7/16【WWE】AJがルセフ退け防衛、アングルGMがレスナーの王座はく奪を示唆 PPV『エクストリーム・ルールズ』
PPV大会『エクストリーム・ルールズ』が現地時間15日に米ペンシルベニア州ピッツバーグで行われ、WWE王者AJスタイルズがルセフの挑戦を退けて防衛に成功。また、カート・アングルGMがユニバーサル王者ブロック・レスナーの王座はく奪を示唆した。
中邑真輔との抗争にひとつの区切りをつけ、ルセフの挑戦を受けたAJ。ルセフのセコンドであるエイデン・イングリッシュの妨害に苦しみつつも、イングリッシュがターンバックルを外して金具むき出しとなったコーナーにルセフを“自爆"させたAJが、スワンダイブ式450゜スプラッシュ、フェノメナル・フォーアームを立て続けに決めて3カウントを奪った。
また、カート・アングルGMが、UFCマットに再登場するなど不穏な気配をみせているユニバーサル王者・レスナーに言及。「(レスナーのマネージャーである)ポール・ヘイマンと防衛戦に関して交渉を再開させたが、ヘイマンはレスナーが興味を示していないと言っているようだ。これには私もファンもうんざりしている。レスナーがロウに登場してユニバーサル王座の防衛戦を決めるか、そうでなければ王座はく奪だ」と王座はく奪の可能性を示唆した。
このほかブラウン・ストローマンとケビン・オーエンズの金網戦も行われた。これまでストローマンから自家用車を破壊されたり、閉じ込められた簡易トイレごとステージから落とされたり…と散々な目に遭ってきたオーエンズは、隠し持っていた手錠でストローマンをロープに縛り付けることに成功。ところがストローマンは手錠を引きちぎる怪力を発揮し、逃走するストローマンを金網最上部で捕まえると、そのまま5メートルの高さからチョークスラムでアナウンステーブルめがけて沈める超荒技を敢行した。“金網から脱出し、先に地面に足が付いたほうが勝利"となるだけに、オーエンズが勝利した形となったが、完全KOとなったオーエンズを「勝者だ」とあざ笑いながらリングを去った。
王者アレクサ・ブリスとナイア・ジャックスのロウ女子王座戦も反則判定なしのエクストリーム・ルールで行われ、謹慎中のロンダ・ラウジーが最前列で観戦。アレクサ側にはミッキー・ジェームスが、ジャックス側にはにはナタリアがそれぞれセコンドに就いた。ジェームスが介入したところで、観客席にいたラウジーが突進、ジェームスをぶん投げ、さらに逃げるアレクサを追いかけたが、ジェームスが竹刀を持ち出してロンダを急襲して撃退した。さらにアレクサがパイプイス上にDDTでジャックスを突き刺し、まんまと王座防衛に成功した。。
