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12/14【NOAH】左目負傷の熊野を非情襲撃 横浜Jrタッグ戦へ稔「こんなモンじゃ済まさない」

『Winter Navig. 2018』宮城・仙台PIT(2018年12月14日)
○熊野準&大原はじめ&林棟軒vsHi69&田中稔&宮脇純太×

 12・16横浜文体大会でのGHCジュニアタッグ王座挑戦を控える熊野が、直前で左目を負傷。それでも強行出場して最後の前哨戦を制してみせたが、バックステージでは王者組の稔&Hi69組から患部に非情の襲撃を受けた。

 大原との“背面砕者達"(バックブリーカーズ)で悲願のGHCジュニアタッグ王座奪取を目指していた熊野だが、王者の稔から「熱を感じない。俺が“火起こし"してやる」と挑発されて激憤。前夜の花巻大会では乱闘を仕掛けたものの返り討ちに遭い、左目を負傷するハンデまで負った。

 即座に診察を受け、眼窩(か)底など骨には異常が無かったものの、まぶたが腫れ上がって紫色に変色。それでも強行出場を選び、この日の仙台大会では最後の前哨戦に臨んだ。

 当然、公然とさらされた“ウィークポイント"にHi69と稔の王者組は殺到。稔が右ハイキックやナックルパート、Hi69はトランスレイブで容赦なく左目を打ち抜き、たまらず熊野ものたうち回った。それでも最後は相手方の宮脇を王者組に見せつけつけるようなアルゼンチンバックブリーカーで仕留め、横浜文体に向けた最後の前哨戦を自ら制してみせた。

 興奮冷めやらぬ表情で引き上げてきた熊野は「いいよ! 目ん玉ひとつくらい、くれてやるよ!! そのかわりな、あさって横浜文体、俺と大原、背面砕者達でベルトは奪い取るだけだバカヤロー!」とバックステージで叫んだが、その背後をHi69と稔が襲撃。再び左目を徹底的に痛めつけ、顔面をおさえてうずくまる熊野に「あさってこんなもんで済むと思うなよ」(稔)、「次は右目やってやるからな…」(Hi69)と吐き捨てた。

 ともあれ王者組による、手荒すぎる“火起こし"。このまま燃え尽きるか、着火して爆発するかは、悲願の“GHCタイトル初戴冠"がかかった熊野次第な状況となった。

【試合後の大原&熊野、Hi69&稔】
▼大原「やっていいことと悪いことがあるだろ! いくら“火起こし"がうまいって言ったってよ! これ(※左目を負傷させること)はやりすぎじゃねえのか!?」

▼熊野「いいよ! 目ん玉ひとつくらい、くれてやるよ!! そのかわりな、あさって横浜文体、俺と大原、背面砕者達でベルトは奪い取るだけだバカヤロー!」

※そこへHi69と稔が現れて大原と熊野を襲撃、Hi69と稔は改めて熊野の左目を痛めつけて大原と熊野は大の字に

▼稔「あさってこんなもんで済むと思うなよ。本番も含めてすべて圧倒する!って言っただろ? あと大原、直接取りに行くって言って、お前の相方、直接取りにこなかったぞ?」

▼Hi69「次は右目やってやるからな…」

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