9/18【NOAH】“山陰の星"ZERO1日高がノアのメイン締め 無傷3連勝でYO-HEYとマッチレースに
『GLOBAL Jr. LEAGUE 2018』鳥取・米子コンベンションセンター ビッグシップ(2018年9月18日)
Bブロック公式戦 ○日高郁人vsHi69×
米子大会のメインイベントに据えられたジュニアリーグ戦Bブロック公式戦で、隣県島根出身のZERO1日高がHi69を破って無傷の3連勝。これでBブロックは日高とYO-HEYの“マッチレース状態"となった。
ZERO1ジュニアを背負って出場中の日高が、ノアのメインでHi69と激突。序盤からHi69の首攻めに苦しんだものの、得意のヒザ攻めで巻き返す。中盤には必殺のショーンキャプチャーも決めてみせたものの、ギブアップは奪えない。
ならばとHi69もカウンターのラリアットで一気に巻き返し、クロスアーム式ライガーボムから必殺のストゥーカ・スプラッシュ投下に成功。だが、同時にヒザを痛打してカバーが遅れた。
これに救われた日高は、カウント2でのキックアウトに成功。逆に中山レフェリーを使ったその場飛びミスティフリップで巻き返し、打撃戦も野良犬ハイキックで制してみせる。Hi69も後頭部へのラリアットを叩き込んで再び首を攻め、奥の手・みちのくドライバーβを狙ったものの、これを反動を利用したフライングメイヤーで切り返した日高は再び野良犬ハイキックをズバリ。続けざまに必殺・石見銀山につなげて3カウントをもぎ取った。
無傷の3連勝。マイクを握った日高は「このグローバル・ジュニアリーグ。無失点はこの俺、日高郁人フロムプロレスリングZERO1だけです。お隣の島根県益田市から来ました。この山陰の星として、メジャー団体ノアのジュニアリーグを必ず制して、ここ山陰に優勝カップを持ち帰ります! 最後までご声援よろしくお願いします。今日は最後までのご観戦、誠にありがとうございました!!」と誓いを立てながら、ノアの大会を拍手喝采のなかで締めくくってみせた。
一方で2敗を喫したHi69は脱落が決定。これでBブロック突破の可能性を残すのはYO-HEY(3勝1分)と日高(3勝)の二人だけとなった。FUNAKI門下の“兄弟弟子対決"となる両雄の直接対決は9・30上尾大会で行われる。
【試合後の日高】
――両リーグ通じて唯一の無傷で3連勝となったが?
▼日高「そうですね。他団体から来てて、こうして試合後苦しくてマウスピースを吐き出しても、誰も拾ってはくれない。その俺が無傷の3連勝だ」
――全勝優勝の可能性を持っているのも日高選手のみだが?
▼日高「うん。今日だって、昨日だって、開幕戦だって、ラクな試合ひとつも無いですよ。Hi69なんて俺から2回もショーンキャプチャーでタップアウト取られてんだ。それは研究してきたんだろ。でも、ショーンキャプチャーが封じられても、俺には石見銀山がある。この方程式、残す田中稔、YO-HEY…崩せるもんなら崩してみろ。俺はこのまま決勝に行くぞ? お前たちがコタローコタロー言ってる間に、俺は行くからな? 次、横浜で田中稔を下せば、また一歩優勝に近づくから。コンディションをキープして行かせてもらいます」