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7/8【ZERO1】耕平が初出場ジャクソンに苦杯で初戦黒星

☆『すしざんまいPresents「ZERO1 第18回真夏の祭典火祭り2018」』開幕戦
東京・新木場1stRING(2018年7月8日)
○ハートリー・ジャクソンvs佐藤耕平×

 耕平が初出場のジャクソンに苦杯をなめ、初戦黒星だ。

 2015年以来3年ぶり3度目の優勝を狙う耕平。これが全18大会連続出場で、開幕戦となったこの日、初出場となった元UN王者・ジャクソンと対決した。

 ジャクソンは入場時から客席になだれ込む大暴れ。試合になっても荒々しく耕平を攻め立てた。ゴング前に奇襲攻撃を仕掛け、制止するレフェリーを突き飛ばすと、踏みつけ攻撃やボディスラムで出鼻をくじいた。耕平がエルボー合戦に持ち込んでもサミングで返り討ちにし、場外戦でも真っ向からエルボーを打ち合い、客席に投げ飛ばした。南側客席最上段になだれ込むと、エルボー合戦を頭突きで制し、何度も壁に叩きつけた。

 完全にペースをつかんだジャクソンは戻ってきた耕平を場外に叩き落とすと、客席に座らせてエルボー、逆水平をお見舞い。リングに戻った耕平をエプロンに連行し、エルボースタンプを振り下ろす。ようやくリングに戻ると一転して胴締めスリーパーでねちっこく絞め上げた。

 耐えた耕平はカウンターのニーリフトでようやく反撃を開始。ミドルキックを連発して立て直しを図ったものの、串刺しボディアタックを連発したジャクソンにショートレンジラリアットを叩き込まれて主導権を奪われてしまう。それでも耕平はジャーマン、ファルコンアロー、ランニングローキックで逆襲したが、パイルドライバーを決められず。逆にジャクソンがデスバレーボムを連発し、ラリアット、ダイビングエルボードロップで一気呵成。最後はソウルキラー(垂直落下式みちのくドライバー)で突き刺して3カウントを奪った。

 実力者・耕平撃破で幸先いいスタートを切ったジャクソンは「ZERO1で最もタフな男・佐藤耕平を倒した。次は誰が相手でも何の問題もない」と自信を深めたようで、「このトーナメント、俺をみていろ。ジャクソンこそがナンバー1だ」と豪語。一方、初戦黒星となった耕平は「自然体で挑んだつもりだったんですけど、たぶん緊張したんでしょうね。体硬かったですね」と敗因を口に。「初戦落とす癖があってね。ただ落とした時にそのまま勢いで下っていくか、それをバネに上がっていくかどっちかなんで」と先を見据えた耕平は当然、上り調子でいくのみだ。

【ジャクソンの話】「俺をみろ。汗ひとつかいていない。なぜならばジャクソンだからだ。ジャクソンこそがナンバー1だ。ZERO1で最もタフな男・佐藤耕平を倒した。次は誰が相手でも何の問題もない。このトーナメント、俺をみていろ。ジャクソンこそがナンバー1だ」

【耕平の話】「いやぁ、何か自然体で挑んだつもりだったんですけど、たぶん緊張したんでしょうね。体硬かったですね。それ以上にジャクソンがね、いつもブードゥーの中でやってる感じだから、あんまり…何でしょう、気にしてなかったけど、裏目に出たというか仇になっちゃいましたね。でも俺、ご存知の方もいるように初戦落とす癖があってね。緊張感からなのか。ただ落とした時にそのまま勢いで下っていくか、それをバネに上がっていくかどっちかなんで。今日は暑いんで、この負けは酒で忘れて、こう(上向きで)いけるように頑張ります」

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