12/12【NOAH】またも清宮圧倒 杉浦が2018年“完膚なきまでの圧勝V締め"を予告
『Winter Navig. 2018』ニューサンピア栃木(鹿沼市)(2018年12月12日)
○杉浦貴&鈴木鼓太郎&小川良成vs清宮海斗&原田大輔&タダスケ×
12・16横浜文体大会のGHCヘビー級王座戦に向けて、王者・杉浦がまたもや挑戦者のホープ・清宮を圧倒。“48歳の全盛期"を自認し、強すぎる王者として君臨してきた2018年の“圧勝締め"を予告した。
今年3月の横浜文体大会で拳王を破って王座戴冠。その後“方舟世代闘争"が開戦となったが、一貫して上位世代の核となってきたのが杉浦だった。拳王を手始めに、小峠篤司、潮崎豪、マサ北宮、中嶋勝彦といった新世代軍の面々をことごとく防衛戦で退け、“48歳の全盛期"を自認しながら強すぎる壁としてそびえ立ってきた。
グローバル・リーグ戦では清宮に丸め込みで敗れた1敗が響いて史上初の“GHCヘビー&GL同時制覇"は逃したものの、12・7後楽園大会での前哨戦第1ラウンドでは、ほぼ一方的に清宮を圧倒。実力差を知らしめるかのように鬼エルボー乱打、予選スラムからのフロントネックロックで絞め落とした。
続く12・9沼津大会の前哨戦でも内容的には清宮を押しまくり、この日の鹿沼大会でも序盤から鬼の猛攻。早々に場外マットを剥がした床へのスクリュー式ブレーンバスターで動きを止め、怒声を響かせながらホープにマットを這わせ続けた。
最後は清宮を左ラリアットで排除したうえで、自らタダスケを予選スラムで撃沈。試合後も切れ込んでくる清宮を返り討ちにした杉浦は、「試合終わってから突っかかってくるんじゃねえよ、この野郎! 試合中にその元気みせろよ! 16日横浜、お前このベルト欲しいんだろ? そんなんで獲れんのか!?」と憤怒のマイクを展開した。
清宮への“期待感"が再燃している現状ではあるが、今年は体を張って壁となり続けると同時に、熱闘をつむいでノアマットを引っ張ってきた自負もある。「もしかして勢いなんて無かったんじゃねえのか? 若さみたいなものも感じないし、もっとガムシャラにきたほうがいいんじゃないの?」と清宮を切り捨てた杉浦は、「今年1年、3月からベルト守ってきたんでね。最後の最後だけおいしいところ持っていかれても、こっちとしてもそんなもん許せない。俺がこのベルトを持ったまま締めくくるよ」と強調した。
それだけに「あいつが立てないような勝ち方。それこそKOか1、2、3、もしくは絞め落とすか…。完膚無きまでの圧倒的な強さで終わらせるよ」と予告。強すぎる王者として君臨してきた2018年にふさわしい圧勝Vで“杉浦イヤー"を成立させる構えをみせた。
【試合後の杉浦】
――前哨戦で清宮を圧倒し続けているが、歯ごたえは感じない?
▼杉浦「感じねえな」
――グローバル・リーグ戦を制した勢いも…
▼杉浦「ねえな。もしかして勢いなんて無かったんじゃねえのか? 若さみたいなものも感じないし、もっとガムシャラにきたほうがいいんじゃないの?」
――自身はどう横浜文体で1年を締めくくる?
▼杉浦「今年1年、3月からベルト守ってきたんでね。最後の最後だけおいしいところ持っていかれても、こっちとしてもそんなもん許せない。俺がこのベルトを持ったまま締めくくるよ」
――清宮は今年次々に倒してきた新世代軍6人のうちの最後の一人だが?
▼杉浦「コンプリートだよ」
――公式戦では清宮に丸め込みで敗れているが、それを払拭するような勝ち方を?
▼杉浦「負けてるからな。あいつが立てないような勝ち方。それこそKOか1、2、3、もしくは絞め落とすか…。完膚無きまでの圧倒的な強さで終わらせるよ」
――残り2戦、前哨戦があるが?
▼杉浦「まぁ、アイツが怪我しないように、壊れないように。タイトルマッチあるんだから」