相手とタイトルマッチができますし、どっちの試合内容が面白いのか、拳王と勝負したいなと思います」

――原田選手は2回ピンフォール負けを喫しているが、警戒する点は?

▼原田「一番はヘデックだと思ってます。ジュニアタッグ選手権の時もヘデックで負けてますし、今まで2回ヘデックで負けてるだけに3度目は無い…というのを証明したいと思います」

――何か隠し玉を用意する必要がありそう?

▼原田「隠し玉…今のところはないですけど、HAYATAの知らない技っていうのは何個か持ってますし、今まで見せてない切り返しとか、HAYATAだけじゃなくて皆さんも驚くようなモノも持ってるので。それが隠し玉かどうかは分かりませんけど、しっかり驚きもある試合を見せたいなと思っています」

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