プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

2/2【NOAH】打倒フーリガンズで新人の稲村、岡田が決起会見 2・24後楽園でイリミネーション戦

 2・24後楽園大会で無法集団フーリガンズ相手の“5対5イリミネーション戦"に臨むことになった新人の稲村愛輝と岡田欣也が2日、都内で決起会見に臨んだ。

 前夜(1日)の後楽園大会で、乱入・救出乱入合戦を展開した杉浦貴とフーリガンズの遺恨が激化。2・24後楽園大会での5対5イリミネーションマッチが決まり、「フーリガンズが負ければ解散、フーリガンズが勝てば杉浦がフーリガンズ入り」の条件も懸けられることになった。

 フーリガンズはマイバッハ谷口、火野裕士、KAZMA SAKAMOTO、コーディ・ホール、長井満也のフルメンバーで出撃するが、杉浦が自軍に指名したのは齋藤彰俊、井上雅央、稲村、岡田の5人。杉浦、齋藤以外はやや不安が残る陣容だが、杉浦によって“チャンス"が与えれた形となった稲村と岡田が会見。二人としてもフーリガンズの反則や“公開処刑タイム"を止めに入っては蹴散らされてきただけに、合法的に恨みを晴らす好機でもある。

 “豊満な肉体"で当たりの強さがウリの稲村は、「自分はまっすぐ正面からぶつかって戦っていくことしかできないので、しっかり正面から戦って、杉浦さんがフーリガンズに行かないように精一杯頑張りたい」と“憧れの杉浦"のフーリガンズ入り阻止を宣言。特にKAZMAを標的とし「頭が回るというか、ああいう人がいるとフーリガンズ全体の戦力も上がるはず。KAZMAさんを引きずり下ろして、フーリガンズの勢いを削いでいきたい」と意気込んだ。

 常に全力ファイトながら、常にどこか裏がありそうな表情が特徴的な岡田は、「介入や反則を散々やられてきているので、このままフーリガンズをのさばらせるワケにはいかない。お客さんもそう思っていると思います。自分たちが選ばれたからには、フーリガンズの反則三昧、介入三昧をしっかり封じ込めて倒したい」と品行方正に話したうえで、「対戦相手はもちろん、杉浦さんたちも自分たちを戦力に入れていないと思うので、敵にも味方にも油断されている状況なので、相手の余裕や油断を覆せる勢いをみせて頑張りたい」とやはり裏がありそうな無表情で語った。

【会見の模様】
――対フーリガンズのイリミネーション戦に向けて?

▼稲村「先日、杉浦さんに“杉浦軍"の一員として戦うよう誘っていただきました。自分はまっすぐ正面からぶつかって戦っていくことしかできないので、しっかり正面から戦って、杉浦さんがフーリガンズに行かないように精一杯頑張りたいと思います」

▼岡田「自分も同じく杉浦さんに誘っていただく形で、“杉浦軍"の一員として次の後楽園でフーリガンズと全面対決ということになりました。杉浦さんが『フーリガンズ相手なら岡田、稲村で十分だ』とおっしゃっていたんですが、足を引っ張るんじゃなくて、自分たちだけでもフーリガンズを倒せるんじゃないかという勢い、やる気、元気すべてぶつけて、フーリガンズを倒したいと思います」

――セコンドで乱暴されたりと煮え湯をのんできたが、フーリガンズへの憎悪は?

▼稲村「以前から好き勝手暴れていて、先日タッグのベルトは落としましたが、悪い勢いというのはおさまってない感じがします。自分たちはデビューして数ヶ月ですが、一生懸命ノアでやっていくなかで、ああやって好き勝手やる方々がいると、正々堂々やっている自分たちとしては嫌な思いをしています。なので今回直接戦うということで、その怒りや嫌な思いというのをぶつけていきたいと思います」

▼岡田「フーリガンズとは直接対決する機会はそれほどありませんでしたが、介入や反則を散々やられてきているので、このままフーリガンズをのさばらせるワケにはいかない。お客さんもそう思っていると思います。自分たちが選ばれたからには、フーリガンズの反則三昧、介入三昧をしっかり封じ込めて倒したいと思います」

――イリミネーション戦だが、この選手だけは引きずり下ろしたい、という選手はいる?

▼稲村「自分のなかではKAZMAさん。昨日の杉浦さんに対してのマイクもそうですが、頭が回るというか、ああいう人がいるとフーリガンズ全体の戦力も上がるはず。どの方が相手でも厳しい戦いになるとは思うんですが、KAZMAさんを引きずり下ろして、フーリガンズの勢いを削いでいきたいと思います」

▼岡田「自分は大阪で長井さんに直接取られていますし、後楽園でもKAZMAさんに直接取られています。その2名は意識しています。個々の力としては杉浦さんと齋藤さん。その二人だけでもフーリガンズ相手なら大丈夫なんじゃないかな、という思いもありますが、そこにとどまらず、自分たち二人で一人でも多く相手方を除外できるように頑張ります」

――お二人とも先輩に勝ったことが無いが、どう下馬評を覆したい?

▼稲村「杉浦さんが『岡田、稲村で十分だ』とおっしゃるぐらい実力が無い二人かもしれませんが、ノアを思う気持ちや、先輩に教えていただいた正々堂々向かっていく気持ち。それがあれば反則三昧のフーリガンズには絶対負けないと思っています。フーリガンズの皆さんは体も大きくて強いとは思いますが、正々堂々と戦うというまっすぐな気持ちで向かっていって倒したいと思います」

▼岡田「対戦相手はもちろん、杉浦さんたちも自分たちを戦力に入れていないと思うので、敵にも味方にも油断されている状況なので、相手の余裕や油断を覆せる勢いをみせて頑張りたいと思います」

プロ格 情報局