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2/21【NOAH】“初参戦"へ清宮に興味津々、カード変更すら要求 鈴木秀樹インタビュー

 2・22後楽園大会で約3年半ぶりにノアマット参戦を果たす鈴木秀樹。前回はZERO1(超花火)との事実上の合同興行だったことから、自身は「初参戦」のつもりで臨む。ノア参戦を前にホープ・清宮海斗に興味津々。後楽園ではタッグマッチで丸藤正道&小峠篤司組と対決するが、小峠と清宮を交代させる形でのカード変更すら希望した――。(※写真は3年半前参戦時の鈴木)


【鈴木秀樹インタビュー】

――2度目のノア参戦となる

▼鈴木「2014年(9月23日)の新潟ですかね。爆破の試合の時ですよね。何試合目か覚えてないですけど、6人タッグでTMDK(マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト)とクワイット・ストームと対戦しました」

――それまでのノアにはどんな印象があった?

▼鈴木「やっぱり三沢さんのイメージがあって小橋さんがいて、というイメージですね」

――実際にノアのリングに上がっていかがでしたか?

▼鈴木「その2人はもういなくて、丸藤さん、杉浦さんというのが、“ノア=三沢&小橋"という位置なのかな、と思いましたね。新潟の試合は相手が外国人だったので『これがノアだ』って感じではなかったですね。でも、彼らは日本にずっといて道場で練習していたんですよね?僕はIGFでデビューしたので、新日本系とはいわないですけど、教わったのはそちら系の人なので系統的にはそうなのかな?やっぱり違う感じはしましたね。丁寧というか…僕はわりと雑なんで(笑) 綺麗ですよね。昔から全日本、ノアの試合って綺麗なイメージがあるんですよね。場外乱闘とかあるんですけど、試合の印象は綺麗な印象があって。そこはやっぱり丸藤さんのイメージなのかなもしれないですね。杉浦さんとか、もちろん激しさもあるんですけど洗練されたイメージがありますね」

――現在のノアについてはどんな印象を?

▼鈴木「ちょっと前まで鈴木軍と抗争していて、全部を見ているわけではないですが、中嶋選手がずっとチャンピオンになってて、そこに北宮選手が出てきて…ですかね。それまで、丸藤さん、杉浦さんがトップでやっていたのが、ここ半年、1年くらいは中嶋選手、北宮選手、最近、拳王選手がチャンピオンになって、若い選手が出てきたな、という印象ですね」

――4年ぶりの参戦となるが?

▼鈴木「1回目がZERO1さんとの合同で、その中にいつの間にか入れられてた感じで、ノアに上がったって感じが全く無かった。ZERO1のメンバーとして呼ばれて行ったって感じで(笑) 今回はノアの後楽園大会に僕が出るっていうことで、今回あ初めてですね。ハッキリ言って先入観なく、アレ(新潟)はアレとして(笑) 気にしないで初めて上がるという気持ちでいこうと思ってます」

――今回が初参戦という気持ち?

▼鈴木「そう!初参戦です! ハイ! 今回が初参戦です! お客さんもそう見てるでしょ? 新潟が初参戦っていう印象がないんじゃないですか?僕は各団体、後楽園ホールが基準だと思ってるんです。後楽園大会に上がるってことが、そこの団体に上がったという一つの形と言えるのかなって思います」

――その後楽園大会でノアの象徴として見ていた丸藤と対戦し、そのパートナーは小峠だが?

▼鈴木「丸藤さんはさっきも言ったように、今のノアの顔だと思います。僕があんまり先輩に対していうのもアレですが、天才肌の選手だなと。小峠さんは分からないです。僕のことを“オールド何とか"とかいろいろ言ってたみたいですけど、分かってないな、アイツ。知らない上にわかってないとはどういうことだ?と思ったんで。僕は清宮選手がすごく気になっていていたんで、対戦したいなって思ってたところにこのカードだったんですよ。もちろん、プロなんで与えられたカードで全力を尽くすのが大事なんですけど、ここまで分かってないのであれば(清宮選手と)代わってほしい。代わってください! お願いだから代わってくれ!」

――そこまで清宮にこだわる理由は?

▼鈴木「以前、ディファに試合で行った時に、駐車場でたまたま会ってあいさつをしてくれて、大きいな…って印象があって。目力が強くないですか?グッ!て。僕はそう感じたんです。睨まれてるんじゃなくて『(力強く)清宮です!』って。悪い意味じゃなくって押し付けてくるっていうか、“清宮!"って感じできたんで。普通のデビューしたての選手って『よろしくお願いします…』って感じなんですけど彼は『(力強く)清宮です!』って(笑) すごく印象に残ってたんです。その時はすぐに名前覚えられなかったんです。でも気になって、ノアの合宿所があるから若い選手なんだと思って、マスコミの人に話したら清宮選手じゃないですか、って言われて。鈴木みのるさんとの試合もそうですし、海外に行く前の試合もそう。この前の(拳王選手との)試合も、他の選手との試合も見てて面白いな〜って。ありきたりの言葉ですけど、一生懸命やってるのがすごくわかるんで」

――トップではなくあえて清宮と対戦したいと?

▼鈴木「お客さんの目線がそうなのかもしれないですし、僕個人として、清宮選手がこれからのノアを引っ張って行くでしょうし、その位置の選手だと思ってるんで。だから今のうちに潰そうかなって…フハハハハハ…(笑)。杉浦さんとはZERO1で何回か試合してるんで、今回、もう一人のノアの象徴でもある丸藤さんを体現できる。この次、あるんですかね? 一回で終わりですか? そんなことないですよね? 次、あると思います…というか次出ますんで、その時は将来のノアの象徴になるであろう清宮選手と試合させていただきたいと思います。……本当にカード変わらないですか? 変わらないんですか? 変えましょう!」

――改めてメッセージを

▼鈴木「当日、一番注目度があるのが僕が出ることだと思うんで、僕の印象だけ持って帰ってもらえればいいんで…あ、あと清宮選手ですね。僕と清宮選手を見て帰ってください!」

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