11/12【NOAH】地元でHAYATA屈辱…鼓太郎が直接ピンで反撃星 「感情引き出してやる」
『GLOBAL LEAGUE 2018』広島産業会館 西展示館(2018年11月12日)
○鈴木鼓太郎&モハメド ヨネ&クワイエット・ストーム&小川良成vs潮崎豪&拳王&原田大輔&HAYATA×
11・17大阪大会のGHCジュニア王座戦に向けた前哨戦で、王者・鼓太郎が挑戦者・HAYATAから直接ピンフォール勝ち。相手の地元で屈辱を味わわせ、HAYATAの“感情"を「引き出す」ことを予告した。
HAYATAの地元・広島で迎えた3度目の前哨戦。これまで前哨戦連勝中だったHAYATAがのっけから鼓太郎を押し込み、中盤に入ってもことごとく鼓太郎を上回って勢いをみせた。
だが、鼓太郎もムーンサルトプレスは剣山で撃墜。さらにはカウンターのエクスカリバーで突き刺すと、小川との合体式タイガードライバーも敢行だ。間髪入れず鼓太郎は単身タイガードライバーで叩きつけ、HAYATAから完璧な3カウントを奪ってみせた。
HAYATAに地元・広島で直接黒星をつける反撃星。ベルトを手にした鼓太郎は、うずくまるHAYATAを眼下におさめると、コーナー上に腰掛けてGHCジュニアベルトを掲げて勝ち誇る“屈辱"を与えた。
本番の舞台である大阪もHAYATAゆかりの地。それでも鼓太郎は「関係ないでしょ、地の利なんて。地の利があればあるほど、イジメがいがあるから。ワクワクしてしょうがないね」と不敵に笑うと、「挑戦者なのにあんな涼しい顔して…。奥に秘めてる感情、俺が引き出してやっからな。向こうが動かないなら、俺から仕掛けていくよ。そういうチャンピオンだって、俺はいいと思うしね」と“無音の貴公子"の感情を引き出したうえでの防衛を宣言してみせた。
【試合後の鼓太郎】
――相手の地元で直接ピンフォール勝ちとなったが?
▼鼓太郎「関係ないでしょ。地元だからって、いきなり強くなんのかって。まぁね、でも先にヘデック…あれが切り札なんでしょ? その切り札をいきなり出してきたのは間違いだったんじゃないの?」
――自身は見せていないものは多くある?
▼鼓太郎「引き出しの数で言ったら俺とは勝負になんないよ」
――今日の勝利で手応えを得た?
▼鼓太郎「手応えのある技ばっかりだから、俺は。引き出しの数も面積も違うね」
――本番の大阪もHAYATAにとってゆかりの地で、地の利がありそうだが?
▼鼓太郎「関係ないでしょ、地の利なんて。地の利があればあるほど、イジメがいがあるから。ワクワクしてしょうがないね。挑戦者なのにあんな涼しい顔して…。奥に秘めてる感情、俺が引き出してやっからな。向こうが動かないなら、俺から仕掛けていくよ。そういうチャンピオンだって、俺はいいと思うしね」
