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7/15【NOAH】タダスケ決めて「オマケじゃあらへん!」 王者組撃破で原田組が2戦目で初白星

『GLOBAL Jr. TAG LEAGUE 12th』静岡・アクトシティ浜松(2018年7月15日)
グローバル・ジュニアヘビー級タッグリーグ戦公式戦 ○タダスケ&原田大輔vsHi69&田中稔×

 浜松大会のメインに据えられたジュニアタッグリーグ戦公式戦で原田&タダスケ組が、この日初戦となった現GHCジュニアタッグ王者・Hi69&稔組を撃破して初白星。稔をねじ伏せて試合を決めたタダスケが反骨心をあらわにした。

 5・29後楽園大会のGHCジュニアタッグ王座戦以来、約1ヶ月半ぶりのリターンマッチがリーグ戦で実現。後楽園では防衛に成功しているHi69&稔組が序盤からタダスケの左腕を老かいに攻め立てて流れをつかんだ。

 終盤には稔の逆十字固めでタップ寸前に追い込まれたタダスケも、どうにかカウンターラリアットで反撃。…かと思いきや、続くラリアットを避けた稔も再び飛びつき逆十字固めで絡みつき、タダスケがもがいたところで三角絞めに変化、絞め落としにかかった。

 それでもタダスケが怪力で稔を持ち上げ、原田とともにジャーマン&ラリアットの合体攻撃を狙ったものの、痛恨の誤爆。すかさずHi69&稔から右ハイキック&トラースキックを同時発射を浴び、稔のバズソーキックもまともに食らって、なかばKO状態となった。

 だが、稔の追撃をタダスケがカウンターでホイップするや、すかさず飛び込んだ原田がニーアッパー空中撃墜。さらに原田が大☆中西式ジャーマンからのローリングエルボーでHi69を排除するや、最後を託されたタダスケもこん身のナックルパートで稔の顔面を打ち抜く。立て続けに助走十分のラリアットをドンピシャリ。かろうじて肩を上げた稔を、最後は必殺のアウトキャストで回し落として3カウントを奪ってみせた。

 熱闘の末に王者組を初戦で叩いて雪辱成功。原田&タダスケ組が2戦目でジュニアタッグリーグ戦初白星を手にした。試合を決めたタダスケは「お前ら…俺はもう負けへん! 原田の足も引っ張らない! RATEL'Sのオマケでもちゃう! 優勝するんは俺と原田や!!」とマイクで宣言。“RATEL'Sの4番手"とみられる向きに反骨心をあらわにしつつ、ノア夏の風物詩制覇を誓った。

【試合後の原田&タダスケ】
――タダスケ選手が試合を決めて、現ジュニアタッグ王者を破っての白星となったが、大きな意義を持つ?

▼原田「……」(無言でうなずく)

▼タダスケ「みんなどうせ俺が負けると思っとったやろ? バカにしやがって! バカにすんなよ? 去年までの俺と違うんや。何が違うか分かるか? 髪染めたんや。これで俺は生まれ変わったんや。リボーンしたんや! リボーン!」

▼原田「(※石森のピストルポーズをしながら)こっちちゃうぞ!」

――チャンピオンから勝ったが?

▼タダスケ「稔もHi69も、俺のこと散々バカにして、あいつらにええとこばっかり取られてるし、今回勝ったことはメッチャでかいと思うし。優勝したらな、もう一回挑戦させろや。…俺のことバカにすんなよ? RATEL'Sは4人や。注目しろや、俺に!」

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