【新日本】カミゴェ誕生の地で後藤カミゴェ葬 4勝目・飯伏が故郷に「今年こそV」誓う 2018/8/2
『戦国炎舞-KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28』鹿児島アリーナ(2018年8月1日) Bブロック公式戦 ○飯伏幸太vs後藤洋央紀× カミゴェ誕生の地で、後藤をカミゴェで撃破。4勝目をあげて、単独3位となった飯伏が、地元・鹿児島のファンに今年こそのG1初制覇を公約した。。 3勝2敗の飯伏が地元・鹿児島に凱旋。メインイベントのBブロック公式戦で、2勝3敗のNEVER王者・後藤と対戦した。3位タイの飯伏だが、首位のケニー・オメガ、2位の内藤哲也との公式戦を残しており、まだブロック突破を狙える好位置。一方、後藤は黒星先行で、王者としてこれ以上の負けは許されない状況だ。両者は過去2回対戦して、1勝1敗の五分。飯伏はちょうど1年前の鹿児島大会で新兵器・カミゴェで棚橋弘至超えを果たしている。 地元のファンから圧倒的な声援を浴びた飯伏は、先制争いをフランケンシュタイナーで制すると、三角飛び式ケブラーダに。避けられそうになってもエプロンに不時着したが、見逃さない後藤はリング上からラリアットを振り抜いた。ここから荒武者は首への一点集中攻撃でリズムを作る。 凱旋試合で負けられない飯伏は、カウンターのドロップキックから今度こそ三角飛び式ケブラーダで飛翔。さらに、スワンダイブ式ミサイルキックを後頭部に突き刺した。後藤は追尾してのラリアットで巻き返し、串刺しニールキック、バックドロップと畳みかけたものの、続く牛殺しは飯伏が華麗に不時着し、オーバーヘッドキックで蹴り倒す。 リング中央でのエルボー合戦で気持ちをぶつけ合うと、飯伏は左右の掌底連打からソバットに繋げるが、倒れない後藤は牛殺しをズバリ。雪崩式牛殺しの体勢に。切り抜けた飯伏はコーナー上の後藤にオーバーヘッドキックを発射。続く雪崩式回天も上手くスカして、バク宙で着地すると、直後のラリアット合戦も打ち勝ってみせた。 飯伏はクロスアームスープレックスでぶん投げると、そのまま両手を抱え、1年前の鹿児島で生まれたカミゴェで勝負に出る。が、後藤はカウンターの頭突きをズバリ。棒立ちになった飯伏にショートレンジラリアットを振り抜いて、攻勢に転じると、裏GTRから正調GTRの構えに。 飯伏は何とか切り抜けたが、後藤は執拗にスリーパーで絡みつく。飯伏がやり投げを狙っても、後藤は動じず、リング中央で絞めに絞めた。後藤のGTR狙いに対し、飯伏は大胆にもGTRを仕掛けたが決まらず。逆に後藤はローリングラリアット、昇天改でチャンスを掴んだ。 何とかキックアウトした飯伏をこん身のミドルキックで蹴り倒した後藤は、今度こそとGTRへ。飯伏はサムソンクラッチで懸命に反攻する。後藤がノーモーション頭突きを放っても、歯を食いしばって受け止め、カウンターのビンタをぶち込み、ハイキックを一閃。強烈な一撃で尻餅をついた後藤を見るや、中邑真輔を思わせるランニングニーを突き刺した。鹿児島のファンが沸騰する中、決定機を掴んだ飯伏はシットダウン式ラストライドを敢行。最後はカミゴェを突き刺して、NEVER王者を沈めた。 地元・鹿児島で2年連続でカミゴェがさく裂。4勝目をあげ、3位をキープした。一方、後藤は4敗目となり、これで脱落が決定した。大歓声を浴びた飯伏は、マイクを持つと、「今年も鹿児島に帰ってくることができました。そして、またマイクを握ることができました」と挨拶。「次の約束は、必ず今年優勝して、また来年戻ってきます。応援よろしくお願いします」と地元のファンで珍しく「優勝」という言葉を口にし、決意を胸に鹿児島大会を締めくくった。 激闘のダメージから、コメントブースでは崩れ落ちてしまった飯伏は「自分は全力で、今日も出し尽くしたつもりなんで。これで勝っても負けても悔いはない。ただ、やっぱり勝ちたい。この後も全部勝ちたいんです。負けたくないんです」と吐露した。 次は8・4大阪での内藤戦。宣言通りの優勝を果たすには落とせない一戦だが、「先は関係ないってずっとやってきたんで、先を考えず。その日、出し切るのみです。全部出せば、いつか絶対結果が残ると思うんで。全部出し尽くします」とこの後も全身全霊で真夏の祭典を疾走する構えだ。
【フォトギャラリー・全試合記事など詳報版はコチラ/会員用】 カミゴェ誕生の地で後藤カミゴェ葬 4勝目・飯伏が故郷に「今年こそV」誓う…新日本8・1G1鹿児島大会詳報
