【NOAH】「性格悪い」連呼 V6戦へ杉浦が“ダークサイド勝彦つぶし"を宣言 2018/9/3
9・2後楽園大会でマサ北宮を破ってGHCヘビー級王座5度目の防衛に成功した杉浦貴が3日、都内ノア事務所で会見。次は10・4後楽園大会で中嶋勝彦の挑戦を受けるが、「もともと性格が悪い」を連呼しつつ“ダークサイド勝彦"潰しに腕をぶした。 ボスと慕う高山善廣支援大会、秋山準とタッグながら30分フルタイムドローを戦った両国、そして30分を超える激闘を制してV5を達成した前夜の後楽園。中身の濃いタフな3連戦を乗り越え、改めて“48歳の全盛期"を見せつけた杉浦。次期挑戦者には北宮の相棒でもある中嶋が名乗りを上げ、10・4後楽園大会での激突が決まった。 これまではいわゆる“正統派"だった中嶋だが、今春に変身。不敵な笑みを浮かべながら、非情に相手を蹴りまくる“ダークサイド勝彦"が覚醒した。鈴木軍時代の王座戦ではイスで中嶋を血祭りに上げたこともあった杉浦だが、今や強さと内容と自然体マイクで“高支持率"を獲得している。 会見で杉浦は「なんか“立場"が逆転してるっていうかね。アイツのほうがちょっとヒールっぽい感じで。鈴木軍時代とはまったく立場も逆転して。もともと性格悪いヤツだからね。その性格の悪さが顔に出てるからね。いいんじゃないの? ヒールで」「以前は団体を背負って頑張っていこう…っていう優等生な感じはしましたけどね。まぁでも今のああいう感じをみると、無理してたのかな…って。今のほうがしっくりきてるんじゃないの? もともと性格悪いヤツだから」と“実は性格が悪い中嶋勝彦"をことさら強調。 とはいえ「俺的にも『ようやく出てきたか』って部分はある。潰しがいのある相手ですね」と“ダークサイド勝彦つぶし"に腕をぶした。今週末の8日・清水大会からは前哨戦がスタート。“容赦のなさ"ではノア内屈指の二人だけに、戦前から激しい火花が散りそうだ。 【会見の模様】 ――北宮を退けてのV5から一夜明けて? ▼杉浦「3連戦の最終日。かなりタフな試合になって、体力的にも厳しい試合になりましたけど、無事に防衛することができました。若いだけあってパワーも勢いもあって、かなり追い込まれましたし、最後のフロントネックロックはあれしか無かった…っていう感じです」 ――10・4後楽園大会で中嶋相手の防衛戦が決まったが? ▼杉浦「なんか偉そうにニヤニヤしながらリング上がってきた。パートナーである北宮が目の前で負けたんで出てきたんだろうけど、俺的にも『ようやく出てきたか』って部分はある。潰しがいのある相手ですね」 ――互いに変化があって、これまでの杉浦vs中嶋戦とはまったく違ったシチュエーションとなるが? ▼杉浦「なんか“立場"が逆転してるっていうかね。アイツのほうがちょっとヒールっぽい感じで。鈴木軍時代とはまったく立場も逆転して。もともと性格悪いヤツだからね。その性格の悪さが顔に出てるからね。いいんじゃないの? ヒールで」 ――どんな試合になりそう? ▼杉浦「どうだろうね。アイツ最近スカしたりするからね。丸藤選手のチョップ避けたり。俺はいつも通り正面から行くけど、アイツは変化球投げてくると思うから。分かんないね」 ――『俺は止まらねえって最近言わないな』と言っていたが、『俺を止めてみろ』という感じ? ▼杉浦「そうですね。…質問じゃなくて答え言っちゃってるじゃん(笑) そうですね…としか言えねえよ(笑)」 ――それぞれ大きな意味のあった3連戦で70分以上を戦ったが、肉体的ダメージは? ▼杉浦「時間はあんまり関係ない。ダラダラやっても70分経つことはあるだろうし。井上雅央みたいな試合だったら1時間でも2時間でもできるし。でも3試合、まったく違ったテーマがあったんでね。いろいろ考えて。肉体的なことよりも精神的に疲れたね」 ――昨年のGHC王者時代の中嶋をどう見ていた? ▼杉浦「団体を背負って頑張っていこう…っていう優等生な感じはしましたけどね。まぁでも今のああいう感じをみると、無理してたのかな…って。今のほうがしっくりきてるんじゃないの? もともと性格悪いヤツだから」 ――ある意味、これまでで一番手ごわい相手になりそう? ▼杉浦「まぁそうだね。戦い方も変えてきてるし、何してくるか分からない部分もあるし。最近では平気でイスを使ってきたりするし。やっぱりプロのレスリングだからね。イスなんて使っちゃダメなんだよね。……笑うとこだよ」 ――両国を経て対全日本に対する思いは? ▼杉浦「全日本という団体に対しては何も感情は湧いてこなかったけど、秋山準という存在に対しては特別な感情が湧いたね。後輩の青木も上手に育ってるな…って感じはしたけど」 ――タイミングがあれば、またやりたい? ▼杉浦「タイミングが合えばなのか、こっちから仕掛けてやるのか分からないけど…戦いたいって気持ちはある。30分ドローだったし、決着つけたい気持ちはあります」 ――両国大会後にはヒデオ・イタミと食事をしたそうだが? ▼杉浦「プロレスの話はしてないね。ただ、ボケたり突っ込んだりの、冗談の掛け合いが向こうじゃできないから、『いやぁやっぱり、コレだわ』って嬉しそうに言ってたよ」
