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4/4【WWE】レッスルマニアへ心理戦、AJが“寸止めフェノメナル弾"で中邑に報復 アスカはシャーロットと舌戦 ヒデオ&戸澤はルチャ軍と抗争激化

 現地時間3日に米テネシー州ナッシュビルで開かれたスマックダウン大会でレッスルマニアでの王座戦を控える中邑真輔とAJスタイルズ、アスカとシャーロット・フレアーがそれぞれ心理戦・舌戦を展開。また『205 Live』ヒデオ・イタミ&戸澤陽組が登場し、ルチャ軍との抗争が激しさを増した。

 “ドリームマッチ"を5日後に控える中邑とAJは、タッグを組んでチャド・ゲイブル&シェルトン・ベンジャミン組と対戦。組んでいても心理戦を展開した。

 まずは中邑が交代時にAJの頭をポンポンと叩いて“格上"を暗に強調。いら立ったAJも中邑に見せつけるように必殺フェノメナル・フォアアームをゲイブルに叩き込んで3カウントを奪ってみせた。

 ならばと中邑も試合後、ベンジャミンの襲撃を単身蹴散らしてみせたが、その直後にAJが中邑めがけてフェノメナル・フォアアーム!…とみせかけて寸止め。先週は中邑が必殺キンシャサをAJの目前で寸止めしており、AJが“報復"に成功した形となった。さらにAJは“固まった"中邑の頭をポンポンと叩いてリングを後にした。

 スマックダウン女子王者のシャーロット・フレアーはナタリアとの一騎打ちに“女王"らしく貫禄勝ち。その試合後に現れたのが、レッスルマニアでの挑戦者・アスカだった。

 アスカは「レッスルマニアで“女王"は“女帝"にひれ伏すことになる。誰も私には敵わない」と通告。しかし、アスカからマイクを奪ったシャーロットは「闘う準備はできているわ。あなたこそ準備できてるの?」と問いかけ、両者不敵な笑みを浮かべながらにらみ合った。『レッスルマニア34』は日本時間4月9日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。

 また、同日同所で開かれた『205 Live』では、ヒデオ・イタミ&戸澤陽の日本人コンビが、抗争中のルチャ軍、リンセ・ドラド&グラン・メタリック組と対戦した。因縁のあるヒデオは試合前から相手を挑発し、試合では打撃を中心にメタリックを攻め立てた。中盤からは連係もみせ、戸澤がセントーン、ヒデオが串刺しのヒザ蹴りをメタリックに叩き込んでペースを掴んだ。

 だが終盤。反撃を許したヒデオが場外に逃れたところで、ドラドからプランチャ・スイシーダ、メタリックからはダイブ攻撃で追撃されて窮地に。ダメージを負ったヒデオは、苦し紛れにメタリックのマスクに手をかけ、怒りのドラドが飛び込んで収拾不能の乱闘に発展。試合はノーコンテストとなってしまった。

プロ格 情報局