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6/29【WWE】ヒデオがクルーザー王座奪取へ意欲 古巣ノア参戦にも言及

 日本公演を前にヒデオ・イタミが29日、都内で日本メディア向けのグループインタビューに応じた。クルーザー王座奪取へ意欲を示し、先日発表された古巣ノア参戦についても言及した。

 前日28日に来日したヒデオは、“ソウルメイト"柴田勝頼と食事をともに。「日本のコンビニは素晴らしいデスネ〜」となぜか片言の日本語で話して報道陣を笑わせたヒデオだが、最初期の来日メンバーには入っていなかった。「個人的には今回は無いんだろうな…と思ってたんで、今でいう“忖度"(そんたく)っていうんですか? それがあったのかなと(笑) せっかくこういう機会をいただいたんで、生かしたい」と話した。

 手術欠場が重なってタイミングが合わず、昨年同時期の日本公演でようやく“凱旋"を果たしたヒデオだが、試合途中の乱入に遭うなどして納得いく内容を残せなかった。とはいえ「前回は(WWE入りしてから)初めての日本での試合。気負ってた部分もあったんで、今回は自然に、純粋に楽しめたらいいなとは思ってます。向こうでやってるスタイルでやりたいなとは思っているんで。いわゆるKENTAでやってたモノとは違うものを見せられたら…とは思ってます」と直輸入の自然体で臨む構えを示した。

 所属する205 Liveでは先日3WAY戦を制してクルーザー王座戦線に急浮上。「そこら辺のヤツより自分のほうが優れているって自負もありますから、それを形として残したい思いはありますね」と王座奪取へ意欲を示し、現王者のセドリック・アレキサンダーについても「体もあるし、パワーもある。いい選手だと思いますけど、僕のほうが優れているという自負があるので、それを結果として証明できれば」と対抗心を垣間見せた。

 その一方で、「ひとつ結果としてベルトを獲りたいっていうのもありますけど、RAWやSMACK DOWNに出るっていうのもあきらめてない部分はあります」と“2大ブランド"への思いも語った。

 ここに来て、WWE所属としては異例となる古巣ノア参戦も決定。丸藤正道デビュー20周年記念興行のメインで、丸藤との一騎打ちに臨むが「まぁ純粋に楽しみですけど、まずはこの2日間。そしてその先にも205でいろいろあるんで。一つひとつやっていって、その先にある…という感じで。今のところは“楽しみ"という気持ちだけで、細かいことは近づいてきたら気持ちもどんどん入ってくるとは思いますけどね」と話すにとどめた。

プロ格 情報局