9・2後楽園大会でマサ北宮を破ってGHCヘビー級王座5度目の防衛に成功した杉浦貴が3日、都内ノア事務所で会見。次は10・4後楽園大会で中嶋勝彦の挑戦を受けるが、「もともと性格が悪い」を連呼しつつ“ダークサイド勝彦"潰しに腕をぶした。
ボスと慕う高山善廣支援大会、秋山準とタッグながら30分フルタイムドローを戦った両国、そして30分を超える激闘を制してV5を達成した前夜の後楽園。中身の濃いタフな3連戦を乗り越え、改めて“48歳の全盛期"を見せつけた杉浦。次期挑戦者には北宮の相棒でもある中嶋が名乗りを上げ、10・4後楽園大会での激突が決まった。
これまではいわゆる“正統派"だった中嶋だが、今春に変身。不敵な笑みを浮かべながら、非情に相手を蹴りまくる“ダークサイド勝彦"が覚醒した。鈴木軍時代の王座戦ではイスで中嶋を血祭りに上げたこともあった杉浦だが、今や強さと内容と自然体マイクで“高支持率"を獲得している。
会見で杉浦は「なんか“立場"が逆転してるっていうかね。アイツのほうがちょっとヒールっぽい感じで。鈴木軍時代とはまったく立場も逆転して。もともと性格悪いヤツだからね。その性格の悪さが顔に出てるからね。いいんじゃないの? ヒールで」「以前は団体を背負って頑張っていこう…っていう優等生な感じはしましたけどね。まぁでも今のああいう感じをみると、無理してたのかな…って。今のほうがしっくりきてるんじゃないの? もともと性格悪いヤツだから」と“実は性格が悪い中嶋勝彦"をことさら強調。
とはいえ「俺的にも『ようやく出てきたか』って部分はある。潰しがいのある相手ですね」と“ダークサイド勝彦つぶし"に腕をぶした。今週末の8日・清水大会からは前哨戦がスタート。“容赦のなさ"ではノア内屈指の二人だけに、戦前から激しい火花が散りそうだ。
【会見の模様】
――北宮を退けてのV5から一夜明けて?
▼杉浦「3連戦の最終日。かなりタフな試合になって、体力的にも厳しい試合になりましたけど、無事に防衛することができました。若いだけあってパワーも勢いもあって、かなり追い込まれましたし、最後のフロントネックロックはあれしか無かった…っていう感じです」
――10・4後楽園大会で中嶋相手の防衛戦が決まったが?
▼杉浦「なんか偉そうにニヤニヤしながらリング上がってきた。パートナーである北宮が目の前で負けたんで出てきたんだろうけど、俺的にも『ようやく出てきたか』って部分はある。潰しがいのある相手ですね」
――互いに変化があって、これまでの杉浦vs中嶋戦とはまったく違ったシチュエーションとなるが?
▼杉浦「なんか“立場"が逆転してるっていうかね。アイツのほうがちょっとヒールっぽい感じで。鈴木軍時代とはまったく立場も逆転して。もともと性格悪いヤツだからね。その性格の悪さが顔に出てるからね。いいんじゃないの? ヒールで」
――どんな試合になりそう?
▼杉浦「どうだろうね。アイツ最近スカしたりするからね。丸藤選手のチョップ避けたり。俺はいつも通り正面から行くけど、アイツは変化球投げてくると思うから。分かんないね」
――『俺は止まらねえって最近言わないな』と言っていたが、『俺を止めてみろ』という感じ?
▼杉浦「そうですね。…質問じゃなくて答え言っちゃってるじゃん(笑) そうですね…としか言えねえよ(笑)」
――それぞれ大きな意味のあった3連戦で70分以上を戦ったが、肉体的ダメージは?
▼杉浦「時間はあんまり関係ない。ダラダラやっても70分経つことはあるだろうし。井上雅央みたいな試合だったら1時間でも2時間でもできるし。でも3試合、まったく違ったテーマがあったんでね。いろいろ考えて。肉体的なことよりも精神的に疲れたね」
――昨年のGHC王者時代の中嶋をどう見ていた?
▼杉浦「団体を背負って頑張っていこう…っていう優等生な感じはしましたけどね。まぁでも今のああいう感じをみると、無理してたのかな…って。今のほうがしっくりきてるんじゃないの? もともと性格悪いヤツだから」
――ある意味、これまでで一番手ごわい相手になりそう?
▼杉浦「まぁそうだね。戦い方も変えてきてるし、何してくるか分からない部分もあるし。最近では平気でイスを使ってきたりするし。やっぱりプロのレスリングだからね。イスなんて使っちゃダメなんだよね。……笑うとこだよ」
――両国を経て対全日本に対する思いは?
▼杉浦「全日本という団体に対しては何も感情は湧いてこなかったけど、秋山準という存在に対しては特別な感情が湧いたね。後輩の青木も上手に育ってるな…って感じはしたけど」
――タイミングがあれば、またやりたい?
▼杉浦「タイミングが合えばなのか、こっちから仕掛けてやるのか分からないけど…戦いたいって気持ちはある。30分ドローだったし、決着つけたい気持ちはあります」
――両国大会後にはヒデオ・イタミと食事をしたそうだが?
▼杉浦「プロレスの話はしてないね。ただ、ボケたり突っ込んだりの、冗談の掛け合いが向こうじゃできないから、『いやぁやっぱり、コレだわ』って嬉しそうに言ってたよ」