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11/20【WWE】IC王座戦へアンブローズがロリンズをダーティディーズ葬、ストローマンがコービンとのTLC戦決定、勝てばユニバーサル王者レスナーに挑戦

 ロウが米国現地時間20日、カリフォルニア州ロサンゼルスのステイプルズ・センターで開催され、PPV大会『TLC』でのインターコンチネンタル王座戦へ向けてディーン・アンブローズが王者セス・ロリンズをダーティディーズ葬。ブラウン・ストローマンはユニバーサル王者ブロック・レスナーへの挑戦権がかかったバロン・コービンとのTLC戦が決まった。

 PPV大会『サバイバー・シリーズ』から一夜明けたこの日のロウ。オープニングにバロン・コービンGM代理が登場し、「疑う余地はないAショーにようこそ」とチームロウのPPV大会全勝を誇った。そこにステファニー・マクマホンコミッショナーも現れて「気分がいいわ。スマックダウンは1勝もできなかった」と上機嫌。するとブラウン・ストローマンが登場し、「サバイバー・シリーズで約束は守ったぞ」とステファニーに詰め寄り、コービン戦とユニバーサル王座戦を改めて要求。PPV大会『TLC』でコービンとのTLC戦が決まった。ストローマンがこの一戦に勝てば、PPV大会『ロイヤルランブル』でレスナーとのユニバーサル王座戦、コービンが勝てば正式にGMに昇格、負ければGM代理から降格という条件が付けられた。さらにステファニーはストローマン&アライアス&フィン・ベイラー対コービン&ボビー・ラシュリー&ドリュー・マッキンタイアの6人タッグ戦を指示。エリミネーション形式となった試合でストローマンは1対3の不利な状況に追い込まれた。コービンをランニングパワースラムで沈めたものの、マッキンタイアがパイプ椅子攻撃で介入して反則判定。試合後も3人に徹底的に痛みつけられ、最後はコービンのスチール階段攻撃でストローマンはヒジを骨折する負傷を負った。

 シャーロット・フレアーの反則攻撃でダメージが癒えないロウ女子王者ロンダ・ラウジーがロウのリングに登場した。リングコスチュームのロンダは「TLCではナイアと防衛戦。危険な存在なのはわかってるけど、タップアウトさせるわ。そして、シャーロットともどうにか再戦を実現したい」と報復を見据えた。さらにジャケットを脱いだロンダは「本当のチャンピオンは対戦相手を選ばない。私は最悪な状態だけど戦うわ」とオープンチャレンジを主張。コービンGMが一度は待ったをかけたが、ミッキー・ジェームスを対戦相手として登場させた。気合十分のロンダはミッキーを捕まえると投げ技、パイパーズピット(スタンディング・リバース肩車)の3連発で圧倒。最後は必殺のアームバーで完勝した。王座防衛で実力を見せつけたロンダは試合後ステージに現れたナイア・ジャックス、タミーナと対峙し、無言のままにらみ合った。

 インターコンチネンタル王者ロリンズがロウのリングに登場。PPV大会『TLC』でディーン・アンブローズとの王座戦が決まっているロリンズは「昨日はシールドがデビューして6周年なんだ。アンブローズはTLCで俺と1対1で戦うことになるが、隠れてないでリングに出て来いよ」と呼びかけた。するとアブローズはまたしても映像で登場し、「セス、焦るなよ。俺は今ここにいるから探しにこいよ」と挑発。ロリンズは走って探しにいったが、バックステージにいたのは警備員のみ。アンブローズの心理戦に苛立つロリンズが諦めて会場を後にすると、アンブローズがエンディングになってリングに登場。これを知ったロリンズが急きょ戻ってくると、クローズラインからのトペ・スイシーダを敢行。逃げるアンブローズを引きずり戻して一方的に攻撃したが、カーブ・ストンプを避けたアンブローズが急所攻撃を繰り出して形勢逆転。アンブローズはダーティ・ディーズ2発でロリンズを沈めた。PPV大会『TLC』は日本時間12月17日にWWEネットワーク(日本語実況版り)で生配信される。

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