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12/31【RIZIN】減量失敗・RENAが『RIZIN.14』を欠場

 31日、『Cygames presents RIZIN.14』の試合開始前に、オープニングマッチに出場を予定していたRENAの欠場が発表となった。

 “強カワ女王"RENAは昨年の大みそか、そして今年の7月に浅倉カンナに2連敗。「ちょっと格闘技から離れたい」と休養期間を置き、今回のオープニングマッチで復帰戦に臨む予定だった。しかし、減量に失敗して倒れ、前日計量には参加できず失格に。病院で検査した結果、「過度の貧血と脱水症状」と診断された。対戦相手のサマンサ・ジャン=フランソワは計量をパスし、改めて契約体重を設けて試合を行うことも検討されたが、最終的にRENAの欠場が決まり、試合は中止となった。

 記者会見を行った榊原信行実行委員長は「彼女は最後までやりたいという強い意志を持っていたが、主催者として試合をさせる体調にないという状況を確認した。当然出てほしいという気持ちが僕らも最後まであったんですけど、これは出せないなということで、今回は欠場と。第1試合は行いません。『RIZIN.14』は全13試合で実施することに決定いたしました」と説明。試合が流れてしまったサマンサには4月大会へのオファーをすると明言し、ファンや関係各位に謝罪した。

 現在、RENAはすでに退院しており、体調回復に努めているが、頭痛が収まらない状態。来場してサマンサに謝罪したいと話しているが、会場でのあいさつなどは予定されていないという。

 榊原実行委員長は「自分がプロとして失格だと本人も認めてますし、我々としても彼女の置かれているポジションからすると、やってはいけないことをやってしまった、やられてしまったという感じですね。当然、女性の肉体的なことを含めて、諸条件いろいろあると思うんですけど、それを言いだしたらプロとしてやっていけないですから。プロ失格のことだと主催者としても思いますし、本人もそういう自覚を強く持っていると感じました」と厳しい言葉を投げかけつつも、「本人は僕と話している中でもずっと泣いてますし、自分のおかしたことの大きさと悔しさ、申し訳なさ、いろんな感情が彼女の中には湧いているんだろうなと」とRENAの心境を代弁した。

プロ格 情報局