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9/17【WWE】AJがジョー撃破でWWE王座防衛も再戦へ、ユニバーサル王座戦はレスナー乱入でノーコンテスト PPV大会『ヘル・イン・ア・セル』

 PPV大会『ヘル・イン・ア・セル』が米国現地時間16日、テキサス州サンアントニオで開催され、WWE王者AJスタイルズがサモア・ジョーとの遺恨対決に勝利して防衛を果たしたものの、次回PPV大会『スーパー・ショーダウン』での再戦が決定。「ローマン・レインズvsブラウン・ストローマン」のユニバーサル王座戦はブロック・レスナーの乱入によりノーコンテストに終わった。

 WWE王者・AJが遺恨深まるジョーとの防衛戦に臨んだ。ジョーの度重なる家族への挑発を受け、感情的になっていたAJはゴングと同時に殴りかかったが、体格に勝るジョーはビッグブーツや串刺しランニングニーを繰り出して迎撃。AJもフェノメノンDDT、トーチャーラックボムからの450°スプラッシュで攻め込んだものの決定打とはならない。

 すかさずジョーがスタンド状態でのコキーナクラッチで捕まえると、グラウンドに持ち込んだが、AJはその勢いで反転してジョーの両肩をマットにつけて3カウント。AJが王座防衛に成功した。が、試合後の映像リプレイでは3カウントと同時にAJがタップしている瞬間が映し出されて物議を醸してしまう。ジョーがペイジGMに猛抗議し、次回PPV大会『スーパー・ショーダウン』での再戦が決定した。

 ロウ女子王者ロンダ・ラウジーはアレクサ・ブリスとの防衛戦を迎えた。前哨戦で脇腹を負傷したロンダはアレクサに苦戦。アームバーを狙っても、アレクサのセコンドについたミッキー・ジェームスとアリシア・フォックスが介入。アレクサにはダブルニーやサブミッションで脇腹を集中攻撃された。しかし、アレクサがロンダの髪を引っ張って侮辱すると、ロンダは怒りを爆発。自らの身体を叩いて気合を入れ直すと、アレクサを捕まえて変型サモアンドロップで逆襲。最後は必殺のアームバーでタップを奪って王座防衛に成功した。

 この日のメインイベントは王者レインズとストローマンによるユニバーサル王座戦。ミック・フォーリーが特別レフェリーを務める中、ヘル・イン・ア・セル戦で行われた。パワーファイター同士の一戦は序盤からヒートアップ。ストローマンがスチール階段でレインズを痛めつけ、ランニングパワースラムを決めると、レインズもスーパーマンパンチ2発で応戦。スピアーでストローマンをテーブルに叩きつけ、両者ダウンとなった。

 そこへストローマンと共闘するドルフ・ジグラーとドリュー・マッキンタイアが登場。シールドのセス・ロリンズ、ディーン・アンブローズが駆けつけた。金網の天井での乱闘に発展すると、金網を降りようとするジグラーと追いかけるロリンズが解説席に落下した。

 ここでブロック・レスナーが現れた。鍵のかかった金網を一撃で蹴破ると、倒れ込んでいるレインズとストローマンをテーブル片でめった打ち。最後はF5で2人を沈め、ノーコンテストの裁定が下された。次回PPV大会『スーパー・ショーダウン』ではシールドvsストローマン&ジグラー&マッキンタイアの対戦が決定。PPV大会『スーパー・ショーダウン』は日本時間10月6日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)で生配信される。

プロ格 情報局