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12/13【NOAH】清宮新兵器でようやく反撃星 王者・杉浦眼前でストーム絞殺

『Winter Navig. 2018』岩手・なはんプラザ(花巻市)(2018年12月13日)
○清宮海斗&拳王&マサ北宮vs杉浦貴&モハメド ヨネ&クワイエット・ストーム×

 12・16横浜文体大会のGHCヘビー級王座戦に向けた前哨戦で、挑戦者・清宮がようやく反撃星。王者・杉浦の眼前でストームを新兵器の変型フェイスロックで仕留め、「ノアの新しい顔に俺はなる!」と公約してみせた。

 グローバル・リーグ戦を制して強い“期待感"に背中を押された清宮だが、ひとたび前哨戦が幕開けとなると、王者・杉浦が圧倒。この日の花巻大会でもやはり杉浦が攻勢で、清宮はマットを這う展開が続いた。

 それでもこの日は最終盤に一気呵成。バネの利いたカウンター・ドロップキックでストームを迎撃するや、得意のジャーマンからタイガースープレックスの構え。踏ん張ったストームが突進してきても回避し、逆に後頭部へのドロップキックを叩き込む。今度こそのタイガースープレックスを踏ん張られれても、ならばと変型のチキンウイングフェイスロックへと変化し、場外でもがく杉浦の眼前でギブアップを奪ってみせた。

 ようやく杉浦相手に反撃星となった清宮。ベルトを見せつけてくる王者とにらみ合ったうえでマイクを握り、「12月16日の横浜文体までもうすぐです。杉浦さん…強い。強すぎるくらいのチャンピオンだと思ってます。でも、俺はあの世代を超えたいし、何より杉浦さんを超えたいです。必ず勝って、ここにいる皆さんと新しい景色を観にいきましょう! 絶対負けねえぞ。ノアの新しい顔に俺はなる!」と叫んで締めくくり、拍手喝采のなかで花巻大会の幕が下ろされた。あす(14日)の仙台大会では最後の前哨戦に臨む。

プロ格 情報局