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6/17【全日本】青柳が復帰後初勝利、野村とのアジアタッグ再挑戦に執念

☆『2018ダイナマイトシリーズ』北海道・函館アリーナ・サブアリーナ(2018年6月17日)
○青柳優馬vs丸山敦×

 青柳が丸山に快勝し、復帰後初勝利。「まだまだあきらめてないし、あのベルトを本当に取り返したい」とアジアタッグ返り咲きへの執念をむき出しにした。

 6・5有明大会で4ヵ月ぶりに復帰した青柳は、2戦目となった6・12後楽園大会で野村と組んで秋山&永田裕志の持つアジアタッグ王座に挑戦したものの完敗。4ヵ月ぶりの返り咲きはならなかった。

 この日から北海道ツアーがスタート。久々となった巡業の初日で復帰3戦目を迎えた青柳は丸山とのシングル対決に臨んだ。序盤はじっくりとしたグラウンドの攻防で渡り合い、試合後「今までバンバン動き回ってた試合が多かったんで、今日みたいなこういうちゃんとした技術だとか、そういうのをまた改めてリング上で確認できたのはよかった」と振り返ったように、実戦で原点回帰することができた。終盤には丸山からトラースキック連射、ハイキック連打の猛攻を浴びせられたが、カウンターのジャンピングニーで形勢逆転。すかさず十八番のロックスターバスターを爆発させて3カウントを奪った。

 復帰戦でジェイクにピンフォール負けを喫し、アジアタッグ奪回も失敗してきたが、ようやく復帰後初勝利。これをきっかけに浮上を図りたいところだ。そこで青柳が見据えているのが野村とのアジアタッグ再挑戦。「前回ボコボコにやられて本当に完膚なきまでに叩きのめされちゃったけど、まだまだあきらめてないし、あのベルトを本当に取り返したい」と言い切った青柳は、「野村さんも同じ気持ちですし、僕ら二人がアジアのベルト獲って、アジアの価値を上げて、そしてさらにはプロレス界をもっともっと上に上げていきたい」との志とともに誓った。

 アジア返り咲きに執念を燃やすのも、自身の右足首負傷による欠場のため返上を余儀なくされたからこそ。再挑戦を実現させるためにも、青柳はこの日の勝利を足がかりに突き進むのみだ。

【青柳の話】「(3戦目で復帰後初勝利となったが?)そうですね、ずっと負けてましたから(苦笑) でも丸山さん、やっぱ凄く上手で技術なんか僕なんかより全然上ですよ。大先輩と今日戦えてよかったですし、今までバンバン動き回ってた試合が多かったんで、今日みたいなこういうちゃんとした技術だとか、そういうのをまた改めてリング上で確認できたのはよかったと思いますね。実は丸山さんとは何回も戦って今、負け越してるんで、また組まれたら次も勝ちたいですね。あとそこもあるんですけど、今、僕が一番思ってることは、またアジアタッグに挑戦したい。前回ボコボコにやられて本当に完膚なきまでに叩きのめされちゃったけど、まだまだあきらめてないし、あのベルトを本当に取り返したい。野村さんも同じ気持ちですし、僕ら二人がアジアのベルト獲って、アジアの価値を上げて、そしてさらにはプロレス界をもっともっと上に上げていきたいです。まだまだあきらめてません。アジアに挑戦します」

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