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5/1【全日本】大森取締役が定例会見 岡田が右足首骨折により欠場、蝦名が退団

 大森隆男取締役が1日、神奈川・横浜市の全日本事務所で定例会見を行い、岡田の負傷欠場、蝦名和紀の退団を発表した。

 岡田は4・30後楽園大会の試合中に右足首を負傷。精密検査の結果、「右腓骨骨折」と診断され、欠場を余儀なくされることになった。復帰時期は未定。

 蝦名は4・7仙台大会でデビューを果たしたものの、4・22名古屋大会から欠場していた。大森取締役の説明によると、蝦名はデビュー戦当日、会場行きを拒絶。それでも仙台大会に出場し、巡業にも帯同したものの、4・18松山大会当日に失踪し、欠場することになった。

 帰京後も蝦名は合宿所から姿を消し、2日後に発見されたものの、「会社といたしましても、このまま続けていくのは無理だと。あと社会人として責任を全うできない。そういう部分で無理と判断」(大森取締役)され、退団することになった。


【定例会見の模様】
▼大森取締役「みなさん、しばらくぶりのごあいさつをさせていただくことになりました。定例会見また始めさせていただきたく思います。昨日終わりましたチャンピオン・カーニバル。仙台の開幕から始まりまして、初戦から波乱に満ちたスタート。全く想像できない試合結果、そういうのが続きまして、仙台、東北、北陸、中国、九州、四国、大阪、名古屋、そして東京に帰ってまいりまして後楽園3連戦と。どの大会もですね、本当にたくさんのお客様にご来場賜りまして、誠にありがとうございました。そして昨日の優勝決定戦、丸藤選手と宮原選手。物凄い決勝戦でした。僕はテレビの解説で試合をずっと拝見していたんですけれども、本当にどっちが勝ってもおかしくない、どっちが優勝してもおかしくない。プロレスリング・ノアというあくまでも外敵なんですけど、それを超えた目で純粋に試合をみておりまして、これは間違いなく年間ベストバウト級だなという、そのぐらい凄まじい決勝戦でした。悔しくもプロレスリング・ノアに優勝を持っていかれましたけど、これは必ず願わくば宮原選手が星を取り返してくれるというふうに信じております。そして4月から正式に始まりました全日本プロレスTV。おかげさまで大好評で加入者も日々、増加しておりまして、皆様から大好評をいただいております。こちらも合わせて今後もどうぞよろしくお願いいたします」

――岡田欠場について

▼大森取締役「昨日の後楽園大会にて岡田佑介選手が試合中に右足首を負傷し、精密検査をした結果、右腓骨骨折と診断され、しばらくの間、欠場といたします。復帰時期に関しましてはわかり次第お知らせさせていただきます。岡田選手の試合を楽しみにされていたファンの皆様にお詫び申し上げますとともに、ご理解賜りたく思います。本当にご迷惑をおかけします。試合中の夢中になっているところで、昨日のイリミネーションマッチですか。エプロンから転落した際に骨折してしまったと。やむをえない試合中の事故なんでですね。ゆっくり静養に努めて、完全な姿で元気いっぱいで帰ってきてほしいなと思います」

――蝦名退団について

▼大森取締役「そして現在、欠場中でございました蝦名和紀選手に関しましてご報告がございます。蝦名選手なんですけど、このたび会社といたしまして、このまま続けていくのは無理だというふうに判断させていただきまして、全日本プロレスを退団させていただくことになりました。後々、変な憶測ですとか想像でいろいろ報道されると非常に困る部分もございますので、時系列的にこちらの方から発表させていただきたいなというふうに思います。まず4月の仙台でのデビュー前にこちらからバスで仙台に向かう出発前にですね、『行きたくない』と。あまりのプレッシャーで会場に行きたくないということがございました。その時、無理に会場に連れて行く形でデビュー戦を行いまして、そののちですね、松山大会の当日に会場入り前に失踪してしまいました。で、のちに見つかったんですけれども、そのホテルの周辺で見つかったんですけれど、精神的、肉体的に厳しいというふうに秋山社長が判断されまして、合宿所にいったん帰したんですね。帰したんですけども、そちらでもまたいなくなりまして、2日目に無事見つかったんですけども、会社といたしましても、このまま続けていくのは無理だと。精神的にも、あとそういう社会人として責任を全うできない、そういう部分ですね。無理と判断いたしまして、このたび退団という形にさせていただくことになりました。以上、ご報告とさせていただきます」

――最終興行となるディファ有明の思い出について

▼大森取締役「カレーがうまいな。ディファカレー。よく食べてましたね。試合前に食ってもね、胸焼けしないんですよ。(6月5日も)カレーを食うかな。控室の後ろの扉を開けると運河が流れてるんですよね。そこで運河をのぞくとエイが泳いでたのが思い出されます(笑)。試合のことを言わないとどうにもならないですね。ノアの旗揚げ2連戦が思い出深いですね。数多く私もだいぶ昔のことでございますけど、ディファではいろいろ思い出深い試合をしてきました。やっぱり旗揚げ戦が一番印象深いかな。そういうものも秘めて試合に臨みたいと思います」

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