『戦国炎舞-KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28』鹿児島アリーナ(2018年8月1日)
Bブロック公式戦 ○飯伏幸太vs後藤洋央紀×
カミゴェ誕生の地で、後藤をカミゴェで撃破。4勝目をあげて、単独3位となった飯伏が、地元・鹿児島のファンに今年こそのG1初制覇を公約した。。
3勝2敗の飯伏が地元・鹿児島に凱旋。メインイベントのBブロック公式戦で、2勝3敗のNEVER王者・後藤と対戦した。3位タイの飯伏だが、首位のケニー・オメガ、2位の内藤哲也との公式戦を残しており、まだブロック突破を狙える好位置。一方、後藤は黒星先行で、王者としてこれ以上の負けは許されない状況だ。両者は過去2回対戦して、1勝1敗の五分。飯伏はちょうど1年前の鹿児島大会で新兵器・カミゴェで棚橋弘至超えを果たしている。
地元のファンから圧倒的な声援を浴びた飯伏は、先制争いをフランケンシュタイナーで制すると、三角飛び式ケブラーダに。避けられそうになってもエプロンに不時着したが、見逃さない後藤はリング上からラリアットを振り抜いた。ここから荒武者は首への一点集中攻撃でリズムを作る。
凱旋試合で負けられない飯伏は、カウンターのドロップキックから今度こそ三角飛び式ケブラーダで飛翔。さらに、スワンダイブ式ミサイルキックを後頭部に突き刺した。後藤は追尾してのラリアットで巻き返し、串刺しニールキック、バックドロップと畳みかけたものの、続く牛殺しは飯伏が華麗に不時着し、オーバーヘッドキックで蹴り倒す。
リング中央でのエルボー合戦で気持ちをぶつけ合うと、飯伏は左右の掌底連打からソバットに繋げるが、倒れない後藤は牛殺しをズバリ。雪崩式牛殺しの体勢に。切り抜けた飯伏はコーナー上の後藤にオーバーヘッドキックを発射。続く雪崩式回天も上手くスカして、バク宙で着地すると、直後のラリアット合戦も打ち勝ってみせた。
飯伏はクロスアームスープレックスでぶん投げると、そのまま両手を抱え、1年前の鹿児島で生まれたカミゴェで勝負に出る。が、後藤はカウンターの頭突きをズバリ。棒立ちになった飯伏にショートレンジラリアットを振り抜いて、攻勢に転じると、裏GTRから正調GTRの構えに。
飯伏は何とか切り抜けたが、後藤は執拗にスリーパーで絡みつく。飯伏がやり投げを狙っても、後藤は動じず、リング中央で絞めに絞めた。後藤のGTR狙いに対し、飯伏は大胆にもGTRを仕掛けたが決まらず。逆に後藤はローリングラリアット、昇天改でチャンスを掴んだ。
何とかキックアウトした飯伏をこん身のミドルキックで蹴り倒した後藤は、今度こそとGTRへ。飯伏はサムソンクラッチで懸命に反攻する。後藤がノーモーション頭突きを放っても、歯を食いしばって受け止め、カウンターのビンタをぶち込み、ハイキックを一閃。強烈な一撃で尻餅をついた後藤を見るや、中邑真輔を思わせるランニングニーを突き刺した。鹿児島のファンが沸騰する中、決定機を掴んだ飯伏はシットダウン式ラストライドを敢行。最後はカミゴェを突き刺して、NEVER王者を沈めた。
地元・鹿児島で2年連続でカミゴェがさく裂。4勝目をあげ、3位をキープした。一方、後藤は4敗目となり、これで脱落が決定した。大歓声を浴びた飯伏は、マイクを持つと、「今年も鹿児島に帰ってくることができました。そして、またマイクを握ることができました」と挨拶。「次の約束は、必ず今年優勝して、また来年戻ってきます。応援よろしくお願いします」と地元のファンで珍しく「優勝」という言葉を口にし、決意を胸に鹿児島大会を締めくくった。
激闘のダメージから、コメントブースでは崩れ落ちてしまった飯伏は「自分は全力で、今日も出し尽くしたつもりなんで。これで勝っても負けても悔いはない。ただ、やっぱり勝ちたい。この後も全部勝ちたいんです。負けたくないんです」と吐露した。
次は8・4大阪での内藤戦。宣言通りの優勝を果たすには落とせない一戦だが、「先は関係ないってずっとやってきたんで、先を考えず。その日、出し切るのみです。全部出せば、いつか絶対結果が残ると思うんで。全部出し尽くします」とこの後も全身全霊で真夏の祭典を疾走する構えだ。
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