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11/23【WRESTLE-1】イケメンが2ヵ月ぶりに復帰 新技で佐藤に快勝

『WRESTLE-1 TOUR 2018 AUTUMN BOUT』東京・後楽園ホール(2018年11月23日)
○黒潮“イケメン”二郎vs佐藤嗣崇×

 イケメンが左ヒザの負傷から2ヵ月ぶりに復帰。新技イケメンスラッシュで佐藤に快勝した。試合後、イケメンは「W-1を引っ張るのは黒潮“イケメン"二郎、俺しかいません」と力強く宣言した。

 9・2横浜文体で左ヒザを負傷して欠場していたイケメンが2ヵ月ぶりに復帰。第3試合で佐藤と対戦した。復帰にあたり、イケメンはヒザ立ちになった相手の眉間をソバットで射貫く新必殺技・イケメンスラッシュ投入を予告していた。

 イケメンは笑顔で登場。入場曲『HELLO』を1曲丸々使って場内にアピールすると、復帰を祝福する無数の紙テープが宙を舞い、「イケメン」コールに包まれた。イケメンはコーナー上で逆立ちし、その声援に応える。

 そんなイケメンの姿を冷静に見つめていた佐藤は、ショルダータックルで先手。余裕のイケメンは延髄斬りからイケメンスラッシュを早くも予告するが、これは未遂に。すぐさま佐藤はイケメンをショルダースルーでぶん投げた。場外戦ではケブラーダを狙うイケメンをリング下に引きずり落とし、鉄柱に叩きつける。リングに戻ると、欠場のキッカケになった左ヒザにニークラッシャーをズバリ。左足を捕らえての逆片エビ固めでギブアップを迫った。さすがのイケメンもうめき声を上げる。

 イケメンはアラビアンプレスで反撃ののろし。場内を煽りながらジャケット式ナックルパートを乱射すると、スワントーンボムも決まった。そして、再びイケメンスラッシュに行くもまたも不発。佐藤はバックドロップでペースを奪還すると、ブレーンバスター、拷問式逆エビ固めで攻めに攻める。

 何とかしのいだイケメンはカウンターのトラースキックから飛びヒザ蹴りを連打。またまたイケメンスラッシュは空転するが、イケメン落とし(デュードバスター)で佐藤の動きを止めると、今度こそ新技がさく裂。復帰戦を勝利で飾った。

 「すいません。しょっぱかったですね、試合。やばいやばいやばい。難しい、プロレス」と試合後にこぼしたイケメンだったが、「でも、W-1を変えるなんてことはもう言わないですね。だってもう変わっているから。W-1を引っ張るのは黒潮“イケメン"二郎、俺しかいません」と宣言した。

 新技・イケメンフラッシュは師匠のTAJIRIが得意とするバズソーキックをモチーフにしているだけに、「俺もTAJIRIさんからプロレスを教わったんで。死ぬまでそれは引っ張りたい。だから、あの技をもっと世界に通用する技に俺は磨いていきたい」と決意を見せた。

【試合後のイケメン】
▼イケメン「すいません。しょっぱかったですね、試合。やばいやばいやばい。難しい、プロレス。なんだこれ? でも、どうだろう? わからない。とにかく今、みんなに言いたいです。ただいま! あと1ヵ月はかかるかもしれないけど、最短の時間でベストコンディションをお客さんの前で披露して。やっぱりまだ全然ダメだ、正直。申し訳ないです。しょっぱい試合して申し訳ない。でも、W-1を変えるなんてことはもう言わないですね。だってもう変わっているから。W-1を引っ張るのは黒潮"イケメン"二郎、俺しかいません。フィニッシュ!」

――新技については?

▼イケメン「やってダメだなと思って。なかなか当たらねえし、最後もクリーンヒットとまではいかなかったんで。やってもうたな。まだまだ。でも、TAJIRIさんはバズソーキックを使っているし、俺もTAJIRIさんからプロレスを教わったんで。死ぬまでそれは引っ張りたい。だから、あの技をもっと世界に通用する技に俺は磨いていきたい」

――足の状態は?

▼イケメン「一応絶好調ですね。ただ、試合のブランクというものが思ったより出て。ちょっときつかったですね。あと、正直、試合前までは誰にも見せてなかったですけど、緊張しましたね。緊張したというのはもちろんいいわけにはならないけど、試合ってこんなにきつかったっけって感じですね。もうきつかった! 世界に通用するW-1のレスラーになるために、もっといろんなことを磨いていきたいと思います。。あと、カッコ悪いですけど、怖いですね。ムーンサルトプレスが俺は怖い。でも、どこかであの技で倒さなきゃいけない相手がいるんですよ、俺の中に。武藤敬司ですね。その人にムーンサルトプレスで勝つまでは、俺はムーンサルトプレスを密かに磨き続けます。今はイケメンスラッシュを。フィニッシュ」

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