9/18【WWE】ユニバーサル王座トリプルスレット戦「レインズvsストローマンvsレスナー」が決定、アンダーテイカーは“最後のトリプルH戦"のセコンドにケイン投入を宣言
ロウが米国現地時間9月17日、テキサス州ダラスで開催され、ユニバーサル王者ローマン・レインズがバロン・コービンを下し、王座防衛に成功。11・3サウジアラビアで開催されるPPV大会『クラウン・ジュエル』ではブラウン・ストローマン、ブロック・レスナーとのトリプルスレット形式による王座戦が決まった。
◇
PPV大会『ヘル・イン・ア・セル』でストローマンとのユニバーサル王座戦をレスナーにぶち壊された王者レインズが一夜明けたこの日、リングに登場。「王座戦は計画通りではなかったが、俺はまだユニバーサル王者のままだ。レスナー! リマッチがしたいなら今出て来い」と宣戦布告した。
そこへストローマン、バロン・コービンGM、レスナーの代理人ポール・ヘイマンが次々に現れた。ストローマンが「お前はレスナーが試合を壊したことに感謝しろ。俺はお前からベルトを奪ってやる」と通告すると、コービンGMは「いい解決策を考えた。11・2サウジアラビア公演で3人のトリプルスレット王座戦はどうだ?」と提案。これにヘイマンは「レスナーがUFCでスターになればなるほど、WWEで大金が稼げる。レスナーはお前達2人にベルトを奪われたから昨日は乱入したんだ。サウジアラビア公演では王座戦を要求するぞ」とレスナーのリマッチ権行使を告げた。
その後、サウジアラビア公演PPV大会『クラウン・ジュエル』でトリプルスレット形式によるユニバーサル王座戦が行われることが公式発表された。サウジアラビアのリヤドにあるキング・ファハド・インターナショナル・スタジアムで開催されるPPV大会『クラウン・ジュエル』は日本時間11月3日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)で生配信される。同大会では史上初となるWWEワールドカップ・トーナメントも開催される。
レインズはこの日のメインイベントでコービンとのユニバーサル王座防衛戦に臨んだ。コービンがパイプ椅子を使用し、レフェリーが反則裁定を下したが、コービンはGM権限で反則判定なしのノーDQ戦として強引に試合を続行させた。そこへ共闘するストローマンが乱入してレインズを襲撃すると、ドルフ・ジグラーとドリュー・マッキンタイアも加勢。劣勢となったレインズだったが、シールドのセス・ロリンズ、ディーン・アンブローズが救援に駆けつけて大乱闘に発展。ロリンズ&アンブローズがダブルトペ・スイシーダをさく裂させてストローマンらを撃退すると、最後はレインズがスピアーでコービンを沈め、劣勢を跳ねのけての王座防衛に成功した。PPV大会『スーパー・ショーダウン』では「シールドvsストローマン&ジグラー&マッキンタイア」が行なわれる。
10月6日のPPV大会『スーパー・ショーダウン』でトリプルHとの“最後の対決"を控えるジ・アンダーテイカーがロウのリングに再び姿を現した。「トリプルHも昔は戦士だったが、最近は会社の人間となってしまった。最後の対決の結果は最初の時と同じだ。あいつを土に埋めてゲームオーバーだ」と豪語し、「ショーン・マイケルズがトリプルHに付くのなら、俺のセコンドには兄弟のケインが付く」と宣言。最後に「マイケルズを引退に追い込んだように、今回はトリプルHを引退に追い込んでやる。引退だけでなく、奴の魂を奪って安らかに眠らせてやる」とトリプルHに引導を渡す構えをみせた。
PPV大会『ヘル・イン・ア・セル』でロウ女子王座王座防衛を果たしたロンダ・ラウジーが登場。「私はブレット・ハート、ストーンコールド、リック・フレアーのようなベストなチャンピオンになりたい。だから今日はオープンチャンレンジで誰の挑戦でも受けるわ」とその場で防衛戦を行う構えをみせた。するとロンダの盟友ナタリヤのテーマ曲が流れたが、現れたのはぐったりしたナタリヤを引きずったライオット・スクワットの3人だった。どうやらバックステージで暴行を加えたようで、ルビー・ライオットは「ナタリヤがこうなったのはあなたのせいよ。オープンチャレンジには私が応えてあげる」と宣言し、ロンダに襲いかかった。ロンダはルビーとリブ・ローガンに一撃食らわすと、セーラ・ローガンを投げ飛ばして迎撃。3対1の状況で一時は劣勢となったが、ベラ・ツインズが救援に駆けつけ、セーラとリブを蹴散らすと最後はロンダがルビーを変型サモアンドロップで沈めてナタリヤの仇を取った。PPV大会『スーパー・ショーダウン』ではロンダ&ベラ・ツインズvsライオット・スクワットが行なわれる。
PPV大会『スーパー・ショーダウン』は日本時間10月6日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)で生配信される。
