プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

4/7【WWE】日本人4人目、ヒロ・マツダさんレガシー部門で殿堂入り ゴールドバーグ、ダッドリーズ登場 『ホール・オブ・フェーム』式典

 “レッスルマニア・ウィーク"恒例のWWE名誉殿堂『ホール・オブ・フェーム』式典が現地時間6日、米ルイジアナ州ニューオリンズのスムージー・キング・センターで開かれ、レガシー部門で故ヒロ・マツダさんの殿堂入りが発表された。日本人4人目の栄誉となる。

 今年はゴールドバーグ、ダッドリー・ボーイズ、マーク・ヘンリーらが殿堂入り。再注目のゴールドバーグは、いつも通り控室からバックステージを勇ましく歩くおなじみの“入場シーン"を展開しつつ登壇した。ロン・シモンズ、ビック・ショー、ジム・ロス、スティーブ・オースチンらの名前を挙げ、さらに「ダイヤモンド・ダラス・ペイジとスティング。この2人がゴールドバーグに多大な影響を与えた」と感謝。

 また、2016年のWWE復帰に触れ、「私が復帰したのは、WWEファン、そして愛する妻、息子のためたった」と明かした。元NFLのフットボーラーとしても「NFLの殿堂入りするのが夢だったが、WWEの殿堂入りの方が大きな名誉となった」と語り、最後は決め台詞「Who's Next?(次は誰だ)」で締めくくって会場を沸かせた。

 “見せ場"を作ったのはッドリー・ボーイズ。トミー・ドリーマー、スパイク・ダッドリー、ポール・ヘイマン、メイ・ヤング、その他のECWロースター、そして家族に感謝を述べると、ライバルとしてしのぎを削ったハーディ・ボーイズ、エッジ&クリスチャンをステージに呼び込んだ。

 「俺たちはTLCマッチでの活躍を誇りに思っている。彼らと共に歴史を作ったと思っているんだ。ありがとう」と競い合ったライバルチームに感謝を伝えた。だが、その直後に遮るように音楽が流れ出すと、舞台スタッフが現れてスピーチを止めるよう指示。怒ったダッドリー・ボーイズは得意のテーブルを持ち出し、スタッフをパワーボムで“テーブル送り"にするパフォーマンスで会場を盛り上げた。

 マーク・ヘンリーはライバル、そして親友でもあるビック・ショーの紹介で登場。自身のキャリアで多くの助けがあったことに触れ、トレーナーからハート一家、ザ・ロックらも輩出したネーション・オブ・ドミネーションのメンバーなど関わったすべての人に感謝を述べた。また、マントをかぶって自身のキャラクターの“セクシャル・チョコレート"に扮すると「メイ・ヤングとチャイナがいなければセクシャル・チョコレートは成功できなかった」と感謝を述べると、ステファニー・マクマホンや自身の妻を誘惑するパフォーマンスで会場の笑いを誘った。

 その他にも、今年新たに殿堂入りしたアイボリー、ジェフ・ジェレット、ヒルビリー・ジムらも登壇。また、レガシー部門では日本人としてヒロ・マツダさんが選ばれ、2010年のアントニオ猪木、2015年の藤波辰爾、2017年の力道山に続き、日本人4人目の殿堂入りを果たした。ウォリアー賞はジャリウス“JJ"ロバートソン、セレブリティ部門ではキッド・ロックが殿堂入りした。

 『ホール・オブ・フェーム』の模様はWWEネットワークで、ビデオオンデマンド方式で視聴可能となっている。

プロ格 情報局