7/16【全日本】世界タッグ挑戦へTAJIRI&ヴァレッタ始動

『2018 SUMMER ACTION SERIES』長野・上田創造館(2018年7月16日)
○秋山準＆中島洋平＆ブラック・タイガーVIIvsTAJIRI＆ギアニー・ヴァレッタ＆無宿の「赤虎」×

　TAJIRI&ヴァレッタが世界タッグ挑戦へ向けて始動だ。

　7・22博多大会で世界タッグ王者・諏訪魔&石川に挑戦するTAJIRI&ヴァレッタ。これが初来日となったヴァレッタは7・15後楽園大会で初線を迎えたものの、大きなインパクトを残せずに終わった。

　一夜明けたこの日、二人の合体が実現。「赤虎」とのトリオで秋山&中島&ブラックVIIと対戦した。前日は本領発揮とはいかなかったヴァレッタだが、この日はポテンシャルの片りんを披露。秋山を相手に執ようなアームロックで絞め上げ、ショルダータックルでなぎ倒す。終盤には串刺しフロントハイキック、串刺しサマーソルトアタックの連続攻撃でブラックVIIを攻め込み、加勢に飛び込んだ中島にタイガードライバーを豪快にさく裂。秋山には串刺しラリアット、スパインバスターの猛攻を浴びせた。

　最後は「赤虎」が秋山のエクスプロイダーに沈んで敗戦に終わったものの、TAJIRIは「最後一人で3人。こっち負けちゃったけど、3人片っ端から。凄かった、あれは。だんだん調子上げてきてる」とヴァレッタを称え、それなりの好感触をつかんだようだ。7・22博多大会は5日後。それまで3大会あり、TAJIRIの言葉通りヴァレッタがさらに調子を上げてきそうな気配だ。

【TAJIRIの話】「昨日言った通り。最後一人で3人。こっち負けちゃったけど、3人片っ端から。凄かった、あれは。だんだん調子上げてきてる。今日はおっかなかった(笑)」