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7/16【全日本】岩本がJr.タッグリーグ制覇→世界ジュニア再挑戦を宣言

『2018 SUMMER ACTION SERIES』長野・上田創造館(2018年7月16日)
○岩本煌史vs丸山敦×

 岩本がTAJIRIと組んで出場する8月のジュニアタッグリーグ戦を制し、世界ジュニア再挑戦をつかみ取る構えをみせた。

 7・15後楽園大会で岩本は世界ジュニア王者・青木に敗れ、ジュニアの至宝初戴冠ならなかった。自信満々で3度目の挑戦に臨んだだけに、当然、悔しさはあるものの、「全然落ち込んでるとかではなくて、よし、もう一回いこう」と気持ちは前向きそのものだ。

 岩本にとって当面の大きなテーマは8月の『Jr.TAG BATTLE OF GLORY』。TAJIRIとの“ひと夏のかげろう"タッグで出場する。本来ならシングル王者タッグとして臨むつもりで、TAJIRIがGAORA王座を奪取したものの、岩本は世界ジュニア戴冠ならず。「その約束を果たせなかった。そこの部分はTAJIRIさんに申し訳ないとタッグパートナーとして思います」との悔しさが残る。だからこそ、「そこで優勝できなかったら、また僕はTAJIRIさんを裏切ることになるんで。2回もTAJIRIさんを失望させることは僕はできない。自分自身のためでもあるんですけど、タッグパートナーのTAJIRIさんのためにもジュニアタッグリーグは必ず頂点を獲りたい」と優勝を誓うばかりだ。

 そして優勝の先に見据えるのは当然、世界ジュニア再挑戦だ。実現すれば4度目の挑戦。「今年獲り逃したら、このままズルズル埋もれていってしまうんじゃないか、そのへんの危機感は持ってるんで。何回も次があるわけじゃない」と背水の陣を敷いた岩本は、「本当に次こそジュニアタッグリーグしっかり獲って、結果しっかり残して、本当に次、挑戦にこぎつけられたら、二度とあの悔しい思いはしたくないんで、必ず、必ず獲りたい」と自分に言い聞かせるように誓っていた。

【岩本の話】(試合前)
――昨日のタイトルマッチを振り返って、世界ジュニアを獲ることができなかったが課題は感じた?

▼岩本「過去2回とは違うということで、自分の中で自信というものをしっかりつけて挑んだんで、何が足りなかったのかというのはわからないというよりは、そんなにないんじゃないかなっていうような。マイナスな要素というのは一つもなくて、負けたというのはキャリアだったり、タイトルを獲ってきた経験だったりという差が出ちゃったのかなと。でも、やっぱりそうやって言っても全部言い訳になるのかなというのはあるんで、そういう部分はなかったかなというふうには自分自身、思いますね」

――気持ちも折れていない?

▼岩本「そうですね。もちろん負けて悔しいですし、クソーっていう気持ちは持ってるんですけど、全然落ち込んでるとかではなくて、よし、もう一回いこうと。昨日のうちにすぐ自分を切り替えられたんで。落ち込んでる暇もないんだぞって自分に言い聞かせてきました」

――目の前にはジュニアタッグリーグ戦もあるが?

▼岩本「そうですね。そこに挑むにあたって今回、TAJIRIさんがGAORAで僕が世界ジュニア。新木場の時にお互いベルト獲るもの獲って8月また会おうという約束をしたんですけど、TAJIRIさんは公約通りGAORA獲ったんですけど、僕はその約束を果たせなかった。そこの部分はTAJIRIさんに申し訳ないとタッグパートナーとして思いますし、そこを獲っていい夏のスタートを切りたかったんですけど、僕が最初つまずいちゃったんで。昨日、SNS上ですけど、TAJIRIさんとのやり取りで『気にするな』と言ってくれたんで、その言葉を素直に受け取って、ジュニアタッグはジュニアタッグで切り替えて。TAJIRIさんとのタッグも新木場の時にしっかり実践できてたんで、7月の巡業の間にまた一緒に食事でもして作戦会議しようかなと思ってます」

――タッグリーグ優勝しかないと?

▼岩本「もちろんですね。TAJIRIさんとのタッグも、ひと夏のかげろうと言ってたように、8月限りで終わる可能性が本当に高いんで、せっかくその短いとこでやるのであれば優勝しなくちゃいけないし、そこで優勝できなかったら、また僕はTAJIRIさんを裏切ることになるんで。2回もTAJIRIさんを失望させることは僕はできない。自分自身のためでもあるんですけど、タッグパートナーのTAJIRIさんのためにもジュニアタッグリーグは必ず頂点を獲りたいと思ってます」

――優勝の先に見据えるものは?

▼岩本「そうですね。もう一度、あの世界ジュニア挑戦までこぎつけて。こぎつけるまでが大変ですけどね。3回やって3回ともダメだったんで、次こそはっていう気持ちは本当に強いです」

――昨日敗れたことで危機感はある?

▼岩本「それはありますね。本当に。僕自身2018年が始まって、今年が勝負だなと自分自身に言い聞かせて思ってたんで。今年獲り逃したら、このままズルズル埋もれていってしまうんじゃないか、そのへんの危機感は持ってるんで。何回も次があるわけじゃないんで、本当に次こそジュニアタッグリーグしっかり獲って、結果しっかり残して、本当に次、挑戦にこぎつけられたら、二度とあの悔しい思いはしたくないんで、必ず、必ず獲りたいと思います」

――勝負の夏になりそう?

▼岩本「本当にそうですね。本当に逃せないです」

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