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10/6【全日本】3度目の三冠前哨戦 宮原快勝、頂点返り咲きへ「何でもやるぞ」

『2018旗揚げ記念シリーズ』開幕戦 静岡・アクトシティ浜松(2018年10月6日)
○宮原健斗&ヨシタツ&野村直矢&青柳優馬vsゼウス&大森隆男&ブラックめんそーれ&ボディガー×

 3度目の三冠前哨戦は挑戦者・宮原に凱歌。メイド服のコスプレを披露して女性ファンを喜ばせたばかりの最高男は至宝奪還へ向けて「ひと皮もふた皮も何かむけたいんだ。何でもやるぞ」と宣言してみせた。

 この日、10月シリーズが開幕。メインでは3度目となる王者・ゼウスと挑戦者・宮原の前哨戦が組まれた。両者とも10・21横浜文体へ向けて絶好調。ゼウスが逆水平、宮原がエルボーを何発も打ち合い、のっけから激しく渡り合った。中でも宮原は場外戦で得意の頭突きを何発も打ち込み、王者を後退させてみせた。

 終盤には混戦模様の中、ゼウスのバイセップスエクスプロージョンを食らい、ボディガーにハイキック、ラリアットで追い込まれる場面もあったが、ブラックアウトを連射して形勢逆転。最後は必殺のシャットダウン・スープレックス・ホールドを爆発させてボディガーから3カウントを奪い取った。

 王者・ゼウスの眼前で前哨戦に快勝。試合後、王道トーナメントの優勝カップを手にした宮原はゼウスが掲げる三冠ベルトを指差した。「王道トーナメント優勝者として開幕したこの旗揚げ記念シリーズ第1戦目、勝利だ。あのチャンピオンベルトがもう俺の腰に来る」と言い切った最高男にとって、この日の勝利は三冠返り咲きへ向けたカウントダウンのスタートといえるもの。「もう戦いは始まってるぞゼウス。前哨戦から俺は全力投球だ」とゼウスに宣戦布告した。

 2日前の公開会見ではメイド服のコスプレを披露し、女性ファンを魅了したばかり。コスプレ対決で王者を圧倒した形となったが、「今、俺はね、ひと皮もふた皮も何かむけたいんだ。何でもやるぞ。俺は何でもやるぞ。何でもやるレスラーだ」と宣言した。自身を、そして全日本をさらなる高みへ持っていくためにも、黄金に輝く三冠ベルトはどうしても取り戻したい勲章。そのためならメイド服のコスプレをすることもいとわない。そして、その言葉通り、この日は和田京平レフェリーとの絡みもいつも以上に磨きがかかるばかりで、結果、試合内容はもちろん、すべてにおいてゼウスを自分の世界に飲み込まんとしているかのようだった。「何でもやるレスラーでもあの三冠ベルトが必要なんだ。あれは俺の夢が詰まってるからね。21日、必ず俺が獲る!」と断言した宮原にとって10・21横浜文体は王道トーナメント同様、返り咲き以外ありえない。

【宮原の話】「よっしゃ。王道トーナメント優勝者として開幕したこの旗揚げ記念シリーズ第1戦目、勝利だ。あのチャンピオンベルトがもう俺の腰に来る。あと何日だ? もう戦いは始まってるぞゼウス。前哨戦から俺は全力投球だ。(先日の公開会見でコスプレを披露したが、リング上にもいい効果が出ている?)そうだね。今、俺はね、ひと皮もふた皮も何かむけたいんだ。何でもやるぞ。俺は何でもやるぞ。何でもやるレスラーだ。ただ、何でもやるレスラーでもあの三冠ベルトが必要なんだ。あれは俺の夢が詰まってるからね。21日、必ず俺が獲る!」

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