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7/8【ZERO1】SUGI殊勲! 初戦黒星も大谷強気崩さず「熱闘ポイントでは単独トップ」

☆『すしざんまいPresents「ZERO1 第18回真夏の祭典火祭り2018」』開幕戦
東京・新木場1stRING(2018年7月8日)
○SUGIvs大谷晋二郎×

 SUGIにまさかの敗戦を喫し、黒星スタートとなった大谷だったが、強気の姿勢は崩さず、「熱闘ポイントでは単独トップ」と言い張った。

 2年ぶりに火祭り出場を果たした大谷が、開幕戦のBブロック公式戦でSUGIと対戦した。大谷はこれまで火祭りの提唱者として他の選手を迎え撃つ立場だったが、今回は「大谷晋二郎が火祭りに乗り込む年」と定義している。7月からZERO1は新体制となり、大谷は取締役会長に就任。気持ちを新たに、8年ぶりのVに向けて燃えている。一方、SUGIはジュニアとして火祭りに初出場。初戦から試練の一戦となった。

 いきなりドロップキックで奇襲したSUGIはトペの構えに入るが、先にリングに舞い戻った大谷が水面蹴りで鎮圧。SUGIをコーナーに逆さ吊りで固定し、「行くぞ、火祭り!」の雄叫びから顔面を低空ドロップキックで射貫いた。そこから気迫全開に攻め込んでいく。

 それでもSUGIは華麗なトペコンヒーロで宙を舞って活路を開く。リングに戻っても、ロープの反動を利用したエルボードロップを皮切りに、怒とうの畳みかけを見せた。

 そして、「大谷!」と叫んで串刺し攻撃を狙うが、大谷は「なんだ!」と返してフロントキックで迎撃。得意の顔面ウォッシュで一気に観客を味方に付ける。さらに、「火祭り、舐めるな!」と強烈な串刺しフロントハイキックをぶち込んだ。

 引き下がらないSUGIはダイブ式飛びつきフランケンシュタイナー、トップロープ上での619、トップロープからのライオンサルトと猛攻。「立て!」と大胆にも大谷に言い放った。これに呼応した大谷は投げ捨てジャーマンで返答。強烈なミサイルキックを突き刺すと、首筋に袈裟斬りチョップを振り下ろす。

 一気にスパイラルボムで勝負に出るも、SUGIは意地のキックアウト。悔しさをあらわにした大谷に対し、SUGIは不意を突くスクリューハイキックでダブルダウンに持ち込む。両者への歓声が交錯する中、SUGIは変型のスイング式DDTでアクセル全開に。大谷の背後からトラースキックを一閃すると、ロープ上を華麗にダッシュして串刺しドロップキックをぶち込み、ファイヤーバードスプラッシュを投下した。

 キックアウトした大谷は雄叫びをあげて立ち上がるが、SUGIは強烈なニールキックで追撃。最後はスワンダイブ式ファイヤーバードスプラッシュで完璧な3カウントを奪い去った。

 2年ぶりの火祭りはまさかの黒星スタート。悔しさをあらわにした大谷は、SUGIが頭を下げても背中を向ける。それでもバックステージでは強気の姿勢を崩さず、「皆さんの言うポイントは5点と0点か。でも、俺の中では、今日の大谷vsSUGI、火祭り公式戦、熱闘ポイントでは大谷が5、SUGIが4。今、大谷晋二郎が単独トップだ」と断言し、「最後は熱闘ポイントと皆さんの言う勝率が一緒になって、大谷晋二郎があの刀を手にするから」と8年ぶりの優勝を予告した。

 一方、勝利したSUGIも「普段はあまり表には出さないですけど、大谷晋二郎より私のほうが熱い」と激情を吐露。「この夏、私が田中将斗を打ち破って、火祭り優勝します」と優勝宣言をぶち上げた。

【SUGIの話】「まず一勝。夏の大谷晋二郎は熱い。熱いけど、今回は私のほうが熱かったということでしょう。普段はあまり表には出さないですけど、大谷晋二郎より私のほうが熱い。この夏、私が田中将斗を打ち破って、火祭り優勝します」

【大谷の話】「ご覧の通り、負けたよ。皆さんの言うポイントは5点と0点か。でも、俺の中では、今日の大谷vsSUGI、火祭り公式戦、熱闘ポイントでは大谷が5、SUGIが4。今、大谷晋二郎が単独トップだ。最後は熱闘ポイントと皆さんの言う勝率が一緒になって、大谷晋二郎があの刀を手にするから。このまま引かない。絶対頑張る。始まったばかりの火祭り、どうですか? お願いします。全ての大会にこの人数で来てください。期待して待ってます。絶対火祭りに関わった人間全てを元気にするから、この大谷晋二郎が」

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