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6/10【NOAH】聖地沸騰も…清宮またも届かず 拳王復権へGHCヘビー挑戦権獲得

☆東京・後楽園ホール『Navig. with Emerald Spirits 2018』東京・後楽園ホール(2018年6月10日)
「次期GHCヘビー級王座挑戦者決定戦」○拳王vs清宮海斗×

 拳王が清宮とのGHCヘビー次期挑戦者決定戦を制して、6・26後楽園大会での挑戦権を獲得。“三沢メモリアル"で三沢さんゆかりの技を連発した清宮も聖地・後楽園を沸騰に導いたものの、みたび拳王に敗れた形となった。

 王者・杉浦への挑戦権をかけて、かつて杉浦と共闘していた拳王と清宮が激突。三沢さんに憧れてノア入りし、コスチュームでも“三沢グリーン"を引き継ぐ清宮が奮戦。のっけから三沢式トペフェイントや、場外を走っての鉄柵越えボディアタックを繰り出すなどして躍動した。

 中盤過ぎにも清宮が見せ場。急角度ジャーマンで拳王を追い込み、反撃に出た拳王必殺のダイビング・フットスタンプもドロップキックで空中撃墜。三沢さんの遺影の下でこん身のランニング・エルボーバットを叩きこむや、タイガースープレックスホールドで仕留めにかかった。

 場内もカウントの大合唱となったが、3カウントは入らない。場内が熱気に包まれるなか、清宮は2度目のタイガースープレックスを狙ったものの、今度は拳王もバク宙で着地。逆に強烈な右ハイキックが側頭部にクリーンヒットだ。一撃でぐったりと倒れ込んだ清宮にこん身の蹴暴(ランニングローキック)で追い打ちをかけた拳王が、今度こそのダイビング・フットスタンプを投下して激闘を制する3カウントを奪ってみせた。

 今年3度目の一騎打ちは過去2戦をしのぐ激闘となったものの、やはり拳王に軍配。6・26後楽園大会でのGHCヘビー級王座挑戦を決めた拳王は、復権に向けて「俺がチャンピオンになって、俺がこのプロレスリング・ノアを引っ張ってやる。俺がこのプロレスリング・ノアの時代になってやる。俺がこのプロレスリング・ノアを武道館まで連れていってやるよ」と改めて叫んだ。

【拳王の話】「これで俺が手放したGHCヘビー級のベルトに挑戦することができるだろ! 俺があの“元"ノアの顔・杉浦貴に奪われたもんだ。俺がチャンピオンになって、俺がこのプロレスリング・ノアを引っ張ってやる。俺がこのプロレスリング・ノアの時代になってやる。俺がこのプロレスリング・ノアを武道館まで連れていってやるよ」

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